森の主達2

    

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ジョリ・・・
「うあっ・・・」
だが予想に反して先に顔に触れたのは冷たく伸びた爪の先ではなく、唾液に熱く湿ったドラゴンの舌だった。
ビクビクしながら薄っすらと目を開けると、ドラゴンの2つの青い眼が俺の顔を覗き込んでいる。
「まだ我を信用しきれておらぬようだな」
「だ、だってあんなことされたら・・・誰だって殺されると思うに決まってるだろ・・・」
「フン・・・勘違いしているようだから言っておくが、我らは決して邪悪な生物などではないのだぞ?」
ドラゴンは少しばかり怒っているのか、組み敷いたままの俺の体にさらにズシッと体重を預けながら先を続けた。
「空腹の時を除けば、我らは誰も殺しはせぬ。月の出ぬ晩に貴様らの村へ鹿を届けるのも、それが契約だからだ」
「じゃ、じゃあ・・・本当は俺を殺す気なんてないのか?」
息苦しげにそう聞き返すと、まるで黙れとでも言うように再び頬を思い切り舐め上げられる。
ジョリリ・・・
「うあ・・・」
「鹿を殺すのは契約のためだと言ったはずだ・・・貴様は"我らに生かされている"ための契約を破ったのだぞ?」
「わ、わかった・・・あんたを信じるから・・・もう許してくれ・・・」
それを聞くと、ドラゴンはフンと嘲りとも溜息ともつかぬ鼻息をついて俺の上からどいてくれた。

「では、我は狩りにいってくるぞ」
肉体的にも精神的にも疲れ切った俺を寝床の上へと残し、ドラゴンがそう言いながら洞窟の外へと歩いていく。
「あ、ああ・・・俺にも栄養のつくものを頼むよ」
「クク・・・貴様にはたらふく食わせてやるから安心するがいい・・・夜のためにもな・・・」
夜のため・・・?夜に何かあるのだろうか?
だが反射的にそう聞こうとした時には、ドラゴンの姿はもう洞窟の外へと消えてしまっていた。
まあいい。それを聞けば、あまりよくない答えが返ってくるような気がする。
俺は諦めて寝床の上に寝転がると、空腹にゴロゴロと鳴る腹を抱えながら洞窟の天井を眺めていることにした。

外から漏れてくる光が洞窟のゴツゴツした岩壁に反射して、どこか幻想的な雰囲気を醸し出している。
俺は生まれてから今まで、1度として村の外に出たことがなかった。
この20年間、あの酷く狭い世界が俺にとっての全てだったのだ。
だが、今は違う。
ここであの恐ろしいドラゴンと一生暮らしていかなければならないというのに、俺は意外にも初めて目の当たりにしたこの新しい世界に微かな希望を抱いていた。
今頃俺が消えたことで、村では大騒ぎが始まっていることだろう。
両親は必死に俺のことを探しているだろうし、契約を知っている村長や他の村の創始者達はいつドラゴンの大群が村を滅ぼしに襲ってくるのかと肝を冷やしているはずだ。
そんな遠く離れた場所で起こっているだろう修羅場を想像すると、なんだか笑いが込み上げてきてしまう。
ドラゴンはかなり遠くまで行ってしまったのか明るい日差しの降り注ぐ洞窟の外からはチュンチュンと雀の鳴く声が聞こえていたが、俺は逃げる気も起きずに寝床の上でドラゴンの帰りを待ち続けた。

ドス・・・ドス・・・
「ん・・・」
夢うつつの中で突然聞こえた足音に、俺はゆっくりと目を開けた。
外へと視線を向けると、夕焼けを背景にドラゴンが2頭の鹿をその背に乗せて洞窟の中に入ってくるのが見える。
他にも、まるで入れ物のようになった尻尾のとぐろの中にいくつか果実のような物が見え隠れしていた。
「ほう・・・逃げなかったのか」
ドラゴンは俺の姿を認めると、心底意外だという様子で顔を上げた。
その大きな青い眼に、どこか嬉しさにも似た期待感が満ちている。
「あ、当たり前だろ」
「あれだけ脅せば流石にもう逃げ出しただろうと思ったのだがな・・・貴様には村の連中がそれ程大切なのか?」
そう言いながら、ドラゴンが背に乗せてきた鹿の死体を俺の前にドサリと降ろす。
村で見たのと一緒で、血は1滴も流れてはいなかった。

「さあ・・・よくわからないよ・・・」
「何・・・?」
ドラゴンの怪訝そうな顔が、俺の前でクイッと傾げられる。
「俺さ、今までずっと・・・物凄く小さな世界で生きてたんだなって思ったんだ」
「だろうな・・・この森も、あの村も・・・自由に生きていくには狭すぎる」
「ここに連れてこられて初めてわかったよ。俺は今、村の誰もが1度も見たことのない世界を見てるんだ、ってね」
とぐろを巻いていたドラゴンの尻尾が解け、ポトポトという音を立てて赤い果物が寝床の上へと零れ落ちる。
その1つを真っ黒な尻尾の先で器用に拾い上げると、ドラゴンはそれを俺の前へと差し出した。
「ありがとう」
初めて見るその果実をドラゴンから受け取り、光沢のある表面をじっと眺めてみる。
「それで・・・?」
「ああ・・・村の皆は確かに大切だよ。でも、俺はあんたと暮らしてみるのも悪くないかもって思い始めたんだ」
それを聞くと、不意に興味が失せたとばかりにドラゴンが鹿の方へクルリと向き直る。
そして肩越しに俺を睨みつけながら、低い声で呟いた。
「共に暮らすだと?自惚れるな。貴様は奴隷なのだ・・・その気になれば、いつでも食い殺してやれるのだぞ?」
「でも、しばらくその気はないんだろ?」
「減らず口を・・・貴様の立場・・・後でその身にたっぷりと思い知らせてくれるわ」
そう言って、ドラゴンが俺に背を向けたまま鹿を貪り始める。
ガツガツという音と共にドラゴンの腹が満たされていくのを眺めながら、俺は思い切って手にしていた謎の果実に齧り付いていた。

シャクッ・・・
「何だこれ?・・・不思議な味だな」
「それは林檎だ。この森には数多く実っているが、あの村で生まれ育った貴様には初めてだろう?」
「ああ・・・ちょっと渋みがあるけど・・・甘くて美味しいよ」
俺が芯を残して林檎を食べ終わったのを確認すると、ドラゴンは再び食いかけだった鹿に食いつきながら尻尾の先で新たな林檎を取ってよこした。
こんな果物だけではそれほど栄養がつくとも思えないが、とりあえず水分のお陰で腹を膨らませるのには十分だ。

「ところでさ、なんであんた達ドラゴンは人間から身を隠してるんだ?」
「貴様の村の連中と同じよ。我らも、人間達に元の住み処を追われてこの森に移り住んだのだ」
「人間に追われて・・・?」
あっという間に2頭の鹿を食い尽くすと、ドラゴンは血に塗れたその口を舌で拭いながら俺の方を振り返った。
あまりに生々しいその光景に、思わずゴクリと唾を呑んでしまう。
「憎しみと殺意を宿した大勢の人間相手には、我らとて歯が立たぬのだ」
「仲間が殺されたのか?」
「雄の仲間はほとんどが殺された。我らを逃がすために、人間達に立ち向かっていってな・・・」

いつになく、常に強気だったドラゴンの声が低められていた。
「貴様らがこの森に住むことを許したのも、同じ境遇を持つ者達として不憫に思ったからだ」
それは、恐らく人間相手には初めて話すであろうドラゴンの身の上話だった。
「それで村の創始者達と契約を結んだんだな」
「そう・・・我らの領域を侵さず、我らの存在も他人に明かさぬと誓えば、村は襲わず食料も渡すという契約だ」
そこまで言うと、ドラゴンはじとっと詰るような眼で俺を睨みつけた。
「そして、貴様が破った契約でもある」
「う・・・わ、悪かったよ・・・」
「・・・だが、正直もう限界なのだろう。こんな契約、いずれは破綻することなどわかりきっていたはずだ」

3つ目の林檎の差し出しを断ると、俺は巨大なドラゴンと正面から向き合った。
俺の反応を注意深く見守っているドラゴンの鋭い視線が、胸にグサリと突き刺さる。
人間を恨んでいるのか、それとも契約を破った俺に憤っているのか、さすがにドラゴンにそれを問い質す勇気など、俺が持ち合わせているはずもない。
だが俺は今になって、ドラゴンのあの言葉の意味をようやく理解していた。

"この森も、あの村も・・・自由に生きていくには狭すぎる"

この恐ろしげなドラゴン達もまた、無情な人間達に抑圧された世界で必死で生きているのだろう。
「フン・・・人間などに話すことではなかったわ。今の内に寝ておけ・・・後で夜通し付き合ってもらうからな」
「え?付き合ってもらうって・・・何にだ?」
「腹を掻かせる為だけに貴様を生かしてやっているとでも思ったのか?助けた以上は相応の働きをしてもらうぞ」
俺は答えになっていないドラゴンの言葉にもう1度聞き返そうと口を開きかけたものの、あの眼でギロリと睨みつけられてしまっては黙って口を噤むしかなかった。

一体、あれから何時間経ったのだろう・・・?
ほとんど1日中寝ていたにも関わらず再び眠りにつくのはそう難しいことではなかったものの、やはり長時間寝ることはできなかったのか俺は暗闇の中で目を覚ました。
昨日の夜と変わらぬ、限りなく深い漆黒の闇の世界。
外から微かに吹き込んでくる夜風のせいだろうか、辺りが妙に肌寒く感じる。
すぐ隣では、ドラゴンがまるで俺に寄り添うようにして蹲っていた。
だが眠ってはいなかったのか、俺が起きたのに気付いて声をかけてくる。
「十分眠れたか?」
「ん・・・あ、ああ・・・」
闇の中に透き通った宝石のように浮かぶドラゴンの瞳を見つめながら、曖昧な返事を返す。

「ならこちらへくるがいい・・・」
ゴソゴソという音とともにドラゴンは朝と同じく仰向けに寝転がると、尻尾の先で俺の体を引き寄せた。
その背に当たる冷たく硬い鱗の感触で、服を着ていなかったことに初めて気づく。
「あ、あれ?俺の服は・・・?」
「貴様が寝ている間に脱がせたのだ。この暗闇では見つけることはできぬだろう?ククク・・・さあ来るのだ」
グイッという力強い尻尾での引き寄せに抗することもままならず、俺は厚手の皮膜が覆ったドラゴンの腹の上へドサッと勢いよく倒れ込んだ。
その途端、生暖かくぬめる巨大な舌に顔をペロリと舐め上げられてしまう。
「はう・・・」
その一撃で逆らう気力が一気に殺ぎ取られ、俺は正に俎板と化したドラゴンの腹の上で成す術もなく震えていた。
「一体俺をどうする気なんだ・・・?」
大きく張り出した顎のせいで青い眼が見えず、腹の上からではどうしてもドラゴンの意図が読み取れない。
「鈍い奴だな・・・貴様には、ほとんどいなくなってしまった雄の仲間の代わりに我の相手を務めてもらう」
「相手って・・・お、俺にあんたとその・・・こ、交尾しろって言うのか?」
「嫌とは言わせぬぞ。貴様はもう我の手の内なのだからな・・・それとも、まだしつけが足りぬのか・・・?」

何時の間にか、俺の片方の足首にドラゴンの尻尾が巻きつけられていた。
逃げられぬようにというよりも、俺を心身ともに制圧するためなのだろう。
「どうなのだ!?」
「わ、わかったって・・・そんなに怒鳴るなよ・・・」
「わかったのならさっさと中に入れぬか。我が役立たずを住み処に置いておくほど寛容だとは思わぬことだな」
くそ・・・言いたい放題言いやがって・・・
俺はどうしても逆らえぬ悔しさに唇を噛みながらドラゴンの下腹の辺りを撫で回すと、ぷっくりと大きく膨れた膣の花びらを見つけ出した。
雄のドラゴンの巨根を咥え込むその長い長い秘裂に沿って、そっと指先を滑らせてみる。
ツツ・・・
「グ・・・ヌ・・・」
久々に感じる快感に、ドラゴンがピクンと身を強張らせながら低く呻いた。
どうやら見た目の巨大さの割に、刺激にはかなり敏感なようだ。
スリ・・・スリスリ・・・
「ウゥ・・・ヌアッ・・・」
指先でのちょっとした責めにもグネグネと身を捩るドラゴンの様子に、俺はいつしかニヤリと不気味な薄ら笑いを浮かべていた。

「随分辛そうだけど、大丈夫か?」
「だ、黙れ!あまり無駄口を叩くと・・・う・・・」
侮辱されたのが気に食わなかったのか、ドラゴンは眼だけでもそれと分かる怒りの表情で俺を睨みつけていた。
だが俺が両手の親指で膣をグイッと左右へ大きく広げると、途端にその顔に焦りの色が浮かぶ。
「な、何をするのだ・・・?」
「ドラゴンはどうか知らないけど、人間には人間の準備ってやつがあるんだよ」
そう言うと、俺はおもむろにパックリと開いた膣に顔を近づけた。
鼻先にムワッとする濃厚な蜜の匂いが纏わりついたが、不思議なことに不快な感じは全くない。
俺は大きく息を吸い込んで意を決すると、トロトロと愛液に潤った膣の内壁をそっと舌先で掬い上げた。
ペロッ
「ウアァッ!」
仰向けのまま腰を突き上げるようにして、ドラゴンが身悶える。
その勢いで俺は顔面に大きく開いたドラゴンの股間を叩きつけられたものの、なおも甘い蜜を求めて膣の中に舌を伸ばした。
ドラゴンの愛液など舐めたのは初めてだが、なかなかどうして味は悪くない。

クチュ・・・チュルッ・・・レロッ・・・
「ンク・・・ウ・・・アッ・・・」
細長く尖らせた舌の先が膣壁に触れるたびに、ドラゴンの体が右へ左へと捻られる。
ちらりと視線を上げて上目遣いにドラゴンの顔を見やると、ドラゴンはハァハァと荒い息をつきながら天を仰いでいた。
「何だ、熱心に俺を誘った割には大したことないんだな」
「お、おのれ言わせておけば・・・貴様のか細い指もその小さな舌も、我にはこそばゆ過ぎるのだ・・・」
なるほど・・・ドラゴン同士の交尾なら、こんなにピンポイントで刺激を与えられることなどないのだろう。
だが、前戯はもう終わりだ。
愛液を舐めたせいなのかそれとも強大なドラゴンの意外な喘ぎ声を聞いたせいなのかはわからないが、何時の間にか俺のペニスも興奮のあまりはちきれんばかりに大きく膨張してそそり立っていた。

俺は岩の地面の上に膝立ちになると、さっきと同じようにドラゴンの膣をそっと左右に開いた。
ヌチャァッという音がして、より一層粘り気を増した愛液が膣の中に溢れ返っている。
そしてドラゴンが不安げに見つめる前で、俺はドラゴンの膣にペニスをあてがうと一気に奥まで押し込んだ。
ズブブッ
膣径が大きいのか愛液が驚くべき潤滑力を発揮したのか、ほとんど何の抵抗もなくペニスがドラゴンの奥深くまで飲み込まれる。
だがそうかと思った次の瞬間、何層にも厚く積み重なった熱い肉襞がようやく獲物にありつけるとばかりにペニスを押し包んできた。
ヌリュ・・・ジュル・・・
「は・・・ぁ・・・こ、これは・・・」
ドラゴンの呼吸とともにヒクヒクと戦慄く肉襞からの甘美な刺激に、俺はまるで腰が砕けたかのようにストンとドラゴンの腹の上へと倒れ込んだ。
腰を引こうにも、ジュクジュクとペニスを溶かされているのではないかと思えるような快感が俺の体から力を容赦なく奪い取っていく。
「あ・・・ぅ・・・・・・」
圧倒的な快楽にどうすることもできないままゆっくりとドラゴンの顔を見上げると、その眼からはさっきまでの弱々しさが跡形もなく消えている。
「ククククク・・・」
そしてその代わりに、俺はドラゴンが薄ら笑いにも似た嗜虐的な笑みを浮かべているのに気づいてしまっていた。

「どうした?随分と辛そうだな・・・?」
「うぐ・・・」
自力では抜け出せそうにない快楽の罠にはまり、俺はドラゴンの意趣返しにザワザワと寒気を感じた。
両手をついてペニスを引き抜こうと力を入れるものの、肉襞にサワッとペニスを撫でられるだけで再びベシャッとドラゴンの腹の上に崩れ落ちてしまう。
ジュル・・・ジュルジュルル・・・
「う、うあ・・・ちょ・・・ああっ・・・」
俺の逃げようとする気力が底をついた瞬間、弾力のある花びらが根元をギュッと押さえつけながら愛液に濡れた膣壁がペニスをゆっくりと締めつけ始めた。
と同時に肉襞がサワサワと前後に揺れ始め、敏感な亀頭やカリ首を執拗に舐め回す。
背筋に電流が走ったかのようなその激しい快感に、俺はバタバタと手足をばたつかせて暴れ回った。
だが体の奥底から射精感が込み上げてくる寸前で、ピタリとドラゴンの責めが止む。

「ぐ・・・ぅぅ・・・」
容赦のない快楽地獄から解放され、俺は荒い息をついてグッタリとドラゴンに体を預けた。
「フン・・・情けない奴だ。さっきまでの威勢はどこへいったのだ?」
長い爪の生えた手で顎をクイッと持ち上げられ、満足げな優越感に浸った顔でドラゴンに見下ろされる。
「き、気持ちいい・・・」
「ククク・・・そうか・・・そういえば、さっきはよくも我を大したことないなどと愚弄してくれたな・・・?」
「あ、いや・・・あれはその・・・ひっ・・・」
尻の穴に何か固いものが触れた感触に、俺はビクッと身を強張らせた。
鋭く尖ったドラゴンの尻尾の先が、サワサワと俺の尻穴をくすぐりながらせせら笑っている。
そして菊門に慎重に狙いを定めると、まるで焦らすかのようにゆっくりと俺の中へ侵入を開始した。
ズブ・・・ズブブ・・・
「あうぁ・・・やめ・・・はぅ・・・」

グイグイと尻尾に尻を突き上げられる度に鱗の凹凸が作り出す絶妙な快感が流し込まれ、俺は歯を食い縛って悶え続ける以外になかった。
ズ・・・ブ・・・・・・ズ・・・ブ・・・
次第に尻を抉る尻尾の径が太くなり、侵入の速度が弱まり始める。
「もうやめて・・・それ以上入れたら・・・ああ・・・」
限界一杯まで尻穴を広げられて逃げ場のない快感を味わわされ、俺は目に涙を浮かべてドラゴンに懇願した。
「何だ、もう限界か?雄の仲間にならばこの倍は突き入れてやるのだがな」
「そ、そんな・・・うああ・・・」
だが俺の苦しげ様子に流石にもう無理だと思ったのか、ドラゴンはようやく尻尾の動きを止めてくれた。
「人間など所詮この程度か・・・その様子では、我を満足させることなど到底できそうもないな」
「もし・・・できなかったらどうなるんだ・・・?」
「それは考えぬ方がいいかも知れぬぞ・・・ククク・・・だが命が惜しいのなら、精々必死に我を突くことだ」
そうだ・・・俺は命がかかっているんだ。
生き延びるためには、例えどんなに辛いことでもこのドラゴンに従わなくてはならない。
そう心に決めると、俺はほとんど尽きかけていた力を振り絞ってドラゴンを見上げた。
「何だ、何か言いたいことでもあるのか?」
「お、俺はまだ死なないぞ。絶対あんたを満足させてやる」
「ほう・・・面白い・・・その虚勢がいつまでもつか見物だな」
ドラゴンはそう言うと、再び俺を責めるべく熱い肉襞を持ち上げた。

ヌチュ・・・クチュゥ・・・グリッ・・・
「くぅっ・・・あっ・・・」
自在に蠢くドラゴンの膣がペニスをしゃぶり、深々と突き入れられた尻尾が俺の尻穴をグリグリと抉る。
2箇所の性感帯を同時に責め立てられ、俺は柔らかいドラゴンの腹をドンドンと叩いて快感に身悶えた。
あっという間に熱いものが股間に向かって競り上がってきて、ペニスが射精の戦慄きに限界まで張り詰めている。
「どうだ、もう限界だろう?これでもまだ反撃せぬというのなら、遠慮なくとどめを刺してやるぞ」
「う・・・ぐ・・・」
俺は何とか射精を堪えようと必死で歯を食いしばっていたものの、ヒタヒタと肉襞がペニスに軽く触れる度に少しずつではあるが確実に追い詰められていった。
「フン・・・無理なようだな。やはり貴様など助けてやるべきではなかったわ・・・さっさと果てるがいい!」
グチュッズリュ、ズリュリュリュ!
ドラゴンはそう言うと、俺が制止する間もなくペニスを一気に摩り下ろした。
その圧倒的な快感の前には俺の儚い我慢など何の意味も成すはずがなく、限界を超えて精が一気に吐き出される。
ビュビュッビュビュ~~!
「うあああっ・・・!」
それまで全く動かせなかった体を思い切り仰け反らせると、俺は体中で跳ね回る甘すぎる刺激によがり狂った。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁぁ・・・・・・」
しばらくすると、まるで感電したかのような射精の快感が少しずつ薄れ始めた。
背中を反り上げていた緊張が抜けると同時に文字通り力尽き、ドラゴンの腹にボフッと顔を埋める。
そんな俺に追い打ちをかけるように、尻の奥深くまで突き入れられていた尻尾が勢いよく引き抜かれた。
グボッ!
「ぐあっ!」
強烈な排泄感とまるで腸の中の空気を吸い出されたかのような奇妙な感覚に、思わず悲鳴を上げてしまう。
だがドラゴンはその透き通った青い眼で悶えている俺を悠然と見下ろすと、恐ろしい問いかけを口にした。
「さて・・・この期に及んでまだ貴様を生かしておく理由が他にあるのか?」
「お、俺は奴隷なんだろ?あんたのためなら何でもするよ・・・だ、だから助けて・・・」
どこかにまだ残っているかもしれない俺の価値を見出そうとでもしているのか、ドラゴンが俺の目をじっと覗き込んでいる。
「そうだな・・・どうしてもというのなら、もう1つ仕事をくれてやってもいいだろう」
「ど、どんな仕事?」
もうだめかと半ば諦めかけたその時、ドラゴンが突然思い立ったように口を開いた。
奇跡的に降って湧いた助かるチャンスに、反射的にドラゴンに聞き返す。
「昼の間我の寝床を暖める仕事だ。そろそろ雪が降り始める季節だからな。夜は夜で、我の腹を暖めてもらうぞ」
「暖めるって・・・あんたの上で寝ればいいのか?」
「下だ馬鹿者。我が寝るときもこんな格好をしているとでも思っているのか?」
そう言われればそうだ。
でもそれってつまり・・・俺、夜の間中ずっとドラゴンの下敷きにされてるのか?
「どうする?」
「も、もちろんやるよ」
その返事を聞くと、ドラゴンは俺を抱いたままおもむろにゴロンとひっくり返って寝床の上に蹲った。
そして俺の体にジワジワと体重をかけながら、両腕で顎を支えて眠る体勢を整えている。
ズシッ・・・
「う、うぐ・・・おも・・・重い・・・」
俺は白い皮膜の張った広い腹を覆うようにして体を広げると、顔だけをその体の下から外に突き出した。
だがドラゴンの巨体が持つ凄まじい体重が全身に預けられ、相当に息が苦しい。
「こ、これでいいのか?凄く・・・苦しいんだけど・・・」
「嫌ならやめてもよいのだぞ。その時はすぐに楽にしてやる」
「わ、わかったよ・・・」
俺は諦めてそう呟くと、ズッシリとのしかかるドラゴンの体を受け止めながら眠れぬ夜を過ごすことになった。

ヒュウウ・・・という冷たい風の吹く音で、村は静かな朝を迎えていた。
若者が突如姿を消した事件から一夜明け、若者の両親の悲しみと創始者達の不安が村の空気を支配していた。
「私が・・・あの子にあんな嘘をついたからだわ・・・」
何の予兆もなく息子を失ってしまった母親は、なぜあの時息子に本当のことを打ち明けてやれなかったのかと後悔していた。
彼女は夫と共に村の創始者の一員で、新たな命を宿した大きなお腹を抱えながらドラゴン達と契約を結んだ現場に居合わせていたのだ。
「君のせいじゃないよ。誰にも彼らのことを話しちゃいけないって言われただろう?」
「でも私達の息子なのよ!あの子にだって・・・彼らとの契約のことを知らせる必要があったのに・・・」
「・・・なあ、それじゃあこう考えよう。あいつは、確かにこの村を出ていった。禁断の森に踏み入ったんだ」
突然何を言い出すのかと、母親が泣き腫らした目で夫の顔を見上げる。
「そして当然のことながら彼らに見つかった・・・でも、彼らはきっとこの村のことは見逃してくれたんだよ」
「あの子が彼らにそうするように頼んだっていうの?」
「多分ね。いや、ひょっとしたらあいつ自身だって、今も元気に森の中で暮らしているのかもしれないよ?」
息子が今も生きているかもしれない・・・?
それは例え話にしては、母親の心を救うのに十分な可能性を秘めていた。
「そうね・・・そう思うことにするわ」
「もっと希望を持って・・・それじゃあ、僕はそろそろ畑を耕してくるよ」
そう言って家を出ていく夫の後ろ姿を見つめながら、母親は手の甲で乱暴に涙を拭っていた。

「う、うぐ・・・」
「む・・・?」
俺の苦しげな呻き声に目を覚ましたのか、ドラゴンが突然のそりとその長い首を持ち上げた。
そして腹の下から飛び出した俺の顔を覗き込み、ニヤリと笑う。
「フン・・・我に押し潰される苦しみで一睡もできなかったという顔だな」
「こ、こんな状態でまともに寝られるわけないだろ・・・早く・・・どいてくれよ」
俺がそう言うと、ドラゴンは面倒くさそうに立ち上がって俺の体を解放してくれた。
「それはそうと、なかなか悪くない寝心地だったぞ」
「す、少しは休ませてくれるんだよな?」
まさかほとんど眠れていない俺にまた何かをさせるつもりなのかと思って、一応釘だけは刺してみる。
「心配するな・・・我が狩りに出かけている間に好きなだけ寝るがよかろう。ついでにその寝床も暖まるしな」
「そうか・・・よかった」
だがそう言ってようやく自由な眠りに就こうとした瞬間、ドラゴンの声が聞こえてくる。
「まだ寝るな!我の腹を掻く仕事が残っておろうが?寝ていいのは我が狩りに出ている間だけだと言ったはずだ」
「あ、ああ・・・そうだったな・・・」
気持ちよく寝ようとした途端に出鼻を挫かれ、俺は眠気眼の視線を仰向けに寝そべったドラゴンに向けた。
くそ・・・やっと眠れそうだったのに・・・こうなったら思いっきり爪立てて掻いてやる・・・
頭の中ではそう毒づきながらも、俺はこの奇妙な生活を素直に受け入れ始めている自分に気がついた。
膨れたドラゴンの腹の上にドスッと飛び乗り、その皮膚に力一杯爪を立てて掻いてやる。
ボリボリ・・・ボリ・・・ボリ・・・
当のドラゴンはこの上なく気持ちよさそうだったが、俺は俺で勝手にドラゴンに対する溜飲を下げていた。

住み処を追われた100人の人間達が暮らす、ドラゴンとの不思議な契約に守られた小さな村。
若者がその契約を破って森に姿を消してからしばらく時間は経ったものの、次の新月の晩にはいつも通り村に20頭の鹿が届けられた。
決して人間が侵してはならないという禁断の森が、来るべき冬に備えて枯れた葉を地面に振るい落としている。
そしてその森の奥深くでは、1人の人間と1匹のドラゴンが誰にも知られることなく今もひっそりと幸せな暮らしを続けているという・・・



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