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湖の邂逅2

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rogan064

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翌日目が覚めたのは、昼の少し前だった。
隣の大きな寝床で寝ていたはずのドラゴンはいつのまにか財宝の山の頂上に寝そべっていて、僕の起きた物音に気付いたのかこちらを振り向いている。
「覚悟は決まったか?」
「俺は・・・やっぱり断わる」
「そうか・・・では、お前は私のねぐらに入ってきた侵入者だということだな」
そしてそう言ったドラゴンの眼には妖しい光が宿っていた。
「え・・・いや、あの・・・そんなのアリか?」
だが戸惑う俺を睨みつけながら、ドラゴンが財宝の山を降りてこちらに向かってくる。
こ、今度こそ殺される!
その予感に慌てて逃げようとしたものの、そこは洞窟の奥。
周りにはどこにも隠れるところも逃げ込むところもない。
「ま、待て!やっぱり夫になる!」
「もう遅いわ!」
ドラゴンは全く聞く耳を持たなかった。
力無くペタンとその場に尻もちをついたまま、選択を誤ったことを激しく後悔してしまう。
だが、もはや後退さる気力もない。
やがてそうこうしているうちに、ドラゴンが俺の目前まで迫ってきた。

「う、うわああああ!」
食い殺されるのだろうか?それとも丸焼きにされるだろうか?いや、その両方?
おもむろにドラゴンが腕を振り上げる。その巨大で鋭い爪はピンと上を向き、鈍い光を放っていた。
ブン!
「ひっ・・・!」
その瞬間、俺の着ていた服やズボンがスパッという切れ口で切り裂かれていた。
その衝撃に吹っ飛び、ゴロゴロと地面の上を転がってしまう。
「ぐあっ!」
だが、不思議と痛みはほとんど感じなかった。
恐る恐る目を開けてみたものの、どこにも血らしいものはついていない。
服とズボンだけがきれいに切り裂かれ、俺の体には傷一つついていなかったのだ。
そして呆気に取られる俺の前に再びドラゴンが立ちはだかると、覆い被さるように俺の上にのしかかってくる。

「な、何をする気だ!?」
その問いに、ドラゴンがニヤリとして答えた。
「私の夫になるのを拒んだ以上、勝手に退屈を紛らわさせてもらう」
そう言うと、ドラゴンは俺の両肩を地面に強く押し付けてきた。
巨大なドラゴンの想像を絶する体重が肩にかけられ、全く動くことができなくなる。
シュルッ
「ひっ!」
やがて次の瞬間、切り裂かれずに残っていた俺のパンツの中にドラゴンの尻尾が侵入してきた。
ゆっくりと鱗が作る微細な凹凸を俺の敏感なところに擦りつけながら、パンツの中を尻尾が這い回る。
「あうぅ・・・」
果てしなく気持ちよかった。
尻尾がショリッという音とともにペニスの裏側を擦り上げるだけでイキそうになってしまう。
「なんだ、もう限界か?まだ本番はこれからだぞ・・・」
「・・・本・・・番?」
なおも絶え間なく与え続けられる快感に息を荒くしながら、俺は聞き返した。
それに答えるように、尻尾の先がパンツの上のほうからチロリと顔を出す。
そしてその先端をゴムに引っ掛けると、俺のパンツをそろりそろりと降ろし始めてくる。
その瞬間、おれは本番の意味を思い知らされていた。
「あ・・・ああっ!」
やがて事態を悟ってもがこうとする俺を余裕たっぷりで押さえつけながら、ドラゴンが冷たい笑みを浮かべる。

どんなにもがいても、引き降ろされるパンツを止めることはできなかった。
やがて、尻尾が与える快感に我慢できずに怒張していたペニスが、パンツの中から飛び出してしまう。
「あ・・・」
ついに最大の弱点を曝け出してしまった。
やがてペニスが完全にパンツの外に出ると、ドラゴンがパンツを思い切り尻尾で引っぱって引き千切ってしまう。
そして露わになったペニスを目にすると、ドラゴンが小さな含み笑いを漏らした。
「うう・・・」
全く抵抗できなかった。
更には俺を押さえつけたまま姿勢を低くすると、ドラゴンが鱗に覆われた腹をペニスに押し付けてくる。
そのゴツゴツはしていないが決して滑らかとは言えない腹にペニスが擦れる度、なんとも言えない快感が背筋を駆け登ってくる。
そしてドラゴンはそのままグイッと体を前に滑らすと、その腹で俺のペニスをすり潰していた。
「はあああっ!」
股間を猛烈な快感が襲い、そのほんの1秒足らずの責めに俺はあえなく撃沈していた。
無様に漏らしてしまった熱い精液が下腹部に溜まっていくのを感じる。
「あ・・・はぁ・・・」
ドラゴンは快楽の余韻に悶える俺を満足そうに見下ろすと、精液の溜まった下腹部を長く分厚い舌でペロリと舐め上げた。
何度も何度も白く溜まった精液を舐め取り、きれいにしていく。
その舌にペロペロと舐め上げられる度に、俺はくすぐったさと快感に体を痙攣させていた。
やがて飛び散った精液をすっかりきれいにしてしまうと、ドラゴンが俺の拘束を解き放つ。
だが、俺はまだ体に力が入らなかった。
「私がその気になれば、お前など一瞬でこの通りだ」
そうだ・・・腹でほんの少し刺激を与えられただけで、俺はその快感に屈服したのだ。
「う・・・俺をどうする気だ・・・?」
「そうだな・・・丸1日私の責めを受けて生きていられたら、町に帰してやろう」
「ほ、本当か?」
「もちろん本当だ。財宝も好きなだけ持って行くがよい。だが、もし耐えられなかったときは・・・」
俺はゴクリと唾を飲み込んだ。
「干からびてカラカラになるまで搾り尽くしてくれる」
「そ、そんな・・・」
だがそうこうしているうちに、俺は再びドラゴンに組み敷かれてしまった。
「覚悟はよいな?」
ドラゴンはそう言うと股間に大きく口を開いた膣の中に、俺のペニスをゆっくりと飲み込んだ。
「あ、ちょっ、ちょっと待っ・・・あああっ!」
ドラゴンの暖かい肉襞が俺のペニスを押し包み、やわやわと動いては尋常でない快感を流し込んでくる。
そのあまりの威力に、俺はまともに声を上げることもできずに悶え続けることになった。
「あ・・・は・・・かは・・・」
あっという間に限界を超えた快感に、俺はまたしても白目を剥いてよがり狂わされていた。
先程1度イッたにもかかわらず、最初の5分で立て続けに3度も精を搾り取られる。
「う・・・あ・・・」
この調子ではとても丸1日など持ちそうになかったが、容赦のないドラゴンの責めの前に、俺はどうすることもできなかった。

「あ・・・や・・・やめ・・・」
1時間後、ドラゴンの執拗な責めに何度となく搾り取られ、俺の精液は既に枯れ果てていた。
まだ意識はあったが、視界は超常的な快楽に白く霞み、今にも気を失いそうだ。
「フフフフフ・・・気絶しようと休ませはせんぞ・・・」
「そ・・・んな・・・」
ドラゴンはたとえ俺が気絶したとしても容赦なく搾り尽くす気だ。
つまり、今気を失うということは即ち死を意味していた。
何も出せずに射精の快感にひくついているペニスを、ドラゴンの肉襞が強くしごき上げる。
「はっ・・・あ・・・」
一際強烈な快楽の電流を浴びせられ、俺は押さえつけられた肩を支点に仰け反った。
だが、ドラゴンの膣ががっちりと俺のペニスを咥え込み、根元を強く締めつけたまま先端を変幻自在の肉襞で嬲ってくる。
仰け反ろうにも下手に動くだけでさらなる快楽を味わわされ、俺は声を上げることもできずに悶え狂った。



さらに1時間が経った。俺はもう廃人の一歩手前だろう。ひたすら与えられる絶望的な快楽に、俺は白目を剥きながらなんとか意識だけは保とうと歯を食いしばって耐えていた。
ドラゴンはそんな瀕死の俺を見下ろすと、膣の動きをピタリと止めた。
突然快楽地獄から解放された俺は、もはや焦点も定まらない目でドラゴンを見つめ返した。
「人間如きがよくここまで耐えられるものだな・・・」
ドラゴンが感心したように呟く。
「う・・・あ・・・助け、て・・・」
「だが、それもここまでだ」
ドラゴンは長い間押さえつけていた俺の肩から手を離し、地面に手をついた。
両肩を押しつけていた凶悪な重量が取り払われ、俺はかなり体が自由になった。
もっとも、体を動かす気力などとうに消え果てていたのだが。
ドラゴンは依然として俺のペニスを根元まで膣に飲み込んだまま、少し腰を浮かせた。
「う・・・ま、まさか・・・」
恐ろしい予感に慄く俺の言葉に、ドラゴンはこともなげに答えた。
「そのまさかだ」
ドラゴンの腰がゆっくりと、スローモーションのように前後に動き出した。
恐怖に引き攣る俺の顔を満足そうに見つめたまま、ドラゴンはなおもゆっくりと腰をグラインドさせた。
「ひ・・・い、いやだ・・・」
少しずつ、本当に少しずつ腰の動きが加速していく。それにつられて動く自分の体が、これから味わわされるであろう究極の快楽地獄を予感させる。
だが、俺の快感に対する恐怖心は腰の加速度を遥かに追い越し、壮絶な腰使いに悶絶させられている自分自身の姿を想像させた。
「やめ、やめてくれぇっ!」
たっぷりと焦らすように徐々に腰の動きを加速させるドラゴンに、俺は必死で命乞いするより他になかった。
だが、嗜虐的な笑みを浮かべたドラゴンには、退屈凌ぎの哀れな犠牲者を見逃すつもりなど毛頭なかった。
まだ快感は大して感じなかったが、俺は今度こそ本当に死を覚悟した。

ゆっくりと、だが確実に加速していくドラゴンの腰の動きが、ついに快感を生み出し始めた。
「ああ・・・た、頼む・・・やめて・・・ぐあっ!」
ドラゴンは何度も命乞いを繰り返す俺をチラリと一瞥すると、肉襞で俺のペニスを思い切り締めつけた。
「黙れ」
「ああ・・・あ・・・」
「本当に苦しくなるのはまだまだ先だぞ・・・フフフ・・・」
なおも腰を動かしながら、ドラゴンは俺の乳首に舌を這わせ始めた。
「うあ!」
突如与えられたこそばゆさに、俺は咄嗟にドラゴンの舌を払おうとした。
だが、舌を払ったと思った次の瞬間、ドラゴンの長い舌が腕に巻きついていた。
俺の片腕を捕らえたまま、舌が再び乳首をしゃぶり始めた。
「ひぁあっ!」
俺はもう一方の手で腕に巻きついた舌を引き剥がそうとしたが、そちらの腕にも舌がぎっちりと巻きつけられ、俺は抵抗を封じられた。
「フフフ・・・」
少し腰の動きが速くなった。俺は両腕を舌に絡められ、半分宙吊りにされたような体勢でなおも乳首を弄ばれた。
「うっ、くっ・・・くそ、このはぐぁ!」
胸の小さな突起に注ぎ込まれるくすぐったさに耐えながら舌を振り解こうと力を入れた瞬間、再びペニスが肉襞に押し潰され、根元から念入りにしごき上げられた。
「懲りぬやつめ・・・なんなら今すぐとどめをさしてやってもよいのだぞ?」
やはり、ドラゴンは遊んでいるのだ。その気になればいつでも俺を悶絶死させることなど容易いのに、わざと時間をかけて焦らし、明日の期限ギリギリにとどめをさすつもりなのだ。
だが、抵抗したり反論したりする度に、腰の動きは速くなり、肉襞がペニスを搾った。
このまま黙ってとどめをさされるまでもがき苦しめというのか?
だが、両手を舌に絡め取られている今、俺にまともに動かせるのは足だけだった。
これではどうにもならない。俺は反撃を諦めた。
力を抜いて、これから強まってくるだろう快感に耐える準備をする。
「フフフ・・・それでよい」
ドラゴンは俺が反撃を諦めたのを知ると、腰の動きをさらに早めた。
先程からじわりじわりと快感を感じ始めている。そろそろ、本格的な快楽地獄に突入しようとしていた。

空に夕焼けが広がり始めた。腰の動きは既にかなり速くなっており、俺は舌に絡め取られた手を思い切り握り締めて耐えていた。
「そろそろ本気で行くぞ・・・」
ドラゴンがそういうと、腰の動きがいきなり格段に速くなった。
膣に咥えこまれたペニスが肉襞の中で弾け回り、異常なほどの快感をすり込んできた。
「ひいいぃ!」
その明らかな殺意を持った快楽は、恐怖を煽るのには十分だった。
ガクガクと猛烈な早さで前後に振られる腰につられ、俺の体も激しく揺さ振られる。
だが、まだ我慢できる・・・はずだ。
「まだ耐えるか・・・ならばこれはどうだ?」
突然、膣が何度も何度も俺のペニスを押し潰した。
グシュッ、グシャ、ギチュッ、ヌチャ・・・
「あぐわあぁぁ!」
激しい前後の振動に加えて、左右からペニスをもみくちゃにされて、俺は一気に限界を迎えた。
ドラゴンの膣の中へ、数時間ぶりに精を放つ。
しかも、激しく振られる腰に刺激され続け、なかなか射精が止まらない。
「このまま搾り尽くしてくれるわ」
その言葉と同時に、1つ1つの肉襞がまるで意思を持っているようにペニスに食らいつき、性感帯という性感帯に地獄の快楽を叩き込んだ。
「うああ、や、やめ、あぐっ、ああっ!」
全身が揺さ振られるその振動に、そしてあまりの快感に、言葉が続かない。
急速に意識が遠のいていくのを感じる。そして、ピュッという最後の一滴が搾り出されると同時に、俺は意識を失った。恐らくはもう目覚めることはないというのに・・・

意外なことに、俺は目が覚めた。薄っすら目を開けると、ドラゴンが俺の顔を間近で覗き込んでいた。
「わっ」
俺はびっくりして思わず飛び起きた。
「よくぞ丸1日、私の責めに耐えたな」
ドラゴンはそう言うと、落胆の色を隠せないまま財宝の山を指差した。
「約束だ。いくらでも好きなものを持って帰るがよい」
「えっ・・・?」
「町までは運んでやろう」
俺は耐えられたのか?あの気が狂うような快楽の嵐を?
外が既に明るくなっていることを考えると、俺は15時間くらい気絶していたはずだ。
その間、ドラゴンは容赦なく俺の抜け殻を蹂躙していたはずなのだ。
俺は自分が生きているのが不思議でたまらなかった。だが、ようやくある1つの理由が思いついた。
「俺が気絶している間・・・休ませてくれたのか?」
ドラゴンはフイと顔を背けると、ボソリと言った。
「・・・気絶した者を嬲っても面白くなかろう」
ドラゴンはそう言ったが、なぜか俺はそれが本心ではないと思った。そして、俺はある決断をした。
「なあ、お前の夫になるっていうのは、もうダメか?」
あまりに意外な、いや、的外れと言った方がいいかもしれない俺の質問に、ドラゴンがクルッと振り向く。
「何を・・・言っておるのだ?」
「一月でいいなら・・・一緒に暮らしてみたい」
その言葉に、ドラゴンはますます不思議な顔をした。
「お前がよいなら私は構わぬぞ」
「なら決まりだな」

突然の翻意に、私は理解に苦しんだ。
今の今まで殺されかけていたというのに、私と暮らしてみたいだと?
全く人間の考えることはわからぬ。
だが・・・望まれて暮らすというのならば、悪い気はせぬな。
「ここで暮らすというのなら、食料を調達しなければなるまい?」
私の現実的な提案に、人間はさらっと言い放った。
「ああ・・・そんなことは後でどうにでもなるさ。それより・・・」
「・・・それより?」
「続きをやらないか?」
私は思わず耳を疑った。
「続き、だと?」
「ああ。あ、でも今度は殺す気でやるのはナシだからな?」
私は思わず噴き出しそうになった。この人間はあまりの快楽に気でも狂ったのか?
だが人間はというと、私を仰向けに寝かせ、その上に覆い被さってきた。
私はフゥと溜息をつくと、細かいことを考えるのを止めた。
「仕方ない・・・つきあってやる」

ドラゴンはそう言うと、膣を今まで以上に大きく広げて俺のペニスを飲み込んだ。
「今更後悔しても遅いぞ?」
ドラゴンの肉襞が、強烈な締めつけを開始した。だが、その肉襞の動きには獲物を食らい尽くすような獰猛さではなく、愛しいものを押し包むような優しさがあった。
「ああ・・・はあぁ・・・」

こうして、俺はドラゴンとともに暮らすことになった。
それからの一月、俺がドラゴンとどんな生活を営んだのかは、この手記を読んでいるあなたのご想像にお任せするとしよう・・・
ただしその一月は、俺の人生の中で最高の一月になったということだけ、ここに書き添えておこう。



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