銃撃の代償2

    

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「あ・・・はぁ・・・」
やがてぐったりと体を弛緩させて地面に横たわった俺の顔に、ドラゴンが顎を近づける。
そして耳元をペロペロと舐め回しながら、囁くように語りかけてきた。
「楽に死ねるとは思わぬことだ・・・私に傷を負わせた罪は重いぞ」
だがそう言ったドラゴンの傷口に目を向けて見ると、既にあれほど痛々しかった傷がほとんど完治しかけている。
傷の跡はほとんど目立たなくなり、どう見ても少し鱗が剥がれている程度にしか見えなかった。
「な、治りかけてるじゃないかぁ・・・」
思わずそう反論した俺の耳たぶを、ドラゴンが鋭い牙で少しだけ噛み締める。
「何か言ったか?」
そしてククッと顎が閉じられると、やわらかな耳に牙の先が食い込んだ。
「い、いや、なんでもない!うああっ!」
危うくプツリと音を立ててピアス穴が空きかけた瞬間、ドラゴンがゆっくりと耳から口を離す。
「うう・・・」
耳を食い千切られる恐怖から解放され、俺はポロポロと涙を流しながら呻いた。

クチャッ・・・グチュッ・・・
忘れかけていた快感を再び呼び起こすように、肉襞が蠕動を再開する。
「はぅ・・・ぅ・・・」
比較的穏やかな責めに思わず身をまかせてしまいそうになり、俺は慌てて首を振った。
気をしっかり持たなきゃ・・・このドラゴンは俺が絶望に壊れていくのを楽しんでいるんだ。
力じゃ絶対に敵わないけど・・・せめて気持ちだけは・・・
ゴシュッ
「ぐあっ!」
だが突然強烈な圧搾を味わわされると、俺は歯を食い縛っていたにもかかわらず嬌声を上げさせられてしまった。
「ここへきてやせ我慢か?フフフ・・・そんなことをして一体なんになるというのだ?」
「お、お前の思い通りになんかなりたくないだけだ!」
精一杯の虚勢を張ってそう叫ぶと、ドラゴンはニヤッと不気味な笑みを浮かべた。
「面白い・・・どこまでもつかな・・・?」
グシャッ・・・メチャッ・・・グチュル・・・
「う・・・ぐ・・・うぅ・・・」
明らかに俺を苦しめることだけを目的にした刺激が、断続的に与えられ続けた。
その度を越えた快感が襲ってくる度に、ビクンと体を跳ねさせてしまう。
必死で顔を歪めながら快感に耐える俺の様子を、ドラゴンが楽しげに見つめていた。
「そろそろ辛かろう?我慢などせずに悲鳴を上げたらどうだ?フフフ・・・」
「だ、誰が・・・」
だが反論しかけた俺の隙をついて、ドラゴンの膣が激しく暴れ狂う。
グチュグチュグチュグチュッメシャッグリッゴキュッグチッ
「うあああああああ~~~~~~~!!」
一瞬にして限界を迎え、3度目の精がペニスの先から迸った。
「フフフフフ・・・いい声で鳴くではないか・・・」
「あ・・・あああ・・・」

やがて身も世もなく悶え狂った俺の様子に満足したのか、ドラゴンは起き上がると俺のペニスを膣から引き抜いていた。
グボッという音とともに、精と愛液の混ざった白い雫が流れ落ちる。
「う、うあああ・・・」
ようやく拘束を解かれて、俺はドラゴンの下からなんとか這い出すとよたよたと拙い足取りで逃走を試みた。
だがヒュッという風斬り音とともに尻尾で足元を払われ、そのまま前のめりに地面の上へと倒れ込んでしまう。
「た、助けて・・・」
そしてまるで虫けらのように地面を這いつくばってその場から離れようとする俺に、ドラゴンが背後からゆっくりとしなだれかかってきた。
「フフフフ・・・どうした・・・そんなに慌ててどこへ行こうというのだ・・・?」
重い体重でベシャッと地面の上へと押しつけられ、首の周りに長い舌を巻きつけられてしまう。
そして、俺はレロレロと首から頬にかけて無造作に舐め回された。
「ひ、ひぃぃぃぃ・・・・・・」
「そろそろ食い殺してやろうか?・・・ん?」
そう言って俺の頭を地面に押しつけたまま、ドラゴンがカシッ、カシッと牙を打ち鳴らす。
その恐ろしい音が聞こえる度、あまりの恐怖に心臓の鼓動が跳ね上がる。
そして、ついに小さく開かれたドラゴンの顎が俺の首を捉えていた。
首の両側に、いくつもの鋭い突起が突き立てられる感覚がある。
後少し顎を閉じられたら・・・そんな想像に身震いする俺の様子を、ドラゴンが愉快そうに眺めていた。
牙の間から生暖かいドラゴンの吐息が吹きつけられ、牙を伝った唾液が滴り落ちてくる。

やがて音もなく、ドラゴンの顎が少しだけ閉じられた。
「ひぃ・・・」
まだ皮膚は切れなかったものの、首筋に牙が食い込む。
「う、うぅぅ・・・」
こいつは、恐怖に耐え切れなくなった俺が最期の悲鳴を上げるのを待っているのだ。
それをしてしまえば、ドラゴンは満足げに笑いながら俺の首を噛み砕くのだろう。
頭ではそうわかっているのに、死を恐れる本能が禁断の悲鳴を喉元まで競り上げてくる。
プツッ
また少し、ドラゴンの顎がその幅を狭めてきた。
張力を失った皮膚が裂け、牙の先端が首の筋肉に直に突き刺さる。
そしてその鋭い痛みに、俺の我慢もついに限界を迎えてしまう。
「う、うわあああああああああああああ!!」
全く見えてはいなかったものの、俺はその瞬間ドラゴンが勝ち誇った笑みを浮かべたのを感じていた。

いよいよとどめの一噛みが俺の人生に幕を引こうとしたその時、そばにあった大木の陰から青黒い小さな影が飛び出してきた。
それに驚いて首から口を離したドラゴンの頭を押し退けると、その影・・・小さな青黒い鱗を纏った仔竜が、まるで俺を庇うように俺の首の上へとドサッと覆い被さる。
「何をしている?何故お前が私の邪魔をするのだ?」
「ピィ!ピィ!」
「さっさとそこをどかぬか!いくらお前でもただではおかぬぞ!」
だが仔竜はドラゴンの、恐らくは母親の剣幕に怯えながらも、必死で何かを訴えかけていた。
「この者を助けろというのか・・・?」
食事を邪魔されて怒ったドラゴンが、仔竜の顔を間近でギッと睨みつける。
「ピ・・・ピィィ・・・」
やはり恐ろしいのか仔竜が恐怖にガクガクと震えているのが首越しに伝わってきたが、それでも仔竜は決して俺の上からどこうとはしなかった。
「・・・フン・・・好きがするがいい」
どことなく諦めの混じった野太い声が、静かに辺りの草木を揺らす。
母親のドラゴンはしばらく己の子供が取った奇妙な行動を思案していたものの、やがて俺の上からどくとドスドスという足音を立てながら茂みの中へと消えて行った。

「ピィィ・・・」
脅威が去ったのを確認し、仔竜がちょこんと俺の傍らに身を伏せる。
そして、ドラゴンの牙が食い込んだ俺の首の傷をペロペロと舐め始めた。
「お、お前・・・さっきでかい猪に追われてた奴だな・・・助けてくれたのか・・・」
「ピィ!」
甲高い声で、仔竜が返事を返した・・・ような気がした。
「ああ、ありがとう・・・ありがとう・・・」
ポロポロと、再び目から涙が零れ落ちてくる。
「ピィ?」
そんなグシャグシャに濡れた俺の顔を見ながら、仔竜が首を傾げていた。
だが次の瞬間誰かの気配を感じ取ったのか、仔竜が慌てた様子でトコトコと母親の入っていった茂みの中へと姿を消してしまう。

ガサ・・・ガサガサッ
ややあって、猪を引きずったあの相棒が草の間から顔を覗かせていた。
「お、おい、何してるんだ?それにその格好・・・」
「くそ・・・間の悪い時に現れやがって・・・今だけはお前を恨むぞ」
「何でだよ?何かに襲われたのか?」
状況が飲み込めないまま、彼がキョロキョロと辺りを見回す。
「いいや違うよ。助けられたんだ。何かにさ・・・」
「?・・・変な奴だな」
「いいから・・・早く帰ろう。もう腹が減ったよ・・・」
もう少し、この仕事を続けてみようか・・・
相方に助け起こされた俺は、真っ赤に灼けた夕焼け空を眺めながらふとそんなことに思いを巡らせていた。



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