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生贄の少年2

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rogan064

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「ようこそ我が家へ」
一方のドラゴンが口を開いた。その声には聞き覚えがあった。
僕が死んだとき、あの不思議な空間で頭の中に響いてきた声だ。
「あ、あの・・・」
「あなたの言いたいことはわかっています」
ドラゴンが僕の言葉を遮る。
「あなたの考えている通り、不運にも命尽きたあなたをここに連れてきたのは私です」
「僕はここで何をすればいいんですか?」
もう一方のドラゴンが答える。
「その答えは1週間後にわかります。それまでは、どうぞ私達の国でゆっくりと寛いでいってください」
どうやら2匹とも雌のドラゴンのようだ。
僕は家を出た後、一緒にいた赤い子ドラゴンに聞いてみた。
「あのドラゴン達は君の両親かい?」
「ちょっと違うわ」
子ドラゴンはちょっと真剣な顔になって続けた。
「この国には今雄のドラゴンがとっても少ないの。だから1人の雄が何人も妻を持っているのよ」
「どうして雄が少なくなったの?」
子ドラゴンの話によると、彼らの普通の卵からは雌しか生まれないらしい。
50年に一度、彼ら全ての先祖に当たるマザードラゴンが20個だけ産み落とす卵からのみ、雄のドラゴンが生まれるのだそうだ。そして・・・今年がちょうどその50年目に当たるという。

町の真ん中へ行くと、昨日僕をめちゃめちゃに弄くった子ドラゴン達が集まって遊んでいた。
その中の1匹が僕に気付く。そして、子ドラゴン達が一斉に僕に向かって走ってきた。
嫌な予感がしたが、体当たりされることは分かっていたので、僕はなんとか飛びかかってきた子ドラゴンをいなして押し倒されるのを防いだ・・・はずだった。
突然背後からドンという衝撃を感じ、僕は今度はうつ伏せに倒された。
僕の上にのしかかった子ドラゴンの足が肩の横から出ている。その真っ赤なフサフサの足を見て、僕はハメられたと悟った。

うつ伏せの僕の上にのしかかった赤い子ドラゴンは、いたずらっぽい笑みを浮かべると、僕の耳の裏を小さな舌でペロリと舐めた。
「ひゃあ!」
僕は突然与えられた感触に仰け反ったが、小さいながらもずっしりとした赤い子ドラゴンがその動きを押さえつけた。さらに周りにいた数匹の子ドラゴンが僕のお尻や背中や脇腹、さらには足の裏まで、至る所をかわいくチロチロ揺れる舌で舐め始めた。
「あ、ひゃああ、ふあああぁ!」
くすぐったいなどというものではない。僕は手足をばたつかせて悶えたが、赤いドラゴンの下から、そしてその舌からも逃れることはできなかった。
徐々にドラゴン達の標的は、膝の裏やお尻の穴、耳の穴などダメージの大きい場所に絞られていく。
最小限の舌の動きで、僕は最大限の快感を味わわされた。
いや、もはやこのくすぐりは快感を通り越して地獄だ。
手足の自由がきいていくらでも暴れられるというのに逃げられないのが逆に辛い。
赤い子ドラゴンの舌が右の耳に刺しこまれた瞬間、僕は渾身の力を込めて子ドラゴンの頭を右手で掴んだ。
だが、あっけなく逆に腕を掴まれ地面に組み敷かれた。
「・・・抵抗したら・・・お仕置きよ」
赤い子ドラゴンが僕の腕を押さえながら、静かに耳元で呟いた。
その途端、股の間から股間と地面の間にドラゴンの頭がグリグリと捻じ込まれてきた。
ペニスがフサフサのドラゴンの頭にゴリゴリとすり潰され、僕は快感に身を捩った。
「あ、あぅ、はぅ・・・」
僕の股間に頭を捻じ込んだドラゴンはそのまま長い舌を僕のペニスにシュルっと巻きつけた。
そしてそのままピタリと動きが止まった。
「な、何を・・・」
明らかにこれから「お仕置き」をされるのだろうが、股間のドラゴンは全く動かない。
僕の性感帯を舐め回していた子ドラゴン達もいつのまにか責めるのを止めていた。
「うふ・・・ふふふ・・・・・・」
赤い子ドラゴンの妖しい笑い声が聞こえる。長時間快感から遠ざけられた僕はその間激しくじらされた。
1分程経つと、僕はもう我慢できなくなっていた。そして、子ドラゴン達に続きを懇願した。
「あ・・・早く・・・やるならやってぇ・・・」
その瞬間、僕のペニスに巻きつけられた舌がギュッと締め付けてきた。その上、舌の先端がペニスの先端をねぶり回している。
「あぅっ!」
突然の快感に思わず声を上げる。それが合図になったように、右の膝の裏にチロチロという強烈なくすぐったさが走った。
「うああぁ!」
僕はまたしても体を捩った。その瞬間、今度は左の脇腹に快感が走る!
「ひゃあ!」
反対方向に体を捻ると、今度は右足の裏に攻撃が加えられた。
右、左、右と、僕が快感に身を捩る度に違う場所に快感が与えられる。
しかもその間中ずっと、僕のペニスは長いドラゴンの舌に嬲り者にされていた。
立て続けに体中に流し込まれる甘美な刺激に、僕は踊り狂った。
そして、両の脇腹に同時に舌が這い回ったとき、快感に仰け反った僕を赤いドラゴンが羽交い締めにしてさらに後ろへと反らした。2匹の子ドラゴンが素早く僕の正面に回る。
羽交い締めにされて思い切り体を反らされた僕の胸には、無防備な2つの突起が顔を出していた。
「あ・・・はっ!」
それに気付いて僕は慌てて抵抗を試みたが、無駄な努力に終わった。
そして・・・

チュッという音とともに2匹のドラゴンが僕の乳首に吸い付いた。
プルプルと震える小さな舌の先端が、耐え難いくすぐったさと快感を一気に流し込んできた。
「はぅあっ!」
僕は限界までエビ反りになった状態で限界を迎えた。全身にトドメとばかりに舌攻撃が続けられた。
「あぁぅぁぁ~~~!」
激しくイキながらなおも与え続けられる快楽と苦痛のシンフォニーに、僕はふっと魂が抜けるように意識を失った。

目が覚めると、僕は昨日のように温かい泉に浸かっていた。
あの後子ドラゴン達が運んでくれたのだろう。体の疲れはすっかり取れていた。
「起きた?」
赤い子ドラゴンが例によってそばに座っていた。
「う、うん」
「ちょっと強烈だったかしら」
子ドラゴンはそういうとテヘっと笑う。あくまでやりすぎちゃったごめんねってことらしい。
「君が僕を押し倒したんだろ?僕をハメたな?」
ちょっときつめに問い詰めてみる。子ドラゴンは困ったような顔をした。
「だって・・・その・・・」
「だって・・・何?」
僕は泉からあがると子ドラゴンにさらに詰め寄る。
「こんなときくらいしか・・・遊ぶことできないから・・・」
つまり僕はおもちゃだったのか。
「私達、人間に会えるのは50年に1度だけなの。私は2回目だけど、他の子達はみんな人間を見るのは生まれて初めてなのよ。だからはしゃいじゃって」
「なるほど。君はもう50年以上生きてるのかい?」
「今年で78歳になるわ。オレンジの子は41歳。雄の青い子は50歳よ」
「幼少時代がそんなに長く続くの?」
「一人前のドラゴンになるには200年もかかるのよ」
「じゃあ君は人間で言ったらまだ8歳くらいなんだね」
何時の間にか僕達は泉のほとりでそんな話題で和んでいた。
ふと見ると、昨日のいたずらっこ達が遠巻きに僕らを見ていた。
赤い子ドラゴンが手招きをすると、子ドラゴン達は大喜びで向かってきた。
だが今度は飛びかかってくるドラゴンもなく、僕達は一緒になって仲良く遊んだ。

楽しい日々はあっという間に過ぎて行った。
明日はあのドラゴンが言った1週間目になる。明日、一体何があるんだろう・・・?
もはや僕の寝床となった泉に浸かりながら、僕はぼんやりとそんなことを考えていた。
だが、何時の間にか眠くなり、僕は深い眠りについていた。

次の日、ドラゴンの国は妙に慌ただしかった。
村の中央の広場に描かれた巨大な魔法陣を取り囲むように、何匹ものドラゴン達が大きな
円になって祈りを捧げていた。
僕と子ドラゴン達は、ドラゴン達の輪から少し外れた所でその様子を見ていた。
やがて、空中に光の玉が現れたかと思うと、それが大きく膨れ上がって巨大な桃色のドラゴンが現れた。
とてつもなく大きい。体長は6~70メートルはあるだろう。
巨大なドラゴンは体を横に向けるような姿勢で地面に寝そべっていた。
「あれが私達の先祖、偉大なるマザーよ」
赤いドラゴンが小さな声で言った。マザードラゴンは閉じていた眼をゆっくりと開いた。
なんとも言えぬ色気というのか、妖艶な雰囲気が全身から漂っている。
そして、周囲をゆっくりと見まわし始めた。何かを探しているようだ。
「何か探してるのかな?」
赤い子ドラゴンに聞いてみる。だが、返ってきた言葉に僕は耳を疑った。
「あなたを探してるのよ」
その瞬間、僕は子ドラゴン達に全身を押さえつけられ、仰向けに持ち上げられた。

「な、何をするんだ!?」
僕が叫んでも、子ドラゴン達は僕を離そうとしない。そして、そのままゆっくりとマザードラゴンの方へと歩き出した。
マザードラゴンは僕の姿を見つけると、とても満足そうに微笑んだ。
吸い込まれるような美しさだ。
長く伸びたフサフサの毛が風に揺れ、体全体が波打っているように見えた。
僕は恐怖を感じた。マザードラゴンに食われるのだろうか?
今まで子ドラゴン達のそばにいたから、僕は彼らが伝説上の怪物であることをすっかり忘れていた。
だが、もっと恐ろしいのは、その恐怖をも飲み込んでしまうようなマザードラゴンの美しさだった。
引き込まれる・・・たとえ子ドラゴン達に捕まって運ばれていなくても、マザードラゴンの顔をほんの数秒見つめていただけで僕は恐らくマザードラゴンに魅せられていたに違いない。
「あ・・・あ・・・・・・」
マザードラゴンがぐんぐん近づく。と、マザードラゴンはごろりと仰向けになると、足を大きく左右に開いた。開かれた足の中心に一本の縦筋が見える。
子ドラゴン達はその縦筋に向かって足を早めた。
縦筋の目の前に着いた。不思議な甘い匂いが漂っている。
すると、目の前の巨大な縦筋がグバッと左右に大きく割れた。
その中は筒状になっており、ピンク色の粘液が溢れていた。甘い匂いが一層強くなる。
その瞬間、周囲を囲んでいたドラゴン達から声が上がる。
「偉大なる我らがマザーよ!半世紀の時を経て今再び勇敢な戦士を世に産み落とし給え!」
「い、一体何をする気なんだ!?」
赤いドラゴンが答えた。
「偉大なるマザーが雄の卵を産むには、若い人間の男の子1人分の精がいるのよ」
後は聞かなくてもわかった。だが、赤い子ドラゴンは続けた。
「だから一滴残らず・・・搾られてちょうだいね」
子ドラゴンが満面の笑みでそう言い放った。
その声を合図に、子ドラゴン達は僕を粘液溢れる巨大な肉の洞窟へと放った。
「うわっうわあ~~~~~!!」

ドチャッという音とともに僕はピンク色の粘液の中へ落ちた。
慌てて外に逃げ出そうと割れ目の縁に手をかけたが、それが刺激になったのか、マザードラゴンの割れ目が突然ギュッと閉じてしまう。
周囲が闇に包まれる。僕は右手だけを外に出したまま、体中を柔らかい膣の肉で押し潰され、もみくちゃにされた。
「あっうあああああ~~~!」
グシュッグシュッと体全体を激しく揉み潰され、全身に絶え間なく与えられる快感に悶え狂う。
右手を外に出した状態で挟まれたのが災いし、僕は全く身動きできなくなったままマザードラゴンの膣に搾られ続けた。
それだけでは収まらず、マザードラゴンが突然腰を振り始める。
ゆっくりと、しかしくねるような艶かしい動きが膣の中にも伝わり、僕は愛液に溺れながらよがり狂った。
「あ、助け・・・助けて・・・うぶっ・・・あっ・・・あああ!」
ビュッという音とともに僕は射精した。与えられた命の種を喜んだのか、膣の動きがさらに激しくなる。
何度も何度も体ごともみ潰され、僕は次第に精を搾り出されるだけの人形へと変わっていった。

マザードラゴンは嬉しそうな笑みを浮かべて哀れな生贄を貪っていた。
快感が爆発する度に割れ目から飛び出している人間の右手に痙攣が走る。
巨大な桃色ドラゴンのダンスは1時間にも及んだ。
既に人間の手には力がなく、ぐったりとマザードラゴンの腰の動きに合わせて揺れているだけだった。
すると、突然グシャッという鈍い音が周囲に響き渡った。
哀れな生贄を、マザードラゴンが膣圧で思い切り押し潰したのだった。
やがて、割れ目からはみ出していた人間の手が、ゆっくりと割れ目の中に飲み込まれて行った。

それから10分程して、マザードラゴンが起き上がった。
そして、全身にグッと力を入れると、硬い殻に覆われた巨大な卵を1つずつ、ゆっくりと産み落とした。
20個の卵を産み終えると、マザードラゴンは大きな咆哮を上げ、再び光の玉となって消えて行った。


気がつくと、僕はまた不思議な空間に立っていた。1週間ほど前にも来た死後の世界。
「ありがとうございました」
また、あのドラゴンの声が聞こえた。
「あなたのおかげで、今年も元気な20の命が生まれました」
「そういうことなら先に言ってほしかったな」
「ごめんなさい・・・でも、あなたのおかげで私達の子孫がまた増えることができたのです」
一瞬の間の後に、ドラゴンは続けた。
「是非、お礼をさせてください」
僕はお礼が何なのか大体想像がついた。
「ありがとう。受け取っておくよ」
「さようなら・・・」
ドラゴンの声が聞こえなくなる。僕は、突然目の前に口を開けた強烈なオレンジ色の光の中に足を踏み入れた。それは、大勢のドラゴンを救った僕に進むことが許された、天国へと通じる扉だった。



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