翼の庇護2

    

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かける言葉を失ったのか、ドラゴンは自らの体を仰向けに寝かせると私の心が落ち着くのを静かに待っていた。
大変な状況にいるというのに、不思議と恐怖は感じない。
ドラゴンの眼に、己の身勝手につき合わせられることになった私への気遣いの色が浮かんでいた。
「我はいつでもよいぞ・・・焦ることも、恐れる必要もない」
その言葉に後押しされるように意を決すると、私は地面に横たわるドラゴンの傍へと近寄った。
眼前に聳える漆黒の塔。所々歪に凹凸のあるその肉棒が、呼吸に合わせて前後に緩やかに揺れている。
私はゆっくりとその雄を掴むと、両手に余るドラゴンの性感帯をギュッと握り締めた。
「グウ・・・ウ・・・」
意外なほどに敏感な反応を示したドラゴンの様子に驚き、思わず手の力を緩める。
「あ・・・」
「構わぬ・・・続けてくれ・・・」
言われるままにゴツゴツとした肉の棒を根元から擦り上げると、ドラゴンの巨体が快楽にビクンと跳ね上がった。
「フゥ・・・フゥ・・・こ、これほどのものとは・・・」
まるで電撃に撃たれたかのように黒く尖った尻尾の先までをビリビリと痺れさせながら、巨獣が喘ぐ。

「・・・もしや、初めてなのですか・・・?」
明らかに未知の快感に悶えるドラゴンの様子に疑問を感じ、私は恐る恐るそう問い掛けた。
「・・・おかしいか?」
「え、いえ・・・そんなことは・・・」
荒い息をつきながら呟いたドラゴンの手が、固く握り締められる。次の快楽に備えているのだろう。
「この森で生まれて随分と久しいが・・・我はずっと孤独に生きてきた・・・」
再び手の平で肉棒を擦り上げられる刺激にブルブルと耐えながら、ドラゴンが先を続ける。
「鳥も獣も、我には決して近寄らぬ。何も拠り所のない生の苦しみは・・・人間のお前にはよくわかろう?」
生まれながらにして誰とも関わりを持つことができなかったドラゴンの苦悩は、両親のいなかった私の心にグサリと突き刺さった。
親がいないと聞かされたとき、ドラゴンへ捧げられることが決まったとき、私は胸の内で何故こんなにも不幸な星の下に生まれたのかと我が身を呪った。
だがそれでもこのドラゴンに比べれば、なんと幸せな人生だったことだろう。
己の浅はかさを悔やみながら見る見る膨張したドラゴンの肉棒を口に含むと、私は快楽に痙攣するその先端をペロリと舌先で舐め上げた。
「ヌアアアッ!」
一際強烈な快感に突き上げられ、ドラゴンが体を思い切り仰け反らせる。
次の瞬間、反射的に口を離したドラゴンの雄から真っ白な精が勢いよく噴出した。
噴水のように噴き上がった精がドラゴンの肉棒を濡らし、投げ出された尻尾の上にポタポタと垂れていく。
その稀有な光景を、私は呆然と見守っていた。
「ウグ・・・ググ・・・」
カチカチと恐ろしい牙を震わせながら、ドラゴンが初めて味わう射精の快楽に呻く。
だがキラキラと宝石のように輝くドラゴンの眼には怒りも憎悪もなく、ただ私の次の行動を促していた。

その視線に誘われるようにドラゴンに近寄ると、私は長いスカートの裾を捲り上げて快楽に戦慄く肉棒の上に跨った。
「本当に・・・よいのだな・・・?」
まるで自分に言い聞かせているかのように、ドラゴンが静かに呟く。
その問にゆっくり、しかし深々と頷くと、私は天を仰いで目を閉じたままドラゴンの肉棒目掛けて腰を落とした。

屈み込んだ娘の服の下に我の雄が消えた次の瞬間、ヌチャリという音を立てて熱い粘膜の感触が肉棒に塗りつけられた。
「ヌク・・・ア・・・ウ・・・」
人間のモノを収めるようにできている娘の秘所へ規格外の肉棒が捻じ込まれる度に、きつい締め付けと膣壁による滑らかな愛撫が徐々に我の理性を削り取っていく。
「グア・・・ア・・・」
「ああっ!」
娘の方も苦しいのか、少し、また少しと我の雄で貫かれる度に甲高い嬌声を上げる。
絶え間なく襲ってくる性の快楽に、我と娘はぐねぐねと身を捩りながらも声を押し殺して耐えていた。
「ア・・・アググ・・・」
「うう・・・ぁ・・・は・・・」
永遠とも思えるほどの長い長い挿入の刺激を堪能すると、やがて怒張していたはずの雄が完全に娘の膣内へと飲み込まれていた。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「フゥ・・・フゥ・・・」
無言の内に通じ合ったのか、お互いに呼吸を整えようと体の動きを止める。
「く、苦しくはないか?」
「あなたの方が・・・辛そうですわ」
確かに娘の言う通り、我は黙っていても少しずつ肉棒を締め上げてくる膣の躍動に時折牙を食い縛っていた。
だが、ドラゴンが人間の娘にいいようにあしらわれてばかりいては沽券に関わる。
これ以上の刺激を味わわされることに内心不安を抱えていたものの、我は精一杯虚勢を張って娘を焚き付けた。
「フ、フン・・・大したことはない。それで終わりではなかろう?」
そう言いながら娘の着ている服へ長い爪を伸ばすと、その体を傷つけぬように慎重に布を切り裂いた。
「あっ・・・」
服を奪われたのに驚いたのか、娘がビクッと身を縮める。
その途端、図らずも全力の込められた圧搾が我の雄に叩き込まれた。
グギュッ・・・
「ウウアアアッ!」
予想だにしていなかった突然の反撃に、思わず悲鳴を上げて身を仰け反らせてしまう。
「ガ・・・ウ・・・」
こ、こんな調子では下手に娘を刺激できぬではないか。
全身を貫いた快感の嵐に喘ぎながら娘の顔を見つめると、断りもなく服を切り裂かれたのが気に障ったのか、娘がキッと我を睨みつけていた。

何の予告もなく娘が前に身を乗り出し、漆黒の鱗に覆われた我の腹の上に両手をつく。
そして細い両足で地面をしっかりと踏みしめると、娘は我を捕えたその腰をゆっくりと前後に揺らし始めた。
「ま、待て・・・それはまだ早・・・ウアアアッ!」
次第に早くなる前後運動についていけず、愛液に濡れそぼった膣壁に肉棒が容赦なく弄ばれる。
グチュッ、グチュッ、ヌチャッ、グシュッ・・・
淫らな水音とともに耐え難い快感が怒涛のように押し寄せ、我は再び熱い精が込み上げてくるのを感じていた。

グシュッ、グシュッ、ズリュッ・・・
「ウ、ウヌヌ・・・ヌアアア~~~!」
休みなく与えられた強烈な刺激の連続に、我はついに耐え切れず娘の中に精を放った。
ブシュウゥ・・・
「あああっ!」
一瞬にして熱湯を体内に流し込まれたかのような熱さが子宮を満たし、娘が悲鳴にも似た声を上げて身悶える。
その刺激で絶頂に達した娘の膣がキュッと収縮し、すでに押し潰されんばかりに締め付けられていた我の雄にさらなる圧力を叩き込んできた。
「グガアァァ・・・」
射精直後の肉棒を締め上げられ、我もまた娘の後に続くように野太い嬌声を上げると足の間から伸びていた尻尾をバタバタと暴れさせて悶え狂った。

「フゥ・・・フゥ・・・も、もうよい・・・充分だ・・・」
脳髄を残らず焼き尽くす快楽に翻弄され、我は息も絶え絶えに娘に懇願した。これ以上はさすがに耐えられぬ。
もし再び今程の快楽を味わわされたら、我は恐らく理性を失って眼前の娘の身を引き裂いてしまうだろう。
煮え滾る我の精を受けた娘は快楽と熱さにぐったりとうな垂れながらも、震える足になんとか力を込めてきつく雄を締め付けていた秘所から我を解放した。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・う・・・」
疲労のためか、地面に両手をついて荒い息をついていた娘が突然その場に崩れ落ちる。
「・・・大丈夫か?」
「は、はい・・・」
地面の上に苦しそうに横たわりながら、娘が擦れた声を絞り出す。
しばらくの間、我らはお互いに激しい行為に消耗した体をゆっくりと休めた。

「ゆっくり体を休めるがいい。その後で、無事に村まで送り届けてやろう」
しばしの休息に幾分力を取り戻すと、我はそっと起き上がってブナの木の根元に背を預けて休んでいた娘にそう声をかけた。その言葉に、娘がゆっくりと顔を上げる。
だが娘の口から返ってきた言葉は、我の予想を裏切るものだった。
「それは・・・それはできません・・・」
「何・・・?何故だ?」
「村の人達は皆、私があなたに殺されるのだと思って最後のもてなしをしてくださいました」
そう言って俯いた娘の顔に、暗い翳りが見え隠れしている。
「村のために命を落とすのだと言って、限られた食料も擲って精一杯私を送り出してくれたのです」
両手で顔を覆って嘆く声が、我の胸を強く締め付けた。
「それが・・・今更どんな顔をして村に帰れるというのですか?」
「では、お前にはもう・・・」
「帰る場所などどこにもないのですわ・・・」
何と言うことだ・・・孤独の辛さは誰よりもよく知っていたというのに、我は結局この娘の唯一の居場所を奪ってしまったのではないか。
己の愚かさを悔やみ、我は声を失ってしばらくの間呆然とその場に立ち尽くしていた。

長いこと悩んだ末、我はそっと娘に歩み寄ると静かに話しかけた。
「それならば・・・生涯我の傍にいてはくれぬか?」
「え・・・?」
キョトンとした顔で、娘が聞き返す。
「お前は、我が初めて気を許した人間なのだ。これからも我とともに暮らしてくれれば嬉しいのだが・・・」
「よ、よいのですか?私などがずっとあなたの傍にいても・・・」
そう言った娘の声に、押し隠しきれなかった歓喜の響きが混ざっていた。
行き場を失って途方に暮れていた娘にとっても、我の提案は渡りに船だったのだろう。
「お前の名はなんというのだ?」
「ローラ・・・ローラですわ。あなたの名前は?」
「我には名などないが・・・もし必要だというのなら、お前が名づけてはくれぬか?ローラ・・・」

白々と夜が明けてきた薄暗い空を眺めながら、私は伴侶となったドラゴンの名を思案して物思いに耽っていた。
この恐ろしくも心優しい巨獣は、私の人生において最も深く結ばれた大切な存在になることだろう。
その穏やかで美しい宝石のような瞳で私を見つめ、滑らかな鱗に覆われた逞しい両腕で私の体を掻き抱き、大きく広げられた一対の黒翼が私を守ってくれるのだ。
そして突如天啓のように閃いた1つの名を抱きながら、心配そうにこちらを見つめるドラゴンの方へと向き直る。
「決まったのか・・・?」
「・・・はい!」
私は大きく返事をすると、これから先幾度となく呼び続けるであろうその名をドラゴンに向かって声も高らかに叫んでいた。



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