犬はサポートメカだよ
「壊れたタロスはぼくが直しておくから、二人はきちんと魔力補給しておくんだよ。わんわん」
という風にだな



大きく息を吸い込んだ。ガラにもなく緊張している。それはそうだ。なにせこの扉の向こうには……。
壁に頭をたたき付けた。落ち着け俺。これからやるのは魔力補給、魔力補給なんだ。
観念して、いやなにに観念したのか分からないが、カチリと音をたてて扉を開く、現れたのは見慣れた、工具の散らばる部屋……ではなかった。
「あれ?」
工具な類は綺麗に片付いて、機械油の臭いすら消えている。
そして……
「や、あはは、ガラにもなく緊張してるよ私」
エウロペは頬を染めて、いつものつなぎではなく、向こう側が透けそうなネグ……を身につけていた。
素直に色っぽい。
「……じゃ、じゃあ始めようか? 今宵、私は貴方の犬です。なーんて」

慣れない物は書くな、と自分へ。



「よし、キミを私の助手に任命する!」
その女性(ひと)との出会いは、そんな言葉だった。
「機械っていいよねー。いじればいじるほどその変化を楽しめて、なんか子育てみたいでさ」
自分こそ子供みたいなことを言っていた。
「気に食わないんだよね、自分だけが強いと思ってるヤツってさ」
戦いの始まり、頼もしくも、か弱くも見えたその肩。
「士郎くんさ、好きな人はいるかな? 私はね、機械をいじってる時の士郎くんのこと、結構好きだな」
それは唐突で。
「だから、全部終わっても、お姉さんがここにいたこと忘れないでね」
そして、出会ったときから決まっていた別れ。

「じゃあ行こっか、相棒」

Fate/青銅守護神タロス
 Coming soon!

嘘予告!



エウロペ「士郎くん、士郎くん。これどういう原理で動いてるのかなぁ? ちょっと解析してみてくれない?」
士郎「いいですよ。俺も興味ありましたし―――トレース・オン―――」
エウロペ「へー、こういうふうになってるんだ。それにしても、ふふ……」
士郎「? どうしたんですか?」
エウロペ「ううん、便利だなって。パス……通してるから(テレテレ)」
士郎「な……ア、アーチャー!?(赤面)」
エウロペ「あ、し、士郎くん、もうちょっと詳しく視てみよう?(真っ赤)」
士郎「は、はい!(真っ赤っか)」
ガウェイン「いいから返せ! 俺のガラティーン返せよー、バカップル機械マニアー! あ、やめて、バラしちゃらめぇえええええええっ!!」

こうですか? わかりません

――ガラテイン分解解析中――

「わあ、中身ってこんな風になってるんですね」
「すごいなぁ。さすが円卓の騎士の剣だ。ここってどう繋がってるんだろ」
「切ってみましょうか」
「だな」
「うわーーん、やめろよーー、やめてくれよぅ……」
「士郎くん、そっちのニッパーとってくれます?」
「おう……あっ」
「あっ」(←手が触れ合う
「そ、その、すまない! アーチャー」
「い、いえ、気にしないでください……」
「ひっぐ、えっぐ」

「えーと、こっちがこうなってて、さっきのは切っちゃったから……」
「これが集光レンズなんだから、回線を集合させて接続できないか? そのほうが変換効率上がるだろ?」
「あっ、そうですね。ちょっと細工難しいですけど、面白い構造ですね。さっそく~♪ 分解分解」
「だけど流石だよな、アーチャーは。俺だとそんなに細かい部分を調整するのはちょっとできない」
「何言ってるんですか。逆に私だったら集合回線なんて構造自体つかめませんよ。士郎くんのほうこそ流石です」
「そ、そうか?」
「そうですよ。……えへへ~~、やっぱり~~、もしかしなくても~~、私たちって相性最高ですよね」
「ア、アーチャー!!」
「…………」

「ふう、かなり疲れたなぁ」
「徹夜になっちゃいましたね」
「だけど完成したぞ」
「ええ。集光率16%アップ、変換効率で2%の向上、トータルで二割近く燃費がよくなった、誰でもお手軽に使える真・ガラテインの誕生です」
「セイバー、これ返しとくよ」
「あ、セイバー。それじゃね~~。またガラテイン弄らせてよ」
「今度は他の円卓の騎士の剣も見てみたいな」
「そうだね。エクスカリバーとか、アロンダイトとか。……それよりぃ、士郎くぅ~~ん。眠いよね~~。私も眠いんだ~~。一緒に寝よ?」
「なっ、なに言い出すんだ!!」
「いや?」
「うっ……イヤじゃない」
「えへへ。うれしいなぁ」
「チクショーー! 覚えてろよーーーー!! 太陽のバカヤローー!!」
「太陽ないと役立たずなのに、その言い草はあんまりじゃない?」
「うわーーーーん」



エウロペルート
現代科学に興味津津なエウロペ
「すごいなー、てれび…だっけ私の生きてた頃は神様でも持ってなかったよ。」
共に機械をいじりあい近づいていく心
だが今回の聖杯戦争に現界したのは言語を絶する「怪物」であった
蹂躙王の宝具によって破壊されていく冬木の町
「いいか慎二…文明・敵・女________地上に存在する全てを踏みにじることこそ
 王の証、大切にすればするほど世界は澱み腐敗するのだ。」
自らの愛する「人の営み」を守るため、何よりも純粋な主を守るためエウロペは宝具を起動する。
「お願いタロス…この町を守って。」
そして少年は自らの無力に嗚咽する。
「さよならシロウ君、お姉さんは君と一緒にいて…楽しかったよ。」

大蛇を従えて聖杯を巡る戦争に身を投じる桜―
「桜!なんでおまえが!おかしいだろ、こんなの!?」
少年の悲痛な叫びが大樹の茂る森の中に木霊する。
「何でなんでしょうね?私は、ただ先輩のそばに居たかっただけなのに―
先輩のそばに私だけが居ればよかったのに!」
返す少女の言葉が木々に響く。
「でも、もういんです結局先輩は私のことなんか―」
少女が新たなる言葉を紡ごうとした瞬間少女の体が不意に突き飛ばされたように倒れる。
「桜?おい、桜!?」
少年はかつて自らを後輩と呼んだ少女に駆け寄る。彼にとって少女はいつまでも自分の後輩なのだ。
「嘘だろ?何で、なんで桜が■―」
「マスター!危ない!」
ガィィィン!
少年が少女の額に空いた黒い穴を呆然と見つめる中、放たれた第二の凶弾を青銅の巨人が受け止める。
「マスター、相手はおそらくアサシンのサーヴァント。しかも相当の手練です。
しかし私の宝具ならおおよその場所は特定できる。しかし、マスターを危険にさらすことにもなる。
シロウ、今なら追撃できる、撤退するか追撃するか、決断してください!」

~~~~~~~
「ほう、流石に見事なものだなアサシン」
不敵に笑う神父。
「やれるといったことを、やったまでだ。それに―」
と、アサシンと呼ばれたサーヴァント白い死神は自らの持つ銃をしまいながら
「ここは戦場で、これは戦争だ。」
「それより、少年の方は外した。嫌な予感もするこの場を離れるぞマスター」
漆黒の闇に消えていく神父と死神―
残るマスターとサーヴァントはあと―

…慣れないことはするもんじゃないな



嘘予告第三段
イリヤ・エウロペ夢の3Pルート
イリヤルートから分岐
言峰に拉致されたイリヤの救出に向かう士朗・エウロペ
その前に立ちふさがる撲殺聖女と白い死神
「主の御名に誓って撲殺してあげるわ…異教の豚ども。」
「私のスコアに魔術師と英霊が加わる、悪くない、悪くないな。」
「こいつらはお姉さんに任せてシロウ君はイリヤちゃんの所に行ってあげて。」
ガラティンを投影し言峰と戦う士朗、しかし今は陽光の剣が力を失う夜半
「どうした衛宮士郎…命を懸けてその程度か切嗣の足元にもおよばんぞ。」
二体のサーヴァントを倒したエウロペは残された魔力を使いタロスの真名を解き放つ
「シロウ君、今すぐお姉さんが太陽を呼んであげるからね。」
タロスの発した閃光を受けて真の力を取り戻すガラティン
「投影魔術…貴様何者…」
そして………

「ずっと、一緒だよお兄ちゃん。」
「シロウくーん、お姉さんこのぷらずまはいびじょんてれびが欲しいな~。」
「ジイサン、あんたの夢、少しは叶えられたかな。」

エウロペさんはきっと士朗とイリヤ二人分の魔力で現界してます。