【元ネタ】英国史
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ブーディカ
【性別】女
【身長・体重】179cm・67kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
精神汚染:C-
 普段は正常な精神状態を保つが、過去のトラウマを思い出すと精神が錯乱状態になる。
 錯乱状態になると他の精神干渉系魔術を低確率でシャットアウトするようになる。
 また復讐の妄念に取り憑かれるようになり、正常な判断をする事ができない。

狂奔:A
 周囲を巻き込むほどに強烈な感情。狂気にも似たローマ帝国への復讐心。
 高ランクになるほど友軍の士気が向上するが、ファンブルの確率も高まる。
 軍略などとは異なり能力値が変化するわけではない。

占術:C
 成否吉凶や天候を占じ、邪を祓い瑞兆を得る法。
 野ウサギを逃し、それが走り去った方向から吉凶を占う儀式を得意とする。

【宝具】
『復讐女王と嵐の夜(ワイルドハント・インフリンジメント)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:200人
 怨念を纏った宝具『怨嗟の車輪』による殲滅走法。
 炎を撒き散らしながら突き進み、進路にある障害や建築物を破壊する。
 この炎は対象を燃やし尽くす呪いであり、物理的に消火する事はできない。
 また搭乗時はすべての能力を1ランクアップさせる事が可能だが、
 これはブーディカに向けられた怨念の量によって効果時間が決定される。

【Weapon】
『怨嗟の車輪(ロタ・アンドラステ)』
 ブーディカに付き従う亡霊、悪霊で構成された二頭立ての戦車。
 車輪と馬で敵を蹂躙すると共に、亡霊戦車が発する鬼火で周囲を焼き尽くす。
 この戦車の犠牲となった者は亡者として取り込まれてしまうため、
 殺戮を繰り返せば繰り返すほど、その強度を増していく性質がある。
 またその性質から、破壊されても大量の亡者、亡霊を集めることで再生が可能。

『父王の剣』
 死んだ父から譲り受けた剣。
 反乱前、ブーティカはイケニの戦士達の前でこの剣をかざし、
 ローマへの宣戦布告を宣言した。

『エスィルト・ネッサン』
 イケニ族の姉妹姫。ブーディカの娘たち。
 正確には、その人間霊を用いてブーディカの創りだした使い魔。
 生前の人格と記憶を引き継いでいるが、擬似生命にすぎないため、
 何らかの形で二人への魔力供給が途絶えた場合は消滅する。
 戦車の制御代行や偵察、監視を行えるが、戦闘能力は存在しない。
 また彼女たちが無傷でいる限りブーディカの精神は安定するため、
 精神汚染スキルによる悪影響は最低限に抑制される。

【解説】
 「勝利」の名を持つ、ブリテン島ケルト人イケニ族の復讐女王。
 夫プラスタグスの死後、世継ぎがいないために領地を奪おうとしたローマ帝国によって、
 公衆の面前で鞭打たれ、長女エスィルト、次女ネッサンを辱められた彼女は、
 二人の娘を伴って戦車に乗り、ケルト人を率いて大規模な反乱を引き起こす。
 当初は自害したいと懇願していた娘達も、一転して母親の復讐に協力した。
 ブーディカ率いるブリテン軍の攻撃は苛烈を通り越して残虐なものであり、
 カムロドゥヌム、ロンディニウム、ウェルラミウムの三市は完全に廃墟になったばかりか、
 生き残った市民たちは、老若男女問わず悉く残虐な方法で皆殺しにされた。
 しかし数カ月を経て二十万人にまで膨れ上がったブリテン軍は機動性を失い、
 ワトリング街道の戦いでローマ軍のファランクスによって戦車突撃を阻まれ、
 自軍の非戦闘員によって退路を断たれた結果、あえなく全滅してしまう。
 この戦いで二人の娘も戦死し、生き残ったブーディカは毒を煽って自殺したという。
 余談だが、アーサー王伝説が生まれたのはブーディカの反乱と同時期である。
 その為、かの騎士王もまた女性だったのでは……という説が、実しやかに囁かれている。

【出演SS】