Fate/Another Servant 
         HeavensFeel 2 第十一話ミニ劇場

~強襲!衛宮邸!~

士郎  「なんでさ?」
AS一同「本日の会場は衛宮邸に決定しました。ドウゾヨロシク!」
士郎  「なんでさー!?」
綾香  「あぁごめんね?わたしの力じゃこの連中を止められなかったのよ」
忠勝  「おお純和風!懐かしき間取りでござる。おぉ!庭もあるとは!」
ベオ  「ふむ、遠坂殿の洋館とはまた違った趣きがあるな。これがこの極東の地の家屋か素晴らしい」

 ~居間~
ラメセス「ほぅ全体的に中々の広さだな。小僧よさっさとファラオにお茶を出さぬか」
士郎  「なんで俺が……(といいつつもしっかりお茶の準備をする士郎)」
ラメセス「よいよい、ファラオのためにセコセコ働くがいい。そうだ小僧俺様の茶坊主になれ」
士郎  「遠慮しておく」
アン  「茶ぁ茶ぁチン!チン!VIPを待たせるでないぞ」
ヘイドレ「んだトロいぞ餓鬼!迅速かつ正確に音より速く持って来いちなみに俺ぁ古北欧酒でいいぜー」
士郎  「招かれても無いのに誰がVIPだ!それにそんなもんウチにあるか!」
ローラン「茶菓子~♪茶菓子~♪オレ羊羹がいいなあ♪」
忠勝  「良いでござるな羊羹!あれは美味でござるよ」
士郎  「今ウチにはドラ焼きしかない」
二人  「そ、そんな羊羹が無いなんて………orz」
ローゼン「ボクにはコーヒーをお願い出来ますかシロウ君?」
ベオ  「少年、私も手伝おう。コーヒーはキャスター、ライダーたちは緑茶。残りの者は紅茶でいいか?」
鯖一同 「ウーイ」
士郎  「いいよいいよファイター。俺がやるから」
ベオ  「いいや、そういう訳にはいかない。押しかけたのはこちらの方だ(テキパキ)」
ラメセス「あの男どこぞの正義の味方と同じで家事スキルを持っているのか……?」
ヘイドレ「テキパキとよく働きやがる──ってうお!?あいつ紅茶まで淹れられるのか!?」
ベオ  「遠坂殿に一番紅茶が美味で味わえる淹れ方を教わっただけさ。
     ……どうぞ茶だ。茶菓子も少々だが持参した。口に合えばいいのだが……少年もいかがかな?
忠勝  「なんという謙虚な姿勢」
ヘイドレ「あいつ……何か教えれば一生懸命鍛錬して習得するタイプだな間違いなく……」
士郎  「あ、ありがとう」
ローラン「ケーキがある……ファイター!オレお前のこと好きだ!て事でオレチョコケーキがいい!」
ラメセス「モグモグ……んなんだセイバー?偉大なファラオ様に不躾な視線を送りおってうつけが」
ローラン「ウオー!よくもオレのチョコケーキをぉおお!!!」
ラメセス「な、なにをするかキサマー!!?」
士郎  「こコラ暴れるな二人とも!や、止めろ家が壊れる!」

忠勝  「ズズズ~はぁお茶が美味いで御座る。茶請けのドラ焼きも実に美味よ」
綾香  「ランサーお疲れ様。折角だし肩でも揉んであげようか?」
忠勝  「かかか肩!?いや!けけけけ結構でござる!そのような事を主殿がしてはなら───」
綾香  「まあまあ固いこと言わない言わない」
忠勝  「ちょ!ま!ウヒャァァァアア!!や、止め!止めるで御座る首が!首がくすぐったいでござるぅぅ」
アン  「なんと、このような僻地に敏感侍様が光臨なされたぞい!」
ローゼン「ビクン!ビクン!してますね……ところで綾香さん?
     遊んで愉しむのも結構なのですがその辺にしておかないとランサーが呼吸困難で泡を噴いてますよ?」
綾香  「……へ?きゃああららランサー!!しっかりして!」
ベオ  「ほら少女濡れタオルだ。これを使うといい」
ヘイドレ「相変わらず落ち着いてんな」
ローゼン「ご苦労様ですファイター。まあボクが看たところ大した事はないようなので問題は無いとは思いますよ」


大河  「ただいまー!」
桜   「しつれいします先輩」
士郎  「ああおかえり、藤ねえ、桜」
アン  「───ッ!!!?(キュピーン!)」
ローゼン「───ッ!!?(キュピーン!!)」
士郎  「今日の晩飯は……」
アン  「そこの娘!ワシの嫁にならぬか!?」
ローゼン「そこの少女!少々ばかりよろしいですか?」
士郎  「……………はぃ?」
大河  「え?嫁って………(キョロキョロ)ん?(自分を指差しながら)」
桜   「よろしいというのは………私……ですか?」
アン  「応よ!少しばかり見合いに付き合ってくれぬか!生命力に満ちた美しい娘よ!」
ローゼン「ハイ。少しばかり診察させて頂けたらと。貴女にはとんでもない病巣が診えます。心当りは無いですか?」
大河  「え、え~生命力に満ちて美しいだって~どうしようかなぁ♪」
桜   「ぁ………その………ぁ」
アン  「まぁまぁまあ!さささコッチじゃわい。茶と茶菓子は茶坊主に用意させよう。
     見合いとまでは言わんからせめてワシと共にお茶してくれい!」
大河  「え~しょうがないなぁ♪じゃ士郎お姉ちゃんちょっとばかりこの人とお話してくるわねー」
士郎  「ちょ藤ねえ!アーチャーも人の家族をいきなりナンパなんて何考えてるんだ!」
ヘイドレ「放っておけよ餓鬼。俺の灰色の超頭脳が無駄だと言ってる。あの虎女よっぽどじゃねぇと落ちねぇよ」
桜   「あの……えと、私……」
ローゼン「ぜひボクに治療をさせて頂きたいのですが!
     そこまで酷い病魔に侵されている人は見ていて忍びないんです。治療費など勿論いりません」
桜   「ぇ、でも、その…そんなこと……出来るん…ですか?」
ローゼン「病魔に限定すればボクに治療できないものはありません。
     身体だけで心臓にもデカい寄生虫が診えます邪魔なので摘出してしまいましょう。
     それから身体を元の状態に戻してついでに精神の方にも大きな腫瘍が診られますのでこれも摘出してしましょう。
     これで貴女の病魔は治療できます。もし宜しければ是非ボクに治療をサクラさん!」
桜   「あ、はい!是非♪」
間桐  「ちょ、爺ぃぃいいいい!!!?」
遠坂  「とんでもなく意外な形でマキリ最悪のマスターが退場しそうになっているな……」
綾香  「さてと宴もたけなわそろそろ始めますか。
     ───アーチャー達が彼ら付けた痕は想像以上に大きいものだった。
     頭を抱える牧師と管理者、それに殺人鬼。
     間桐がマキリ最悪の魔術翁に依頼した秘策の答。
     再度暗躍を謀るキャスター陣営に秘策を手にしたセイバーが挑む。
     そして死線の果てに遭遇する二名の武人。
     侍が秘めし真の一番槍がついに牙を剥いた───!
     FateAS第十一話、五日目『魔術工房 聖霊の家』。始まり始まりー」