水佐波(みなさば)市
某県の海岸部に存在する都市。
海、山、森に囲まれた海岸部の陸上都市、
いくつもの交通機関で繋がった海上の埋め立て島に存在する海上都市、
その二つを繋ぐ大橋からなる。
海上都市は発展しており、高層ビルが立ち並ぶ。海上であるため木々などの自然に乏しい。
都市の真下の海底に大空洞が存在し、そこに大聖杯が設置されている。
新しく埋立地を増やして拡大中のため、開発中の地区が存在する。
夜間は人が全くいなくなり、聖杯戦争に最適。
付近には小さな無人島が数箇所。
海沿いはリゾート地となっており、ホテルなどが多数。
陸上都市は、海上都市の発展に引っ張られる形で発展。昔ながらの町並みが残った古い住宅街。
陸上都市は海上都市のある海、山、森に囲まれ、また広い自然公園がある。
自然公園は全体的に芝生で覆われており、小規模な平原として扱うことが可能。
陸上都市には、大戦時に作られた大規模な防空壕が各地に残っており、中には洞窟といっていい規模のものもある。
都市の中心部から少し外れたところに大規模な動物園があり、様々な動物が存在。
ナチス残党組織グラズヘイムは大聖杯へと続く洞窟のある無人島に上陸し、確保。
潜水艦を停泊し、この島を拠点として水佐波での活動を行っている。
この潜水艦は彼らにとって(サーヴァントを除いて)最大の戦力であるが、
緊急時に洞窟を破壊した際における、大聖杯への移動手段でもある。
現状、大聖杯への移動経路は、この無人島か潜水艦以外に存在しない。
しかし陸上の防空壕跡からは、多くの洞窟が海上へと向かって伸びている為、
その数々の通路の一本が大聖杯まで続いている可能性もまた存在する。
仮にこれを発見する事ができれば、直接、大聖杯へ向かう事が可能となるだろう。
一説によれば玄耶のみが、この洞窟の存在を認識しているというが、
或いは当時の軍事関係者に接触する事ができれば、情報を提供して貰えるかもしれない。
100年ほど前に地震に襲われ、その際に乱れた霊脈が付近に新たな霊地を出現させた。
その霊地と昔から存在した霊地、二つに流れこむ霊脈の流れを誘導し、海上都市の真下に存在する大空洞に安置された
巨大な魔術回路に繋げ、そこにノイエスフィールの肉体を組み込んだ物こそ、この街に存在する大聖杯である。
また、乱れた霊脈や二つの霊地が近接するという土地の性質からなのか、
突然変異的に魔術等の神秘の素養を持った者が生まれやすい土地でもある。
最終更新:2009年05月23日 18:14