【元ネタ】史記
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】項羽
【性別】男性
【身長・体重】207cm・140kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具-
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
破天荒:A+
論理性をねじ伏せる本能。
理性より、本能を優先して無鉄砲な発想で行動する。
その結果、敵の権謀術数を凌駕する展開を導き出す能力。
このスキルを打ち破るには幸運、もしくは純粋な実力が必要となる
天性の肉体:A
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
さらに、このランクであれば、見切りの判定を筋力で行うことが可能となる。
完全な肉体の前では、人間の持つ技術の多くは無意味な行為でしかない。
【宝具】
『氣蓋世(き、よをおおう)』
ランク:- 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
周囲を覇王たる気焔で覆い尽くすことにより、範囲内に威圧を行き届かせ、
その威圧を用いて敵軍に重圧(プレッシャー)を与えてパラメーターの低下させ、
自軍にトランス状態にも似た士気向上でパラメーターの上昇補正をもたらす。
また、この気を用いて周囲の生命を感知することも可能となる。
明確に言うと宝具ではなく、覇王の武威の真髄。
万人と戦う術を項羽なりに模索した結果であり、「項羽にしか出せない」結果と言える。
『力拔山兮(ちから、やまをぬく)』
ランク:- 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:100人
気焔の真価といえる、展開する気を肉体に纏って放つ攻撃法。
気焔を用いた攻撃は対人規模の威力を遥かに逸し、余波でさえも殺傷能力を持つが、
気焔を纏うことによってレンジは減少する。
『氣蓋世』同様、明確に言うと宝具ではない。
万人と戦う術を項羽なりに模索した結果であり、「項羽なら仕方ない」と諦めるべし。
【Weapon】
『無銘・剣』
覇王項羽が振るった剣だが、これ自体に宿る神秘は微々たるもの。
後世には董卓がこの剣を発見したという逸話がある。
【解説】
西楚の覇王 秦を滅ぼし、一時は天下の主となった人物。
非常に戦には強かったが、同時に非常に苛烈な性格の持ち主でもあり、
敵に対するあまりに容赦ない姿勢が反感を招き、垓下の戦いでついに劉邦に敗れた。
漢軍に包囲された最中、故郷楚国の歌が聞こえたことで絶望し、
寵姫の虞美人を殺し、名馬「騅」を駆り、手勢八百騎を率いて漢軍の包囲網を突破。
兵を二十八騎にまですり減らし、烏江にまで辿りつくが自身は逃走を拒否。
数百人の敵兵を殺した末、漢軍の中に旧知の呂馬童がいるのを見つけ、
「漢は俺の首に懸賞金を懸けたと聞く。それをお前にやろう」と言い、
自刎したと史記には記されている。
最終更新:2014年01月20日 23:12