飛鳥カナ配列 > ローマ字入力?


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(2008/05/18)

(2008/06/30)追記
※ 飛鳥配列の作者Rayさんからコメントをいただきました。ありがとうございます。


 このエントリーを書き始めたのは5月7日ごろです。もう2週間近くたっているのですが、せっかく途中まで書いたので、フィニッシュさせることにしました。
  「けんじろうとコラぼろう」 でなぜかブラインドタッチ(タッチタイプと正式には言うそうです)の話が盛り上がっているのでそれに触発されて書きたくなりました。

 ローマ字入力かカナ入力かという話とタッチタイプの練習の仕方について書いてあります。特にタッチタイプについては2日間でマスターできるそうですので、参考にしてみてください。

 さて、私が中学生のころ(もう40年ぐらい前の話になります。いつもは年のことを気にしていないのですが、こういう話になるとちょっとぞっとしてしまいます)、世の中にはワードプロセッサーなるものは存在していませんでした。父親が会社を経営していた関係で日本語の和文タイプが存在しました。今考えると、どうしてそんなものがあったのか不思議です。印刷やさんが昔使っていたような一文字一文字選んで打っていくタイプの簡易版です。印刷やさんではなかったし、それほど大きな会社でもなかったので、そんなものは全く必要なかったはずですが(かなり手間なので、あれば便利というものでもありません)、新しいものが好きだったのでしょうね。

 高校に入ったころだったと思いますが、無理を言ってタイプライターを買ってもらいました。これもなくてもいいものでしたが、どうしても欲しいと言うと比較的すんなりと買ってくれました。やっぱり新し物好きなのでしょう。

 何を買ったかというとOlivettiの赤いタイプライターです(何か愛称がついていたような?)。
 プラスチック製の赤いケースがついており(赤いバケツと呼ばれていました)、キーボード側から差し込むとすっぽりと全体が収まるもので、多分その当時グッドデザイン賞をとっていたようにも思います。ムチャクチャかっこよかったですね。

 買ってもらった以上、一所懸命タイプの練習をしました。タッチタイプができるようになるまで2日なんてもってのほか。数ヶ月かかったように思います。今のワープロと違って、間違えると修正液で消す必要がありました。しばらく経ってからは紙状の修正テープができ、黒リボンが出ない状態で同じ文字を打つということをやったような記憶があります。
いまのワープロは間違えてもすぐに消せますから、ほとんど気にせずに打つことができます。間違えないように気にしながら打つのと、間違えなくてもいいと気軽に打つのとでは上達スピードは圧倒的に違うように思います(もちろん気軽に打つほうが早いでしょう。だからけんじろうさんの2日間というのがでてくるのかもしれません)。

「ローマ字入力」か「カナ入力」か

 圧倒的に「ローマ字入力」だと思います。
 50個+αの文字位置を覚えるなんてすぐにはできないと思います。
 さらに、右左の人差し指のホームポジションを中心に使用頻度を考えて配列してあるQWERTYキーボード(数字キーの列の下、左からQ・W・E・R・T・Yと並んでいるので、このように呼ばれていました)の使い勝手はさすがだと思います。基本的に3列で済んでしまいますから、指の動きもそれほど大きくなく打ちやすいと思います(因みに、この配列はそこまで考えていないという話も昔ありました)。

 アルファベットは本当に単なる記号です。その順番には何の意味もないと思います。日本語のカナは母音と子音の組み合わせできっちりとした順番があります。「あかさたな・・・」はどういう順番なんだと聞かれるとわかりませんが、それでもそれぞれの行は「あいうえお」順に並んでいます。これをどういう基準でいまの仮名キーボードがつくられたのかわかりませんが、全く無秩序に並んでいるのです。それを覚えろというほうに無理があると思いませんか?
 カナ配列を覚えようとすると、秩序があると思っているものが無秩序に並んでいる。そこに大きな抵抗が生まれます。50音を知らないほうがまだ覚えやすいでしょう。

 私たちは幸福なことにローマ字というものを小さいころに教わります。したがって、アルファベットとカナとの関係はしっかりとわかっているので、ローマ字入力には全く問題がありません。
 文字の順番とは全く関係なく、入力のしやすさを考えて配列されたQWERTYキーボードのほうが覚えやすく早く打てるのは当然ではないでしょうか。

と、ここまで書いて、すごいものを見つけてしまいました。

 とにかく見てください。

 「飛鳥カナ配列」という、この動画の作者が2002日間(!)かけてつくったもののようです。
 入力のしやすさだけを考えてつくってあるので、私たちが最初に英語のキーボードの配列を覚えるのと同じで、全く何の先入観もなしにおぼえることができます。こうなると、文字数の多い少ないはあまり関係ないでしょう。
 日本語のカナ配列は、変に50音順に近づけようとしています。したがって、カ行はほぼ真ん中に位置しているので、「すべてそこにあるであろう」と思ってしまい、「け」が右端にあるなんてことが思いつきません。50音順を知っているためにかえって、覚えるのに時間がかかるのです。

 両手は基本的にホームポジションからほとんど離れずに、比較的ゆったりと動いているように見えます。最初、彼のゆっくりとしたタイピングを見て、これぐらいのスピードだったら私のほうが速い!と思いました。多分、最速ではないにしても、それなりの自信があったのですが...。
 画面にテキストも出てくるので、それにあわせて打ってみましたが、とてもとても敵いません。

 このキー配列であれば、間違いなくローマ字入力よりも早いと思います。
 これを採用すれば、日本語の入力は間違いなく「カナ変換で決まり!」となると思います。JIS配列をやめて、みんなこの「飛鳥カナ配列」にしたほうが良いのではないでしょうか??

(ここから今日書き足しました)
 この「飛鳥カナ配列」については Rayさんのブログ を見てください。
 かなり長いですが、カナ入力(特に「飛鳥カナ配列」の)の優位性を細かく書いておられます。

 ローマ字入力が優れている点は3列で入力ができる点にあります。ホームポジションからほとんど手を動かさずに(数字や記号を除けば)すべての文字を入力できます。タッチタイプをできる私ですが、それでも数字キーに関してはポジションがわかりづらい上にかなり指を伸ばす必要があるためホームポジションから動いてしまいます。

 「飛鳥カナ配列」の場合、先の動画を見ていただいてわかるようにホームポジションおよびその上下の計3列でカナを入力できます。

 いま一般に使われているカナ配列では、4列を使う必要があります。
 先にも書きましたが、50音の順番を探しやすいというだけ(多分)で並べた、いまのカナ配列は百害あって一利なしでしょう。アルファベットのQWERTY配列を覚えるのと同様、カナの配列をあくまでも記号として覚えてしまうのです。ア行、カ行・・・といったまとまりを持たせるから変に探してしまいます。あくまでも記号として覚えてしまえばいい。ということなのでしょう。

 既存のものにとらわれることで、より良いものを導入できないことって結構ありますね。これもその一つのような気がします。最初にカナの配列を決めるときに安易に決めるのではなく、このRayさんのようにとことん突き詰めて決めていれば、今みんなのカナ入力はもっと簡単で指への負担も少なく、スピーディーなものになっていたでしょう。



 (2013-11-23 15:10:28)
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