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<h1>■2ch@大学生活とは?</h1> <p> 言わずと知れた悪名高き匿名掲示板、2chの雑談カテゴリのひとつである。</p> <br> <p> 大学生活板に限らず雑談カテゴリー全体に言えることであるが、2chの中ではマイナーであり、世の中に(悪)影響を及ぼすような存在でもなく、特筆することは殆ど無いと思われるが、それなりに見所もあるにはある。</p> <br> <p> まず、最初に言及しておくべきは、『恐らく2ch@大学生活が日本で初めて「大学生活」というテーマをメインに扱った情報媒体(メディア)である』ということであろう。</p> <p> これはマスコミ業界では有名な話であるが、「大学生」を広くターゲットにした雑誌やラジオ番組などは商業的に成功した試しは無く、ほとんどが早い段階で企画倒れになってしまうのである。高校生やビジネスマン専門のメディアは確かに存在する。しかし、大学生専門のメディアはあまり聞いたことが無い。なぜか。</p> <p> それは恐らく大学生活が多様であること、大学生が(限定的にではあるが)脱社会的な存在であることが主因であろう。つまり、てんでバラバラな主義・嗜好、行動様式を持つ大学生の最大公約数を満たす話題や企画を出すのは困難であり、幅広い話題くメディアを作ろうとすると陳腐化が避けられないなど、「フック」となるファクターがあまりにも少なすぎるからであろう。さらに言えば貧乏である学生は金を落としづらいため広告がつかないので商業メディアとして成立しづらいことも考えられる。</p> <br> <p> そんな旧来(?)のメディアを尻目にインターネット上に開かれた大学生専門のメディア、2ch@大学生活であるが、現時点での性格を一言で表すと「アナーキー」以外の何者でもない。つまり「何でもあり」に拡大解釈された多様性と、先鋭化された脱社会的な性格の暴走の果てには・・・</p> <br> <p>(中略)<br> <br></p> <p> ・・・ええい、こんな堅苦しいことを書いてもしょうがないわ。要するに、エロ・グロ・ナンセンス、チンケなプライドの張り合い、北斗の拳の世紀末救世主気取りの固定ハンドル、デマゴギー、挫折・敗北・失恋、メディア中毒、フリークス、そして思い出したように大学別の雑談など、そんなものに満ち溢れた恐るべき魔窟と化している。</p> <p> そして、遡ってみれば現時点に限らずアナーキーな性質は設立当初からあった気もするし、むしろアナーキーで無いように感じられた時期の方が少ない気がする。(余談だが、現在の2ch@大学生活の住民の仮想敵はリア充(=リアル充実)であるらしい)。さらに付け加えれば、(オフ会なんかに来るとよく分かるが)かなりの住民はそんなアナーキーな世界であるにも関わらず意外と平熱で居座っているようで、その点については無意味に逞しいと感じる。</p> <br> <p> 以上を踏まえた上で2ch@大学生活を見直してみると、インターネットという空白地帯が大学生同士のコミュニケーションを可能にしたありがたみと、コミュニケーションは可能になったが、思いもよらずそれが困難であるというジレンマがその根底にあることに気が付くだろう。(←強引なまとめ)</p> <br> <br> <br> <br> <p>2ch@大学生活はそんな愛すべき場所である。</p>
<H1>■2ch@大学生活とは?</H1> <P>言わずと知れた悪名高き匿名掲示板、2chの雑談カテゴリのひとつである。</P><BR> <P>大学生活板に限らず雑談カテゴリー全体に言えることであるが、2chの中ではマイナーであり、世の中に(悪)影響を及ぼすような存在でもなく、特筆することは殆ど無いと思われるが、それなりに見所もあるにはある。</P><BR> <P>まず、最初に言及しておくべきは、『恐らく2ch@大学生活が日本で初めて「大学生活」というテーマをメインに扱った情報媒体(メディア)である』ということであろう。</P> <P>これはマスコミ業界では有名な話であるが、「大学生」を広くターゲットにした雑誌やラジオ番組などは商業的に成功した試しは無く、ほとんどが早い段階で企画倒れになってしまうのである。高校生やビジネスマン専門のメディアは確かに存在する。しかし、大学生専門のメディアはあまり聞いたことが無い。なぜだろうか。</P> <P>それは恐らく大学生活が多様であること、大学生が(限定的にではあるが)脱社会的な存在であることが主因であろう。つまり、てんでバラバラな主義・嗜好、行動様式を持つ大学生の最大公約数を満たす話題や企画を出すのは困難であり、幅広い話題くメディアを作ろうとすると陳腐化が避けられないなど、フックとなる要素があまりにも少なすぎるからであろう。さらに言えば貧乏である学生は金を落としづらいため広告がつかないので商業メディアとして成立しづらいことも考えられる。</P><BR> <P>そんな旧来(?)のメディアを尻目にインターネット上に開かれた大学生専門のメディア、2ch@大学生活であるが、現時点での性格を一言で表すと「アナーキー」以外の何者でもない。つまり「何でもあり」に拡大解釈された多様性と、先鋭化された脱社会的な性格の暴走の果てには・・・</P><BR> <P>(中略)<BR><BR></P> <P>・・・ええい、こんな堅苦しいことを書いてもしょうがないわ。要するに、エロ・グロ・ナンセンス、チンケなプライドの張り合い、北斗の拳の世紀末救世主気取りの固定ハンドル、デマゴギー、挫折・敗北・失恋、メディア中毒、フリークス、そして思い出したように大学別の雑談など、そんなものに満ち溢れた恐るべき魔窟と化している。</P> <P>そして、遡ってみれば現時点に限らずアナーキーな性質は設立当初からあった気もするし、むしろアナーキーで無いように感じられた時期の方が少ない気がする。(余談だが、現在の2ch@大学生活の住民の仮想敵はリア充(=リアル充実)であるらしい)。さらに付け加えれば、(オフ会なんかに来るとよく分かるが)かなりの住民はそんなアナーキーな世界であるにも関わらず意外と平熱で居座っているようで、その点については無意味に逞しいと感じる。</P><BR> <P>以上を踏まえた上で2ch@大学生活を見直してみると、インターネットという空白地帯が大学生同士のコミュニケーションを可能にしたありがたみと、コミュニケーションは可能になったが、思いもよらずそれが困難であるというジレンマがその原動力となっているに気が付くだろう。(←強引なまとめ)</P><BR><BR><BR><BR> <P>2ch@大学生活はそんな愛すべき場所である。</P>

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