ブロッククリーチャー指定ステップ

このステップの最初に、防御側プレイヤーはブロッククリーチャーを指定します。攻撃クリーチャーを指定する前に、何かを行うことはできません。ブロッククリーチャーの指定前に何かを行う必要があるなら、攻撃クリーチャー指定ステップに行っておいてください。どのブロッククリーチャーが、どの攻撃クリーチャーをブロックするかを宣言してください。もちろん、不正なブロック(飛行を持たないクリーチャーで飛行クリーチャーをブロックすするなど)を宣言することはできません。ブロックに指定したクリーチャーはタップする必要はありません。1体の攻撃クリーチャーを2体以上のクリーチャーでブロックすることが可能です。ただし、複数の攻撃クリーチャーを1体のクリーチャーでブロックすることはできません。ブロックの宣言が終わると、アクティブプレイヤーが優先権を得ます。
ここで初めて、プレイヤーは呪文や能力をプレイすることができるようになります。

このステップは、戦闘ダメージの割り振り前の最後のステップです。このステップが終了すると、即座に戦闘ダメージの割り振りに入りますので、クリーチャーのパワーを上げて割り振るダメージを増やしたいならば、このステップ中に行う必要があります。クリーチャーをパワーアップして、防御側プレイヤーやブロッククリーチャー、攻撃クリーチャーにより多くのダメージを与えたい場合には、このタイミングで《巨大化》などの呪文をプレイするとよいでしょう。
クリーチャーがブロックされなかったことを確認して攻撃クリーチャーをパワーアップするのは、マジックの基本戦略です。
ブロックされたクリーチャーをパワーアップしてブロッククリーチャーを返り討ちにしたり、それを見越して当然ブロックするべきところをわざと見逃したり、さらにそれを見越して攻撃に行けるはずのない弱いクリーチャーを攻撃に繰り出したり、マジックにおける戦闘の醍醐味は、まさにこのステップに繰り広げられるのです。

※戦闘ダメージをスタックに乗せる前に、、、ってのはここのこと!
最終更新:2007年02月04日 17:50