「カメラ」(2006/09/17 (日) 23:30:09) の最新版変更点
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#contents
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*CAMERAS(カメラ)
**Creating a camera(カメラを作る)
デフォルトでは、Maxwell Studio はカメラのように機能するパースペクティブ表示モードに設定されていますが、
リアルなMaxwell カメラのような機能はありません。
- ビューポートメニュー(ビューポートで右クリック)から“Create camera”を選択するかCTRL+C を押します。 これでパースペクティブビューの視点でカメラが追加されます。好きなだけカメラを追加できます。
- カメラリストパネルで右クリックし、Create camera を選択します。
一度カメラが作成されると、ビューポートにカメラの視錐台が表示されます。
カメラビューポートに切り替えるには、左上にある“目”アイコンをクリックして使用したいカメラを選びます。
#ref(studio_50.gif)
カメラの視錐台
カメラの視錐台はCamera params パネルで設定してある画像解像度に順応します。
カメラビューからレンダリングされるとき、視錐台の内側にある部分だけレンダリングされます。
パースペクティブビューからレンダリングされると、ビューポート全体がレンダリングされることになります。
カメラリストにあるカメラを選択すると、Camera params パネルにカメラプロパティが表示されます。
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#ref(studio_51.gif)
CAMERA PARAMS (カメラパラメータ)
• From: カメラの始点のXYZ ワールド座標系
• To: カメラのターゲットのXYZ ワールド座標系
• Roll: カメラのロール角度
• Shutter: シャッタースピード。 1 / n 秒 に指定されてる
• fStop: レンズ絞りをコントロール (画像を参照)
• Focal length: レンズの焦点距離
• Film height: カメラフィルムの高さ
• Film width: カメラフィルムの幅
• ISO: フィルムの感度 (高いISO 感度は、バーチャルフィルムが光により敏感であることを意味します)
• Resolution: レンダリング画像の解像度
• Keep image aspect: 画像の縦あるいは横の解像度を変更したとき、その画像の比率を保つ
• Pixel aspect: ピクセルの縦横比。 正方形のピクセルを持たないテレビのようなものでレンダリング画像が表
示されるときに便利な機能
• Diaphragm type: サークル又は多角形から選ぶ。 焦点がずれた画像での光輝くスポットによる“ボケ”効果
の形をコントロールする
• Blades: ブレードの枚数 (多角形絞りのためのもの)
• Angle: ブレードの角度 (多角形絞りのためのもの)
• Block: このオプションをチェックすることで、カメラが移動するのを防ぐ
• Hide: このオプションをチェックすると、カメラがビューポートで隠された状態になる
#ref(studio_52.gif)
**Camera focus(カメラの焦点)
Maxwell のカメラは本物のカメラのように機能するようにデザインされています。 ですから、まず初めにフィー
ルドの深さ(被写界深度)のコンセプトを理解する必要があります。
次の画像を見てみましょう。 カメラが目標に向けられています(コアラ)。 焦点のあったパーフェクトな画像を得
るには、焦点距離はオブジェクトまでの距離でなければなりません。 近点(near plane)と遠点(far plane)は
DOF エリアを定義します。 <0}
#ref(studio_53.gif)
DOF に関して覚えておく必要のある一番大事なカメラのパラメータは、fstop(F 値) と焦点距離です。 小さい
F 値 (1.8, 2.2, 2.8) はDOFが浅くなり、この図の狭いエリアに焦点が当てられることを意味します。 焦点距離
パラメータは, 長い焦点距離はDOF を浅くさせます。 50mm, 70mm, 100mm などです。 24mm(典型的な広
角レンズ) の焦点距離 ではDOF は非常に深くなります。 ですから、画像のほとんどのエリアが焦点が当たっ
ているようになります。
Maxwell カメラはターゲットの焦点コンディションを知らせるビジュアルフォーカス・インジケータを持っています。
カメラが移動するとき、カメラとカメラのプロパティによって、ポイントを当てられたオブジェクトまでの距離に応
じてフォーカス・インジケータは変化します。
フォーカス・インジケータは、二つのサークルと一つの長方形で構成されていて、カメラのちょうど中心に位置
しています。 ターゲットとなるオブジェクト (サークルの中心ポイント) に正確に焦点が当たっているとき, 長方
形のインジケータは黄色になります。 そうでなければ、黒いままになります。
#ref(studio_54.gif)
黒色のインジケータは、レンダリングが焦点のあっていないものになる、という意味ではなく、DOF 距離にもよ
ります。 カメラのターゲットがDOF 距離内か外かを示すために、それらのサークルは青色または赤色を使い
ます。
赤色のサークルエリアは、特定のターゲットエリアが遠点を越えていることを意味します。 逆に、 サークルエ
リアが青のとき, 焦点は近点の手前にあることを示します。 青と赤のエリアは “焦点が合っていない” 領域に
なり、透明なエリアは焦点があっていることを意味します。 黄色のマークは正確に焦点が合っていることを意
味しています。
フォーカス・インジケータの近くに現れる数値は、次のような項目を意味します。
FD = 焦点距離
Near = カメラから近点までの距離
Far = カメラから遠点までの距離
DoF = DOF の距離
ショートカットを使用する: I キーはこの情報の表示を有効/無効にします。
#ref(studio_55.jpg)
フォーカス・インジケータは、焦点が合っているエリアと合っていないエリアを表示しています。
#ref(studio_56.jpg)
Render(レンダー)
2 つの追加機能があります。“Auto focus(オートフォーカス)” と “Focus to(~に焦点を当てる)” はカメラの
焦点をコントロールするのに大変便利な機能です。 これらのオプションは、右クリックメニューにあります。
• Auto focus (F キー): ターゲットポイントに自動的に焦点を当てる
• Focus to(~に焦点を当てる): このオプションを選んで、ビューポート上のあるポイントをクリックします。 クリ
ックされたオブジェクトはカメラのターゲットを変える必要なしに焦点が当てられます。
#ref(studio_57.gif)
Auto focus とFocus to オプションが正確に機能するために、Bounding Box や Wireframe shading
モードで作業していないことを確認してください。.
#contents
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*CAMERAS(カメラ)
**Creating a camera(カメラを作る)
デフォルトでは、Maxwell Studio はカメラのように機能するパースペクティブ表示モードに設定されていますが、
リアルなMaxwell カメラのような機能はありません。
- ビューポートメニュー(ビューポートで右クリック)から“Create camera”を選択するかCTRL+C を押します。 これでパースペクティブビューの視点でカメラが追加されます。好きなだけカメラを追加できます。
- カメラリストパネルで右クリックし、Create camera を選択します。
一度カメラが作成されると、ビューポートにカメラの視錐台が表示されます。
カメラビューポートに切り替えるには、左上にある“目”アイコンをクリックして使用したいカメラを選びます。
#ref(studio_50.gif)
カメラの視錐台
カメラの視錐台はCamera params パネルで設定してある画像解像度に順応します。
カメラビューからレンダリングされるとき、視錐台の内側にある部分だけレンダリングされます。
パースペクティブビューからレンダリングされると、ビューポート全体がレンダリングされることになります。
カメラリストにあるカメラを選択すると、Camera params パネルにカメラプロパティが表示されます。
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#ref(studio_51.gif)
CAMERA PARAMS (カメラパラメータ)
- From: カメラの始点のXYZ ワールド座標系
- To: カメラのターゲットのXYZ ワールド座標系
- Roll: カメラのロール角度
- Shutter: シャッタースピード。 1 / n 秒 に指定されてる
- fStop: レンズ絞りをコントロール (画像を参照)
- Focal length: レンズの焦点距離
- Film height: カメラフィルムの高さ
- Film width: カメラフィルムの幅
- SO: フィルムの感度 (高いISO 感度は、バーチャルフィルムが光により敏感であることを意味します)
- Resolution: レンダリング画像の解像度
- Keep image aspect: 画像の縦あるいは横の解像度を変更したとき、その画像の比率を保つ
- Pixel aspect: ピクセルの縦横比。 正方形のピクセルを持たないテレビのようなものでレンダリング画像が表示されるときに便利な機能
- Diaphragm type: サークル又は多角形から選ぶ。 焦点がずれた画像での光輝くスポットによる“ボケ”効果の形をコントロールする
- Blades: ブレードの枚数 (多角形絞りのためのもの)
- Angle: ブレードの角度 (多角形絞りのためのもの)
- Block: このオプションをチェックすることで、カメラが移動するのを防ぐ
- Hide: このオプションをチェックすると、カメラがビューポートで隠された状態になる
#ref(studio_52.gif)
**Camera focus(カメラの焦点)
Maxwell のカメラは本物のカメラのように機能するようにデザインされています。 ですから、まず初めにフィー
ルドの深さ(被写界深度)のコンセプトを理解する必要があります。
次の画像を見てみましょう。 カメラが目標に向けられています(コアラ)。 焦点のあったパーフェクトな画像を得
るには、焦点距離はオブジェクトまでの距離でなければなりません。 近点(near plane)と遠点(far plane)は
DOF エリアを定義します。 <0}
#ref(studio_53.gif)
DOF に関して覚えておく必要のある一番大事なカメラのパラメータは、fstop(F 値) と焦点距離です。 小さい
F 値 (1.8, 2.2, 2.8) はDOFが浅くなり、この図の狭いエリアに焦点が当てられることを意味します。 焦点距離
パラメータは, 長い焦点距離はDOF を浅くさせます。 50mm, 70mm, 100mm などです。 24mm(典型的な広
角レンズ) の焦点距離 ではDOF は非常に深くなります。 ですから、画像のほとんどのエリアが焦点が当たっ
ているようになります。
Maxwell カメラはターゲットの焦点コンディションを知らせるビジュアルフォーカス・インジケータを持っています。
カメラが移動するとき、カメラとカメラのプロパティによって、ポイントを当てられたオブジェクトまでの距離に応
じてフォーカス・インジケータは変化します。
フォーカス・インジケータは、二つのサークルと一つの長方形で構成されていて、カメラのちょうど中心に位置
しています。 ターゲットとなるオブジェクト (サークルの中心ポイント) に正確に焦点が当たっているとき, 長方
形のインジケータは黄色になります。 そうでなければ、黒いままになります。
#ref(studio_54.gif)
黒色のインジケータは、レンダリングが焦点のあっていないものになる、という意味ではなく、DOF 距離にもよ
ります。 カメラのターゲットがDOF 距離内か外かを示すために、それらのサークルは青色または赤色を使い
ます。
赤色のサークルエリアは、特定のターゲットエリアが遠点を越えていることを意味します。 逆に、 サークルエ
リアが青のとき, 焦点は近点の手前にあることを示します。 青と赤のエリアは “焦点が合っていない” 領域に
なり、透明なエリアは焦点があっていることを意味します。 黄色のマークは正確に焦点が合っていることを意
味しています。
フォーカス・インジケータの近くに現れる数値は、次のような項目を意味します。
FD = 焦点距離
Near = カメラから近点までの距離
Far = カメラから遠点までの距離
DoF = DOF の距離
ショートカットを使用する: I キーはこの情報の表示を有効/無効にします。
#ref(studio_55.jpg)
フォーカス・インジケータは、焦点が合っているエリアと合っていないエリアを表示しています。
#ref(studio_56.jpg)
Render(レンダー)
2 つの追加機能があります。“Auto focus(オートフォーカス)” と “Focus to(~に焦点を当てる)” はカメラの
焦点をコントロールするのに大変便利な機能です。 これらのオプションは、右クリックメニューにあります。
? Auto focus (F キー): ターゲットポイントに自動的に焦点を当てる
? Focus to(~に焦点を当てる): このオプションを選んで、ビューポート上のあるポイントをクリックします。 クリ
ックされたオブジェクトはカメラのターゲットを変える必要なしに焦点が当てられます。
#ref(studio_57.gif)
Auto focus とFocus to オプションが正確に機能するために、Bounding Box や Wireframe shading
モードで作業していないことを確認してください。.
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