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暗くて、広くて、大きな部屋の中。
「報告に参りました、総長。」
制服を着た女性が、老人に話しかけた。
「うむ、で、黒金の様子はどうなのじゃ?」
老人は大きなテーブルの前で大きな椅子に座っている。
「はい、外見や戦闘能力など、身体的な物は変わってない物と見られます。」
「・・・。」
老人は黙り込んで何かを考え出した。
「・・・総長?」
「ん、いや、ちと考え事をの。」
「あと、ヒロの件ですが・・・。」
「ん、奴がどうかしたのかの?」
老人が女性に聞く。
「ええ、ちょっと厄介な事に。」
「ほう。軍でも作っとるのか?」
「いえ、そこまで大規模では無いのですが、ラーク兄弟、ソロモン、それと実験体等を集めて組織を作っているようです。」
「流石、ヒロは仕事が速い奴じゃの。」
「では、私はこれで。」
そう言うと女性は、足早に部屋を出ようとする。
「その堅苦しい口調、やめれんかの?」
女性がドアノブに手をかけた直後に、老人が話しかけた。
「・・・失礼します。」
女性は質問には答えず、そのまま出て行ってしまった。
「孫を可愛がれないとゆうのは、キツいもんじゃのう。」
老人は、呟いた。
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