ある、一人の少女が居ました。
その少女は、黒金とある事を約束したんです、7歳の頃に。

少女は養ってくれる人も居ない、本当に自分でどうにかしなきゃいけなかったんです。盗みや殺しだっていくらでもしてきました、生きる為に。
そして、そのうち能力を身に着けました。私はそれを自分が生きる為に使いました。
しかし、少女はその能力のせいで「悪魔」だの何だのと恐れられるようになりました。
少女は、近辺の人間から嫌われました。
その人間に殺されそうにもなりましたが、何とか生きてました。
そしてある日。
少女を「排除」する為に、約百人もの人間が武器を持って少女に襲い掛かりました。
まだ10にも満たない少女に。
人間達は悪くありません、身に危険を感じたから殺気立っての行動、だたそれだけの事です。
少女も、それ相応の対応をしました。
闘って、闘って、闘いました。
少女は生きる為に、闘いました。
相手が子供だろうが、女性だろうが、老人だろが、関係ありません。
生きる為に、闘いました。
少女は致命傷を負い、人間達も満足したのか、恐ろしくなったのか、逃げ去りました。
少女は覚悟しました、死が迫っているのが分かりました。
しかし、死にませんでした。死ねませんでした。
一人の男性に助けられたからです。
少女は、何故助けた、何故死なせてくれなかった、と、男性に問いました。
男性は、冷静にこう答えました。
お前は生きたいから闘ったのだろう。
生きたくなかったのなら、何故抵抗をした。
その抵抗が、お前が生きたいと思う証拠だ。
生きたいのに無理して死ぬ必要は無い、だから助けた。
男性は、そう答えました。
少女は、反論できませんでした。
それから、少女はその男性に養ってもらいました。
しばらくして、少女は男性と約束をしました。
もうすぐ、この世に3つの大きな力が生まれる。
その3つの内、一つの力が、お前のすぐ近くに現れるだろう。
その時、その力を私の下まで連れて来てくれ。
少女は、その約束を了承しました。
そして、少女はまた暫くして違う所へと引き取られました。
それが、IMの集まりである、施設なのでした。

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最終更新:2007年02月26日 15:48