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さて、今日の会議を始めるとしようか。
今日は一人ゲストが来てるぞ。
第8施設隊長の隣だ、因みに第8施設の隊員ってワケではないからな。
さて、貴女は今日、例の少女を追い込んだらしい。
それに関しては第5施設隊長が詳しく知っている、知りたい者は各自後で聞くように。
手元の資料を見て欲しい、彼女が出した少女の行動パターンだ。
ウチの隊員が襲われたのと比較してみると・・・・綺麗に重なる。
これがどういう意味か分かるかね、第2施設隊長。
その通りだ、そして「物」の行動パターンを見てみよう。
この間のある一定の法則が分かる者はいるか?
そう、それは・・・・・・・。


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「おーい、キール総長!」
広い廊下に大きい声が響いた。
廊下を歩いていたキールは、鬱陶しそうに振り返る。
「これ、大総長から。」
薄い緑の髪を靡かせて走ってきたちょっとイケメンの男は、そう言ってキールに封筒を渡す。
「ありがとうございます、第3施設総長。」
「それにしても今日、何があったんですか?それとあの女性・・・・ますたぁでしたっけ、何者です?」
赤い目を光らせて、興奮しながら聞いていた。
キールは鬱陶しそうに、
「今日あったばかりなので良くは分かりませんが、強いですよ。では。」
と口早に言って、早歩きでその場を立ち去ろうとするのだが
「何所に住んでるんですか?能力は?どうやって・・・」
とか、しつこく着き回して来る。
キールは鬱陶しそうに、しかし冷静にどっかいけと言わんばかりな顔をして歩いている。
しかしやはりお構いなしに質問攻めをする男。
そこへ、
「ちょっといいですか。」
と後ろから声がした。
男が振り返るとそこには真っ白な制服を着た男が立っていた。
オールバックに似た髪形の、茶色の髪に灰色の目。
それは名前を良くトマトクンと勘違いされるシロタカだった。
「一応ウチの総長も忙しいんだ。」
と言ってキールの手を引いていった。
「ちょ、ちょっとシロタカ?!」
キールもその行動には驚いたようで、顔を赤らめている。
シロタカはそんなの関係ない、といった顔で駐車場へと歩いていく。
男はそのままシロタカとキールを見送るだけだった。
シロタカとキールが居なくなった頃、
「・・・・まったく、若いのはいかんね。楽しいけど。」
と、楽しそうに呟く。
「そうは思わないか?・・・・サイモン。」
男は「後ろにいつの間にか出現した少女」へと静かに語りかけた。
「その通りです・・・・ヒロ様。」
サイモンと呼ばれた少女は静かに答えた。
「さて・・・・『あの子』も動いたし。ますます面白くなってきたねぇ、ククク。」
不気味な笑い声を上げながら、ヒロと呼ばれた男は廊下の奥へと消えていった。

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