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今日も、私は朝日を少しばかり受け、起床する。
石で作られた床にしぶしぶ素足を下ろし、時計の隣に蹲っている眼鏡を取り、かける。
最近は、本を、夜の寝る前に読んでいるせいか、目が悪くなってきてしまった。
これからの生涯、少し不便になるのかと思うと、なんとなく、不幸な気分になった。
そんな事より、まずは朝食を摂らなければ。
私は冷え性で、朝起きると、体が温まらず寒気が止まらない。
食堂まで行くと、もう暖炉には薪が入っていた。
私は、本能的に、その火の方へ向かう。
ふと、頭の中に、知識が送り込まれてきた。
”これは、ルーがやった。”
ルーとは、私の周りに群がっている煙のような物の事だ。
どうせ私にしか見えないのだが。
幼い頃、私が付けた名前。
ルーには、何度も助けられている。
馬車に轢かれそうになったところを、助けてもらった事もある。
ルーが居なければ、今私は、ここには存在しないだろう、するハズが無い。
「ありがとう。」と、今日もルーに御礼を言う。
すると、ルーは嬉しがったような素振りを見せた。
私は、それを見て少し微笑むと、朝食の支度を始めた。
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