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小説や小説その32」(2007/02/26 (月) 15:45:59) の最新版変更点

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「で、本気でやっていいのか?」 ゼロは心配らしい。 確かに、自分より年下の少女に向かって、本気で戦うとゆうのは、誰でも気が引ける。 「さっきも兄さんと黒金さんが言ってたのです、ゼロさんよりかは強いと思うですよ?」 メルフィーはニコニコしながら言う。 いや、斧持ちながらニコニコされると逆に怖いのだが。 「じゃあ、行くぞ。」 ゼロはそう言うと、手に持っていた日本刀を引き抜く。 そして、ゼロはお構いなくメルフィーに向かって刃を振りかざす。 しかしゼロが振り下ろした刃は、斧で横に逸らされ、狙った所から10cm近く離れ、メルフィーの真横を通過した。 急いで体制を立て直そうとするものの、先にメルフィーに横腹を思いきり蹴られてしまう。 「がっ?!」 ゼロの体は1m程空中を飛んだ後、地面に鈍い音を立てて落ちた。 「・・・やっぱり、基本がなってないみたいなのです。」 メルフィーは斧を引き摺りながら痛みに唸るゼロへと近づいていく。 「けほっ、げほっ・・・・いってぇ・・・・。」 ゼロは脇腹を押さえて痛がっている。 「大丈夫ですか?一応ケガの無いように蹴ったつもりだったのですが・・・。」 「一応大丈夫だが・・・今の馬鹿力は何だ?」 「あ、これの事ですか?」 すると、少女の腕から木が生えてきた。 漫画やアニメでしか見た事無いような事が、ゼロの目の前で起こる。 しかし、しこまで驚くことでもなかった。 「IMです、木で力を出すのを補助したのです。」 「へぇ、そりゃまた凄いな。」 ゼロは痛みが少しばかり引いた脇腹を押さえながら立ち上がる。 「やろうと思えば内臓破裂ぐらいまではいくと思うです。」 「御願いだからやめて」 「やらないですよ。とりあえず基礎がなってないみたいなので、私の仕事を手伝いながら特訓してもらうです。」

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