ふとんむしの独り言|2008.05.02

||2008.05.02 Friday 力のぶつかりあい



「人気」というステータスが有ります。他のゲームでも時々見かけますが、ポピュレーションといわれたり、友好度であったり、呼ばれ方は様々です。このス テータスは、友達やギルドの仲間から上げてもらったり、クエストでアップできたりと、色々な事で上げる事が出来るのですが、じゃぁじゃぁこの人気は結局何 に使うのというと、その人がいかに周りの人から慕われているか、信用されているかのステータスになります。

武器装備にもこの人気度が一定以上ないと装備できないものもありますよね。


この「人気」が時としてネガティブに動く時がありまして。


「○○は詐欺師です!人気下げよろwww」

こんな拡声器。取引失敗や、狩場の取り合い、ちょっとした争いその他もろもろがきっかけで叫ばれたりするわけですが、これだけを見てじゃぁ人気を下げてやろうという気持ちになるかというと、普通はなりませんよね。

どんな内容であっても、トラブル時は当事者片方の意見で判断を下す事は好ましくないと思います。

この拡声器や、フリマの看板に書かれた「人気下げよろ」をきっかけに人気下げ合戦という最悪の事態に発展する事もしばしばある模様ですが、この世界の事で すから「友が下げられた、じゃぁ俺がその下げた奴を下げ返してやる」という気持ちで下げにかかってゆくというのも、これはこれで「有り」だと思います。

それが功を奏して相手の人気がマイナス値になり、発言力に全く信憑性がなくなるという事も事実です。マイナス値を大きくまたいだが最後、この世界では誰と も付き合えなくなるという結果が生まれるわけですから、明らかに根拠の無い言いがかりをつけて来た相手に対しては、こういった鉄槌の下し方もひとつの方法 だと思います。

ただ私自身、人気は「上げる」為に有るものだと思っています。


私の友が人気を下げられたら、私はその友の人気を上げます。


負の力に対する負の力での応戦は、新たな負の渦を生み出し、結果次はいつ反撃が来るのかと常に構えていなければいけない状況になるわけです。これには皆が 相当なエネルギーを消費し、ひとつの騒ぎが終わったとしても、勝ち負けという結果も無ければ2度とこういう事も起きないという保証も有りません。

根拠や証拠が取れないこのメイプルという世界は、そういう揉め事なりが起こった時に非常に面倒だなぁと思うわけですが、相手プレイヤーとの年齢差からまともに話が出来なかったりすると、もう踏み込めば踏み込むほど泥沼です。

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昨晩はギルド幹部会が有りましたので、本題が終わったあとに小屋番のお三方と、世話番であるちゃわんむし君を交えてこの話に触れました。

どうせ後で引きずる様な争いをするなら、一貫防衛即時収束をとる。

勝ち負けという様な次元ではなく、つまらない時間を引きずりたくないわけです。

このギルドに集っている皆さんは決して弱くは無いと思っています。

ゲームに対する姿勢は皆それぞれですが、自分の気持ちの転換ひとつでややこしい事が終わるのであれば、それに越した事は有りません。

個人で解決できない様な大きな問題が発生した場合は、私をはじめ小屋番の面々が乗り出します。無理に1人で応戦して散々になるよりは、無駄な争いに発展する前に一旦退いて欲しいと思います。退いた先には信頼できるギルド員達が居ます。

「それじゃいつも負けっぱなしじゃん」と言われればそうかも知れませんが、勝ち負けという話をするなら、自分に勝てるかそうでないか、という事になると思います。

攻性のスタイルを取らず、事が発生した時は皆が耳を傾ける事ができて、楽しみや興味について色々な引き出しを持つギルドを今後も目指してゆきたいと思います。


とても理想論くさい話になってしまいましたが、具体的な例を交えて今後また綴ってみます。

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最終更新:2008年06月17日 20:57
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