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前提:都合上、人型になってる(ヘイディ)


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「バッカみたい」
子供の声が聞こえたような気がした。
次の瞬間、視界が暗転する。
「―――――っ」
同時に背中に感じた、しびれにも似た痛み。

――誰?!
声をだそうにも、鎖骨の上辺りから強く押さえつけられていて。
「きみみたいなのみてると堕としたくなるんだけど」
誰なのかも判らない声は続く――
「臆病なのか我慢してるのか知らないけど、なんで会わないの?」
………!
相手の言わんとしてることを、私は瞬時に理解した。
でも、なんで、…なんで、「それ」はそんなこと、を
「ほんとうは、『彼女』になりたいんでしょ?
――彼女になれば、何もしなくたって、何も求めずとも、絶対に会える、そばにいられる

ねえ、なんで?
あいたいでしょう?
だから彼女の傍にいるんでしょ? ボーカン決め込んでさ」
そう言いながら「それ」は、顔らしきものを寄せてくる…――
違う、私はそんな……!
大樹様に会いたいなんて思ってないし、まして恵理の前でそんな素振りを取ったことすら、
「がまんなんてやめなよ、気持ち悪い…」

――私の心が、何も知らないはずの子共に、犯されて、しまう…
 
 

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