製造国 |
アヌビアス連合王国 |
全長 |
180.3m |
全幅 |
19.2m |
喫水 |
9.2m |
速力 |
30kt |
機関 |
蒸気タービン、2軸推進 |
兵装 |
127mm連装速射砲×1基 |
|
57mm単装速射砲×2基 |
|
巡航ミサイル4連装発射機×2基(8発) |
|
艦対空ミサイル連装発射機×2基(72発) |
|
高性能20mmCIWS×3基 |
|
近接防空用SAM10連装発射機×1基(改修後) |
|
三連装短魚雷発射管×2基 |
満載排水量 |
11670トン |
搭載機数 |
1機 |
概要
第三次軍拡計画の一環として開発された巡洋艦。レガシー級駆逐艦と同じくタイフーン改・拠点防空システムを装備し、艦隊防空に特化している。
だが上層部の要求により、艦隊防空しつつ、同時に搭載された重対艦ミサイルで水平線上の脅威を駆逐することが目標とされた。
それゆえに独立した長距離ミサイルシステムが搭載されており、艦橋構造物の両側に大型巡航ミサイル用4連装発射機を備え、大型対艦ミサイルまたは超音速巡航ミサイルの運用が可能となっている。
艦首に127mm連装速射砲、両舷に57mm単装速射砲を配置し、砲撃能力も強化されている。
将来性を考えて余裕をもたせた設計により、船体は後の
ガナート級ミサイル巡洋艦に受け継がれた。
今日ではすでにシステムが旧式となり、防空艦としての存在意義は希薄になったが、陸上への投射能力を有するミサイル巡洋艦としては依然として有効である。
最終更新:2010年10月05日 15:03