フィーリア大災厄

フィーリア連邦共和国内で起こった大規模災害の総称。

概要

首都直下型地震の直後、異常なオーロラが観測され、その後数日に亘って天変地異が発生。
1ヶ月ほどでフィーリア連邦共和国の大半は海に没した。
死者・行方不明者は数百万人にも上る。

異常の現れ

正確な記録は無いが、早朝フィーリア連邦首都フレイミアを直下型地震が襲ったところから始まる。
この影響で都心の交通機関が完全に麻痺し、全国の流通がストップした。
また、地質研究所は地震の観測データとボーリングの結果から「地層の一部が液状化しているが、その他は問題なし」と発表した。

惨劇

数日後、島全体を震度8を超える地震が襲った。
地震による大津波は島沿岸を洗い流し、近海で活動していた主力艦隊を壊滅させた。
艦隊を取材していて津波に遭ったレポーターのリン・アレスターは「水の壁が向かって来た」と証言しており、津波の巨大さを物語っている。
同時に島の活火山が一斉に噴火。地震と火山灰により島中の交通・通信機関が麻痺した。
大統領も島外脱出を試みたが、専用機は離陸直後に消息を絶ち、大統領も死亡したとされる。
最後の地震の直後、ウィング本島は首都を中心に陥没。首都周辺は急速に沈下し、その周辺も引き込まれるようにして沈んでいった。
また、島の地盤が貧弱であったため地震による液状化現象が被害を増し、島の沈下に拍車をかけた。

これらの災害によりウィング本島の平地のほとんどが海に没し、中央高原を主とする山地や最高峰である火炎山が残るだけとなり、フィーリア連邦共和国は多数の遺骸と共に事実上消滅した。

原因

現在も詳しい原因は分かっておらず、
  • 急激な地殻変動
  • 特殊兵器の実験失敗
  • 巨大怪獣
  • 宇宙人の襲来
などの諸説が流れている。

また、未確認だが埋め立ていのらの目撃情報もあり、サドンデスに陥った可能性もあるとされている。

現在

現在、ウィング本島があった海域はロスフェアリス諸島に改称され、僅かに残った土地は再度埋め立てやメガフロートなどによって広げられた。
その中心であるディアス島ファリア市の郊外に追悼記念墓地が建立している。
また、アルウィング島の北部は現在でも沈下が進み、立ち入りが制限されているため、
場所によっては廃墟となった街が当時の状態で残っているところも少なくない。

詳しくはロスフェアリス諸島を参照
最終更新:2012年01月22日 09:32
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