フィーリア連邦共和国

フィーリア連邦共和国は箱庭海東部、現ノースフィーリア連邦の北西に存在した島国。

地理

フィーリアは大小数十の島からなり、一番大きなウィング本島はだいたい翼のような形をしている。
中央には山脈があり、それを囲むように学園都市が点在する。
北東部にある火炎山(2980m)は島内最高峰であり、もとは島であったが地殻変動と埋め立てにより陸続きとなった。
また火炎山には国内最大の採掘場があり、工業地帯が隣接している。
南部には広大な農業地域が存在する。また西部にも精密機器を扱う工業地域が広がっている。
北部には首都があり、それを取り囲むように商業地域がある。

また近年は居住区の整備など、島面積を増やさない事業が進められていた。

特産物は火炎米(赤米。普通の米よりさっぱりしている)、フレイヤ(赤い果物。洋梨のような甘さで、栄養価が高い)、火炎地鶏。

歴史

フィーリア本島の原型は数万年前、かつての箱庭大陸が沈没し、箱庭海の誕生と共に出来たとされる。

蒼炎王国

約三百四十年前に発見され王制国家、“蒼炎国”が誕生した。
王朝は独自開発を基本とし、末期は国交で栄えた。しかし、特権階級による専制政治により国が混乱。
さらには武官たちの反乱により王国は終焉を迎えた。

大火炎帝国と弾圧

蒼炎王国に代わって“大火炎帝国”が誕生。富国挙兵が推し進められ、列強国にならって立憲君主制が採用された。
議会が設立され、検閲を通され、国民は秘密警察により監視。
また、外交に対しても軍艦を使用した砲艦外交という形で近海では緊迫の雰囲気を漂わせていた。

春終革命と民主化

政府による強硬政治が十数年間続き、時の大統領であるA提督が主力艦隊及び傘下の部隊を蜂起させ、4.31事件(後の春終革命)を引き起こした。
数ヶ月の戦いの後、遂に帝国は倒れ、民主国家“火炎共和国”が誕生した。
数年後、国際化の波が押し寄せ、同国は火炎連邦共和国と改名し、後の瑞穂連邦である箱庭共和国連邦に加盟。
瑞穂連邦誕生と共にフィーリア連邦共和国と改名された。

フィーリア大災厄

石油危機時代、首都で大地震が発生。同時に地盤に異常が見られたが、政府は地震での被害状況確認を最優先した。
数日後、今度は島内全域で大規模な地殻変動が発生。民衆の脱出の暇もなく島は短時間に沈没し、フィーリア連邦は消滅した。
最終更新:2010年12月03日 22:34
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