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「先生の仕事(私見)」(2006/06/16 (金) 22:37:16) の最新版変更点
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先生の仕事は考えさせること<br>
ある生徒が、言っていた<br>
(テレビでやっていたんだそう)<br>
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良いところに気がついたと思う。<br>
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人生において、考えることはとっても大事<br>
考えるよりも体を動かしていた方が楽だから、ついつい考えるのをおろそ<br>
かにしてしまいがちだが。<br>
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で、人が考えるためには、言葉を知らなければならない<br>
言葉によってでしか考えられない<br>
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さらに、たくさんのことを見たり聞いたり、学んだりして、考える材料を<br>
増やしていかなければ、多面的にものを見る力が身に付かない<br>
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多面的に見られなければ、時代の流れに翻弄されてしまうばかり<br>
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これらはすべて、言葉を学び、その言葉を媒介にして身につく。<br>
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よく若い子が、「うざい」という言葉を吐くが、結局の所、<br>
自分に対する違和感を「うざい」としか表現できない事の表れである<br>
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彼らは、自分の感情をあらわす言葉の引き出しが極端に少ないのである。<br>
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彼らが学校で勉強していることは、究極的にはその中身に価値があるの<br>
ではない<br>
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勉強していく中で身に付く能力にこそ価値があるのである<br>
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能力を身につけることと、志望校に合格することが、完全に一致することは<br>
ない。試験はあくまでも試験なのである<br>
学校の勉強という、一つの尺度で、しかも競争が発生する<br>
そこには、希望が通らないという、不可避な条件が存在するのである。<br>
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ただし、学生時代において、学校のテストや受験勉強に最善の努力をすることは、<br>
能力を鍛えるためには必須のことである。<br>
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私が常日頃生徒達に言っているのは、まさにそのことである<br>
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結果はあえてうるさく言わないが、その過程についてはうるさく言う。<br>
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子供の時に、きちんと頭を使う訓練をすることなしに大人になることは、私の<br>
良心に引っかかるのである<br>
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不機嫌な感情を、「うざい」ですます子になりたいのだろうか?<br>
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そんな子にはさせたくない。