|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|

2006.03.24

    
クリフトとアリーナの想いは Part4.2
690 :【届かない】 ◆cbox66Yxk6 :2006/03/24(金) 14:23:15 ID:CNJ+199M0

あなたが以前言っていたわね。
私に片思いしている時、この気持ちは決して届かないのだろうって思っていたって。
でも、知ってた? 届かなくてやきもきしていたのはあなただけじゃないのよ。

「ね、クリフト。ちょっといい?」
「何でしょう?」
怪訝そうな顔をするクリフトを引っ張って、中庭の花壇の前までやってきた。
「悪いけど、ここに立ってくれる?そうそう、そんな感じ。でね、ちょっと目瞑ってくれる?」
あれこれだす指示にクリフトは笑いながら応じてくれた。
「これでよろしいですか?」
「うん」
花壇の方を向いて立つクリフトの前方にそっと回りこみ、囲いのレンガの上に立つ。
よし、完璧!
「クリフト」
「はい?」
「大好き!!」
驚いて目を開けたクリフト。
私はにっこり笑うと、唇を重ねた。

届かないのは思いだけじゃないのよ!
私とあなたの身長差。両思いになったって埋まらないわ。
ずるいよね。あなたはキスしたい時にできるのに、私は背伸びしても届かない。
でも、ちょっと頑張れば届くのよね。あなたの思いと一緒。
次はどんな手を使おうかしら。
                                        (終)