proposal ver0.8

Shibuya1000 企画書
「渋谷のカタチ part2」
慶応義塾大学 小林博人研究室

<コンセプト>
私たちの研究会では、前回の提案で渋谷の特徴、魅力の源泉として『スタティックな要素の上にダイナミックな要素が重なっている』ということを発見し、表現した。つまり渋谷は、『自然の「チケイ」という、最も古く固定化されている要素に支配されながらも、その上に人や微文化といった更新の早い要素の「うごめき、移り変わり」が重なりあっている』ということである。
前回の提案では、この発見を軸に、マクロ的な視点から渋谷を観察し、渋谷の「チケイ」を模型に、「微文化」を映像としてその上に重ね合わせることで「渋谷のカタチ」として表現した。今回の提案では、この発見を軸にしつつも、観察のスケールをミクロな視点に変えることで、より具体的で詳細な渋谷の「カタチ」をとらえようと考えた。
渋谷での「体験」から見えてくる「渋谷のカタチ」を変質させて見せることによって、「渋谷らしさ」を改めて感じてもらうことを目的とした。また、インスタレーションを体験した後には、いつも見ている渋谷を新鮮に感じる事ができるということも狙っている。

<対象敷地>
渋谷センター街にある宇田川交番前の歩道空間。

<ターゲット>
主に歩行者。

<内容>
渋谷らしい「体験」を「打ち消す」、または「増幅して見せる」レイヤーを風景に重ねて見せる装置を作る。今回想定している具体的なレイヤーとしては
  • 広告を隠すもの
  • 広告だけを強調して見せるもの
  • 場の使われ方を表すもの
  • 動詞を表すもの
人の流れを表すもの の5つである。

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最終更新:2009年10月06日 21:17
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