personal note内検索 / 「トム・クルーズ」で検索した結果

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  • ミッション・インポッシブル3
    ...ムス 出演:トム・クルーズ 、フィリップ・シーモア・ホフマン 毎回楽しみにしているけど今回も良かった。何だかんだ言っても続きものではがんばっていると思う。 『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマンはとても悪そうな感じで怪演っていうの?あれ。 最後は愛の力っていうのもトム・クルーズの好きそうな感じだ。それとアメリカならでは。2006-12-03/k.m コメントをぜひ 名前 コメント ...
  • ラスト・サムライ
    ... [製][出]トム・クルーズ [プ]ポーラ・ワグナーほか [脚]ジョン・ローガンほか [出]渡辺謙 真田広之 小雪 ティモシー・スポール 原田眞人 [制作データ] 2003米/ワーナー [上映時間] 154分 明治維新についてどうのと気になるところは今後補足(*1)するとして、映画としてはなかなか面白かった。トム・クルーズの話す日本語にはどうしても「にんまり」してしまい、「キル・ビル」のユマ・サーマンをも思い出すし、ハリウッド・スターへ日本語をたどたどしくしゃべらせるのは笑える。 先日ビデオで見たペキンパーの「戦争のはらわた」で感じたドイツ兵がみな英語を話している違和感と同じように、アメリカ映画ではいつもみんな英語を話す。今回も天皇陛下が流暢に英語で、しかも日本人と話していた。ほかにも渡辺謙が戦死する際に官軍側が...
  • M-I-2
    ...ウー 製作:トム・クルーズ 主演:トム・クルーズヴィング・レイムスアンソニー・ホプキンス 7月8日より日本劇場ほか全国東宝洋画系 カテゴリー-映画 関連リンク #related k.m見てきました!ミッション:インポッシブル2。 先々行オールナイトです。開演30分前の新宿スカラ座は、階段3まわり半の行列でしたが、収容力のある映画館なので、余裕で座れました。 ヨーロッパ映画へは、歴史的に培われたヒューマニズムを期待し、日本映画では、文脈不在の表徴体を期待しているとすれば、アメリカ・ハリウッド映画へは、徹底したエンターテイメント性を期待します。中途半端なヒューマンや、ドラマは期待しません。そんな訳で今回が、マトリックス以来のハリウッド映画でした。 その予想をはるかに超えたエンターテイメン...
  • マグノリア
    ...ー・ブ ラックマン、トム・クルーズ、メリンダ・ディロン、フィリップ・ベイカー・ホール、フィリップ・シーモア・ホフマン、リッキー・ジェイウィリアム・ H・メイシー、アルフレッド・モリーナ え?いつ落ちるの?で、これが? やっぱり映画の魅力は一筋縄でないかないなーなんて思う。出だしの引用からしてなにかを誘うつかみがある。そして音楽にのせてドラマのはじまりを演出するのですけど、これがまた長い。普通の長さを越えて、このまま続くのかと思わせておいてそうでもない。いくつものストーリーが交錯し、どこかで繋がって行くようで、そうでもない。けれどもそれぞれの調子が妙に共時的で面白い。小さな山場を迎えていくと次の話が連続していて、気が付くと3時間近い時間が過ぎている。この長さを見せるのは至難の業ではないと思うが、十分に退屈しない。 少年がTV局に入っていくシーン。カメラ...
  • マイノリティ・リポート
    ...グ 出演者:トム・クルーズ、コリン・ファレル、サマンサ・モートン 先行オールナイトで見てきました。久々の大作をそれも一足早く!。これってMI2以来だろうか・・。そうか、トムクルーズ好き?ってことかもしれない。 2054年、ワシントンDC。テクノロジーの発達により犯罪は予知され犯罪者は犯行前に逮捕されるという話し。フィリップ・K・ディックの原作は読んだことないし、クレジット出るまで知りもしなかったのだが、この映画の素晴らしさは、やはり原作に因るところも大きいのだろう。もちろんそれを映像化し、自らのメッセージを込めたスピルバーグはもっとすごい!。とまあ誰がすごいかなど、もう分からないくらいな大作なのだが。 「犯罪予知システム」という割に、それを担っている根本が余りにも繊細で痛々しい存在だ。この現実(映画の中の)にはちょっとショックだった。そして描...
  • キル・ビル
    ...ルフ・プロデュースのトム・クルーズをしのぐほどの男前ぶりだ・・。きっと彼のラスト・サムライはこれに負けてしまうだろう。ユマの舞は華麗で緊張感があり、さらに張りのある笑いを連発させてくる。これは両方から観客へ攻撃を仕掛けているようで、やや欲張りな役柄だと思ったが、何のことはない、欲張りなのは映画の演出全体であった。 マトリックスがインパクトを与えたのは、周到なサイバーテロリズムでもなく、近未来社会の終末でもなく、徹底した「萌え要素」の投入であった。それはオタク的であるほどに執着されたこだわりで、中途半端なドラマやメッセージの排除と、そのための演出エネルギーをすべてアクションへ費やした為に生まれた世界観だったと思う。だから2作目、3作目とそのインパクトを落としていくのは、サイドストーリーやメッセージ性の挿入に原因を感じずにはいられない。 キル・ビルが今回放ったエネルギーは...
  • パニックルーム
    パニックルーム 2002年 アメリカ 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 監督:デビッド・フィンチャー 出演者:ジョディ・フォスター、フォレスト・ウィテカー 夫の浮気が原因で離婚したメグ(ジョディ・フォスター)はマンハッタンで娘と暮らすための新居を探していた。4階建てでエレベーター付き、そして頑丈に出来た緊急用の避難ルームがある一軒家を見つけたメグは、早速引っ越しの手続きをする。しかし、引っ越しした晩、何者かが家に侵入。メグは娘と共にパニック・ルームへ逃げ込むが…。 パニックルーム、それは災難から自己を守る為の避難所である。扉を閉めてしまうと外部から内部(パニックルーム)へ入ることは不可能。 ストーリーは、パニックルームの中(内部)にいる者と外(外部)にいる者の駆け引きで成り立っている。 ...
  • アイズ・ワイド・シャット
    アイズ・ワイド・シャット 監督:スタンリー・キューブリック 出演:トムクルーズ/ニコール・キッドマン 1999年イギリス作品 キューブリックの遺作。 気合いを入れて、先行オールナイトで見に行く。しかし池袋の映画館は、30人足らずと、がら空きだった。やっぱし「エピソードワン」が異常なんだ、と納得。 夫が妻に抱く性の妄想により追いつめられて行くストーリー。 最後は性により追いつめられるのか、と期待感をもちながら、この監督がいてきた様々な人間の極限を思い浮かべて見に行った。 きっと数年後、何も知らずにビデオで見ていたりしたら、もっとすごい衝撃を受けていたかもしれない。遺作と言うことで、メディアで取り上げられすぎていてしまったため、期待感ばかり大きくなってしまい案外こんなものかと思ってしまった。 しかし、サドの美文...
  • オーシャンズ11
    オーシャンズ11 監督:スティーブン・ソダーバーグ 脚本:テッド・グリフィン 製作総指揮:ジョン・ハーディー、スーザン・イーキンズ、ブルース・バーマン 出演:ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、ケイシー・アフレック、スコット・カーン、ドン・チードル、他 2001年/アメリカ映画/1時間57分 配給:ワーナー・ブラザーズ映画 先行ロードショーへ行って来ました。新宿。行列整理(といっても大したことない)のお兄さんがしきりにトランシーバーで「ハリポタほど並んでません」と伝えていたのが印象的だった。 「エリン・ブロコビッチ」と「トラフィック」がオスカーに同時ノミネートされ、名実共にハリウッド・ナンバーワンの監督となったスティーブン・ソダー...
  • オースティン・パワーズ
    オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー 2002米/ギャガ=ヒューマックス 監督:ジェイ・ローチ 製作・脚本・出演:マイク・マイヤーズ 製作:ジョン・スタッフォード・リオンズ/エリック・マクロード 脚本:マイケル・マッカラーズ 出演:ビヨンセ・ノウルズ/マイケル・ヨーク/マイケル・ケイン/ヘザー・グラハム/セス・グリーン/エディ・アダムス 「おバカ・スパイ」と言うよりも、政治力すら彷彿させる「バカ殿さま」という感じ? 初めてこの映画を真剣に観ました。それも劇場で。チケットが安く手に入ったという事情もありますが、興味もありました。歌舞伎町は「バイオハザード」や「インソムニア」が封切りされたばかりで、賑わっていました。オースティンはもう1ヶ月ほど立つので、大きな劇場を持て余している感じでした。今時真ん...
  • クルーグマン教授の経済入門
    クルーグマン教授の経済入門 日経ビジネス人文庫 ポール クルーグマン (著) Paul Krugman (原著) 山形浩生(翻訳) 905円 読み始めは山形さんの口語訳が妙にくだけていて、そこにばかり気が行ってしまった。けれど思えばどんな本も入り込めるまでは時間がかかる。だいたい僕の場合50〜100項あたりでやっと入れる。だから短編の場合、訳分からない内に終わってしまうものもある。むしろ長編のほうが、読むのはシンドイけれど入り込んだ実感は持ちやすい。 で、結局この本になにが書かれていたのかといえば、あまりに多すぎて読んだそばからどんどん忘れてしまい今は漠然としている。アメリカの医療についてとか、ほとんど知らなかったので興味深かった。日本でも年金や医療保険について問題になっているが、経済大国アメリカで...
  • プライベート・ライアン
    プライベート・ライアン 製作/監督 : スティーブン・スピルバーグ 脚本 : ロバート・ロダット 撮影 : ヤヌス・カミンスキー 音楽 : ジョン・ウイリアムス 出演 : トム・ハンクス、トム・サイズモア 、エドワード・バーンズ 、バリー・ペッパー 、アダム・ゴールドバーグ 、マット・デイモン 年末に注文していたスピーカーが届き、ついにサラウンドシステムが組めた。さっそく音と映像の迫力を確認すべく映画を借りた。「プライベート・ライアン」を選んだ。この作品は戦争映画の歴史を大きく変えた、そんなレビューを見かけていたのだった。 冒頭まもなく戦闘シーンが始まり、銃弾が飛び交う音が360度ヒュン、ヒュン回るのだった。予想以上の迫力に思わず笑う。これまで自宅のビデオ鑑賞が殺してきた作品のポテンシャルを恨めしく思う気持...
  • :近況-2003-8
    ...「バニラ・スカイ」のトム・クルーズよりも甘やかしスギだろう。もっとめちゃくちゃにしろー。と思わずツッコミ入れたくなった。別にむごい映画マニアではないのだが、バランスは大事だ。特に映画では重要なメッセージが薄れる。何が言いたいのかハッキリさせるためにも、もっとむごい映画にすべきだった。 2003-08-12 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 癒されたい私は今日東京ドーム天然温泉「ラクーア」へ行ってみた。なかなかだった。もう少し空いていればいいのだけど。しかしなによりも意外だったのは、後楽園って外から見ていると気付かなかったけど、大きな街みたくなっている。通りはお盆で閑散としているのに、内部にはそこら中のテラスにひとがあふれ、過剰とも思えるショップの数々。それも六本木とは違う懐かしさ。「ららぽーと」などの地方にあるアウト...
  • ヘヴン
    ヘヴン Heaven 2001年/ドイツ・イギリス/1時間36分 配給:アスミック・エースエンタテインメント 監督:トム・ティクヴァ 脚本:クシシュトフ・ビエシェビッチ、クシシュト・ピエシェヴィッチ 音楽;アルヴォ・ベルト 出演;ケイト・ブランシェット、ジョヴァンニ・リビージ、レモ・ジローネ、ステファニア・ロッカ、アレッサンドロ・スペルドゥーティ、マッティア・スプラジア、ステファノ・サントスパーゴ、アルベルト・ディ・スタシオ 1996年、他界したクシシュトフ・キェシロフスキが、クシシュトフ・ピエシェヴィッチと共同執筆した遺稿。“HEAVEN、 HELL、 PURGATORY(天国、地獄、煉獄)”の三部作のうち、唯一キェシロフスキが書き上げた幻のシナリオ。とのこと。 この監督のは「トリコロール」や「デ...
  • ショートカッツ
    ショートカッツ 1993年 アメリカ 監督:ロバート・アルトマン 出演者:アンディ・マクダウェル 、ブルース・デイビソン 、ティム・ロビンス 、ジュリアン・ムーア 、マシュー・モディン 、クリス・ペン 、ロバート・ダウニー・Jr 、トム・ウェイツ 、リリ・テイラー 、ジャック・レモン レイモンド・カーヴァーの短編や詩をモチーフにアルトマンの描く多彩なキャストによって織りなす一大人間喜劇。3時間という大作。22人という登場人物。まるで小説「シンセミア」や映画「マグノリア」のようだ。いや、どちらよりも昔。むしろ多くの群像劇に影響を与えてきたのはアルトマンのほう。 はじめの30分くらいにほとんどの登場人物が出てくる。どの家族が繋がっているのか分からない。頭が痛い。「ゴスフォードパーク」でもこんな気分だったような。次第に全員の関係...
  • ラン・ローラ・ラン
    ラン・ローラ・ラン 監督・脚本 トム・テュクヴァー 出演 フランカ・ポテンテ/モリッツ・ブライプト テクノサウンドのシンクロするパワフルなドイツ映画。 「人間はどこから来て、どこへ向かって行くのだろう。」 こんな人生の無常観を唱えた様なナレーションではじまる。 ベルリンの夏。ローラとその恋人が直面した一大事。 恋人を救うために走り続けるローラ。 映画が始まってわずか30分ほどで、主人公ローラが死に瀕する場面。 だがそこから、この映画の流れは止まらなくなり、再度初めから、ローラが走り出す。 2度目は彼が、死に瀕し、そして3度、、、 人生が、いかに偶然性に支配されているのかを、言わんとしているのだろうか。 堂々巡りの様に思える展開だったが、無事ハッピイエンドで、終わりすっきりのノンストップムーヴィーでした。 ...
  • ファイト・クラブ
    ファイト・クラブ 監督:デビッド・フィンチャー 原作:チャック・ポーラニック 脚本:ジム・ウールス 出演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム・カーター なかなか面白い。デビットフィンチャーの作品で、ブラピといえば、セブンなんですけど、こちらはだいぶ系統のちがった作品ですね。映像の見せ方などは、独特のセンスというか、MTVばりの軽やかさというか、その時代性にのった表現が、脚本へとはまっていてよかったです。 アメリカは、日本の先を行く高度「消費」資本主義社会なのだから、この映画に現れている状況がフィクションとは思えないくらい近いものに感ます。そこでは確かに、不眠症が人生最大の問題になろうかと思われるし、それを解消するカタルシスが「何々ガンの励ます会」だというのも、またそれをカルチャースクールなんかと...
  • パーフェクト・サークル
    パーフェクト・サークル 監督・脚本:アデミル・ケノヴィッチ 出演:ムスタファ・ナダレヴィッチ/アルメディン・レレタ/アルミル・ポドゴリッツア 1997年/ボスニア・・フランス合作/ボスニア語/カラー108分 戦時下のサラエボ。 国外へと避難して行く家族と離れ、一人残る詩人の父。 そこえ家族を失った二人の子供が紛れ込む。 最初は迷惑がっていたが、次第に失った家族の様に2人への愛情がわいてゆく。 戦火に残り、生きることの意味を求めてゆく詩人だが、戦争はすべてを奪って行く。 やがてすべてが無意味であることへ毒されて行き、自殺の衝動が、頭から離れなくなる。 死へ、逃げ込んで行く思いを救ったのは、2人の子供を無事安全な、伯母のいるドイツへと送ることだった。 友人の力を借り、敵の最前線を抜けて、2人を安全なルートへ連れていくべ...
  • ヴォルフガング・ティルマンス展
    ヴォルフガング・ティルマンス展 Wolfgang Tillmans | Freischwimmer 期間:2004.10.16[土]─ 12.26[日] 会場:東京オペラシティアートギャラリー 開館時間:12 00 ─ 20 00(金・土は21 00まで、最終入場は閉館30分前まで) 休館日:月曜日 入場料:一般 \1,000(\800) 先日恵比寿でウイリアム・クラインの展示を見たときとだいぶ雰囲気が違っていた。同じようなポートレイトもたくさんあったが、配置・構成がまったく違っていた。前者は同じ大きさの写真が均質に展示されていて、写し出された人物達の差異がはっきりとしていた。 今回見に行ったヴォルフガング・ティルマンスの展示は、写真の大きさがバラバラだった。しかし本人がじっくりと考えてつくりだした「空間」...
  • ネイバーズ・ホーム・サービス
    ネイバーズ・ホーム・サービス 前川 麻子著 集英社 \1,600 便利屋兼家政婦紹介所「ネイバーズ・ホーム・サービス」を舞台に、心を病む一人暮らしの女性、痴呆の老夫婦など、都会の孤独と幸福を見つめるサト(28歳)をめぐる物語。著者は幼少時より舞台に立ち、女優・演出家として活動。2000年「鞄屋の娘」で第6回小説新潮長篇新人賞を受賞し作家デビュー。 心の微妙な振幅を丁寧に描いている作品だ。初め家政婦と言うよりも(ここでは隣人のような存在と言っている)、精神分析医を思い起こさせた。患者との距離感を気にし、転移を恐れ、入り込むことに慎重になる医師のように。サービスの内容よりも、そこから派生するユーザーとの関係へ話題が続くことへ興味が深まる。分析医がやがて患者との距離感に葛藤を抱いていくような物語があるが、この主人公は、自ら...
  • 映画
    今までに取り上げた映画リスト EUREKA HERO LOFTロフト Laundry M-I-2 ONEPIECE秋コレクション TOKYOEYES Vフォー・ヴェンデッタ WALKABOUT美しき冒険旅行 「π」 「空の穴」 「鏡」アンドレイ・タルコフスキー映画祭 あの子を探して ある子供 ある朝スウプは いたいふたり うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー きょうのできごと(映画) こわれゆく女 たみおのしあわせ どんてん生活 の・ようなもの ひかりのまち ぼくを葬る まぼろし めぐりあう時間たち ゆれる アイズ・ワイド・シャット アカルイミライ アダプテーション アフタースクール アメリカ、家族のいる風景 アメリカの影 アモーレスペロス アレックス イノセンス インサイドマン インテリア イヴォンヌの香り イーオン・フラックス イージー★ライダー ウルトラヴァイオレ...
  • ポーラX
    ポーラX 監督:レオス・カラックス 出演:ギョーム・ドパルデュー/カテリーナ・ゴルベワ/カトリーヌ・ドヌーヴ 脚本:ハーマン・メルヴィル/レオス・カラックス/ジャン=ポル・ファルゴー/ロ ーラン・セドフスキー 1999年/フランス・ドイツ・スイス・日本/2時間14分 カラックスの新作。 ピエール・ヴァロンブルーズというノルマンディの城館にすむ御曹司が主役。 ストーリーは先日観た、ルイマルの恋人たちとも、どことなくかさなる。ブルジョアの苦悩。 アラジンという名前で書いた小説の大ヒット。婚約者リュシーと愛し合う日々。すべてが順調のピエール。だが夢の中へ出てくる、長い黒髪の女が忘れられない。ある日その女が彼の前に現れ、私はあなたの姉だと告白する。本当かどうかもわからないその言葉を信じたピエールは全てを捨て、彼女と生きる決心をする...
  • ドッグ・ヴィル
    ドッグ・ヴィル 2004、デンマーク映画 監督: ラース・フォン・トリアー 出演: ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、トム・エディソン・ジュニア 簡素で舞台装置のようなセット。セリフもナレーションも多い。9章に連なっている。この監督は映画に出来ることを貪欲に追求しているようだ。作品を見るたびに新しい見せ方をしている。 重い。映画を見終わったときにではなく、何度もそう思いながら見ていた。しかも長い。3時間だ。これは道徳や倫理といったものを唱えている作品なのだろうか。だとすれば自分の思っていたものと随分と違っている。どこかでそれらは甘美なもの、いや「ゆるい」ものだった。小学校の道徳教育のように、なにかお約束なものを行儀よく受け入れる訓練であるかのように、それは真正面からいつも来るのだ。 ここに描かれていたものは...
  • ラ・ジュテ
    ラ・ジュテ 監督:クリス・マルケル 出演:エレーヌ・シャトラン/ダヴォス・ハニッヒ/ジャック・ルドゥー/アンドレ・アンリシュ/ジャック・ブランシュ /ピエール・ジョフロワ/-エチエンヌ・ベッケル/フィリベール・フォン・リフシッツ/リジア・ボロフチク/ジャニーヌ・クライン/ウィリアム・クライン/ジェマール・ファチェッティ 脚本:クリス・マルケル 美術:ジャン=ピエール・シュドル 音楽:トレヴァー・ダンカン 朗読:ジャン・ネグロニ 1962年/フランス/28分/白黒/ヴィスタ これは、クリス・マルケルの名を不動のものとしたとされる記念碑的作品で、第3次世界大戦後の廃墟のパリを舞台に、ある男の過去と未来への時間旅行を切なく美しく描いたSF作品です。 この作品の大きな特徴の一つである静止画像でストー...
  • ライフ・イズ・ミラクル
    ライフ・イズ・ミラクル 監督: エミール・クストリッツァ 出演: スラブコ・スティマチ, ナターシャ・ソラック, その他 ひさしぶりにエミール・クストリッツァの作品をみて、そのパワフルさに圧倒された。無音の状態がないくらいに音楽が流れていて、まるで人生もそのようなメロディのなかへ収斂されているかのようだった。 ブラスバンドはやかましいほどで、ボスニア紛争の現実感をも滑稽にしてしまうくらいだ。結局映画はフィクションであって、どれほどシビアに戦争を描いても訴えるものが戦争そのものである限りどこかでそれを正当化しているように思う。 けれどこの作品のように、デカダンスと共に生きる人々へ焦点を合わせると、戦争はまるで社会システムに組み込まれた行事のようでもある。そしてその慣習に命をうばわれ、家族をうばわれ、夢をうばわれる。死ぬことの...
  • 一杯いきますか!!
    一杯いきますか!! ある意味、不器用です。 出演:平泉成, 板尾創路 監督: マッコイ斉藤 こんな風に繰り返される飲み会にあこがれていて、それは夜の定例会のように規則正しくそれでいてルーズに展開する雑談めいたものであり、料理もだいたい食べ飽きて新鮮味もなく話題もマンネリ化するものだからすぐに間ができたりため息も続いたりするけれど、酔っていることはそんな状態ですらどこかワクワクさせる判断力の低下を見せ、やがて何気ない店内の一場面へ底知れない期待を抱かせるアッパーな勘違い力が生じ、自分たちの中へうごめくその「小さな狂気」を肴にまた飲み続けるといった自家中毒的、あるいは堕落的「生態」なのかと・・・。 平泉成が泣けるくらいがんばっている・・。2008-10-07 カテゴリー-ドラマ コメントをぜひ ...
  • 経済学という教養
    経済学という教養 稲葉振一郎 (著) 東洋経済新報社 2,000円 先日読んだクルーグマン教授の経済入門とこの本は、どちらも構造改革にたいして批判的で、景気対策に重点を置いた議論のようだ。しかしそれが小泉内閣に対する反対派のような関係ではないところが、政治の明快さと現実の複雑さの関係をあらわしているようで興味深い。 そしていま起きているくらいの不況下では、構造改革主義者の提唱するような、「不完全市場のできるだけの完全化」ではどうにも(というか景気回復には)ならないようだ。むしろいまは振り上げたこぶしが行き場を失うほどに、それだけが目的化されたモラリズムになって・・云々。 貨幣的ケインジアンとか、流動性選好説など、鍵を握る部分の言葉遣いがどうもなじまず、すんなり入ってこない。このあたりをもう少し追求してみなくては・・。2004-02-14/k.m コメントを...
  • チャーリーとチョコレート工場
    チャーリーとチョコレート工場 監督: ティム・バートン 出演: ジョニー・デップ, フレディー・ハイモア, その他 思っていたより面白い。さすがティム・バートン。子供向けのゆるい映画じゃないんだ。結構ブラックだし、グロテスクな演出も多い。 招待された子供達の素晴らしいキャラ。工場で働く小さな「ウンパ・ルンパ」の濃さ。クルミを割るリスたちの生真面目さ。 どれも完成度の高い出来。充実した映画。2006-02-19/k.m コメントをぜひ gecko 先日、たまたま視た『オースティンパワーズ』になんと「ウンパ・ルンパ」が出ていてビックリ!2006-03-06 (月) 16 06 52 k.m えっ!ホント2006-03-10 (金) 00 59 01 ...
  • ブロークン・フラワーズ
    ブロークン・フラワーズ 監督・脚本 : ジム・ジャームッシュ 出演 : ビル・マーレイ/ジェフリー・ライト/シャロン・ストーン/ ジェシカ・ラング/ティルダ・ウィンストン 映画は時間を通じた作者の世界観を伝えることの出来るメディアだと思うけれど、この作品はまさにジム・ジャームッシュの時間だと思った。映画のために作られた物語で、描写やプロットに無駄な部分を感じさせない。 それはビル・マーレイの映画だと言っても同じ事で、役者のキャラクターのために作られた作品で、セリフや「間」の取り方に無駄な部分を感じさせない。いきなり憂鬱な表情とフレッドペリーのジャージ姿でTVを観ている彼が、ずっと前からそうしているのだと感じさせるオープニング。 突然送られてきた手紙に暗示させたピンクや、旅先で遭遇する思わせぶりなピンクも、視覚的な効...
  • シルバーウィークにアレコレ・感想4つ
    シルバーウィークにアレコレ・感想4つ 1■「環境展 -絶景-」 アーティスト:大巻伸嗣 会場:トーキョーワンダーサイト・渋谷 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ここは良く行くギャラリーで、いつも面白い展示をしていますが、今回はかなり驚きました。「ゴミとは何か?」をテーマに約1年間ゴミに関するリサーチを重ねてきたアーティストの大巻伸嗣さんが、ゴミを燃やした後に残る人工物「スラグ」を用いた巨大インスタレーションを行っています。明らかに場違いなというか、ここにあってはいけないモノとしての異物感がスゴイです。中2階へのせたスラグの量(恐らく見えない部分はスチロールだと思いますが)も迫力ありますが、水を張った展示もインパクトあります。この異物感は、環境を破壊させてい...
  • :近況-2004-1-2004-3
    近況-2004-1-2004-3 2004-03-30 10+1。隈研吾さんと森川嘉一郎さんの対談はなんだかかみあっていない、というか森川さんの指摘に隈さんが、ただそうですねと言っているだけのようにも。そもそもなぜ隈さんなのか。渋谷駅の改装したから?。藤森さんの赤派とか白派ってなつかしいな。五十嵐太郎さんのデータベース的事例はすごいけれど、その先にいく言葉もほしい気がする。とくにセキュリティー社会に対する危惧のような、東さんとかぶっているところは違った切り口も見せてほしい。建築側からそれらへの態度をとるとすればどんなことがあるだろう。セキュリティーフェアとか言って徹底的にキャンペーンしてみるのも面白い。ある意味滑稽なくらい切実に振る舞いたい気もする。今気づいたけれどカルスタの上野さんと毛利さんも執筆しているのか。毛利さんはセキュリティーについてなど。 2004-03-28 10+...
  • レクイエム・フォードリーム
    レクイエム・フォードリーム 監督:ダーレン・アロノフスキー 出演:エレン・バースティン/ジャレッド・レト/ジェニファー・コネリー/マーロン・ウェイアンズ/クリストファー・マクドナルド /ルイーズ・レッサー/ショーン・ギュレット-脚本:ヒューバート・セルビーJr./ダーレン・アロノフスキー 配給:ザナドゥー 2000年/アメリカ/1時間42分/カラー やっぱりドラッグなのか。人間の堕落と破滅を描くのに適しているテーマとは。現代人の隙間を象徴しているもとして、映画におけるドラッグ中毒を見かける作品は多い。精神をいかに都合よくコントロールして、孤独を癒していくかが、現代人の関心の中心なんだと思った。 アロノフスキー監督は前作「π」のヒットからなにを感じたのだろうか。そして今後大きな資本とのなかでどんな映画を出して来るのだ...
  • :近況-2005-2-2006-1
    2006-01-12 リア王●岩波文庫/シェイクスピア (著)/野島 秀勝 (翻訳)/映画『乱』の映像と重ねて読んでいたからか、すごく面白かった。さすが黒澤。さすがシェイクスピア。例えばボリス・ヴィアン『うたかたの日々』にインスピレーションを得た映画『クロエ』のように(新旧めちゃくちゃw)、この作品はイワユル原作モノとは違う、あくまでもオリジナルだと思った。テクストはあくまでもイメージだ。原作に忠実な映画なんて基本的にありえない。それにしても。翻訳ものは苦手なんだけど、これはとても美しい日本語のリズムだ。激しい罵倒がまるで妖艶な歌のように響く。憎しみ合うさまが濃密に絡みつく。全てが夢のようにリアルではかない感じだ。 2006-01-11 買いすぎ●最近、本屋へ行くたびに何か買ってしまう。今月は文芸誌が面白そうだったし、とか。文藝と新潮2冊。星野智幸の自作解説は面白かった。小...
  • ローズ
    ローズ 監督: マーク・ライデル 出演: ベット・ミドラー, アラン・ベイツ, その他 これ以上ない栄光を手にした人間が味わう孤独とは。映画を見ることでかなえられる最上の悲劇。こうして自分のことのように味わえる破滅的な感情とは、誰にでも「わずかにでも」ある気持ちの延長を指しているからだろうか。 だとすればその普遍さを表現しうる役者のエネルギーとは、まるで万人の悲劇を背負ってしまったかのように果てしないものに思える。 話の顛末にはそれほど心をうたれることはなかったけど、ベット・ミドラーの演技と歌声にはただ驚愕の思いで、それは神を畏れるといったような、どこか遠くの対象に抱く感覚だ。2006-05-03/k.m コメントをぜひ ...
  • 写真
    今までに取り上げた写真関連リスト 近況-2004-4-2004-6 MenuBar Self-Reference ENGINE photographers #039;gallery なぜ、植物図鑑か アンリ・カルティエ=ブレッソン サイト・グラフィックス展 シルバーウィークにアレコレ・感想4つ フォトグラファーの仕事 マーティン・パー写真展 ランドスケープ 柴田敏雄展 ヴォルフガング・ティルマンス展 写真展と写真集メモ 写真新世紀-2006 土田ヒロミのニッポン 映画と写真は都市をどう描いたか 最近の冬 東京国立近代美術館の写真作品 野口里佳の展示を見て 銀座で写真展2つ 写真-覚書 2013-07-16 片山博文「Facts in Flatness 」■アンドレアス・グルスキーが写真をデジタル加工し、コンセプチュアル性を高めているのに対し、彼は写真...
  • バタフライ・エフェクト
    バタフライ・エフェクト 監督:エリック・ブレス 、J・マッキー・グルーバー 出演:アシュトン・カッチャー 、エイミー・スマート 、 ウィリアム・リー・スコット 、エルデン・ヘンソン 、メローラ・ウォルターズ 『ラン・ローラ・ラン』と『メメント』を足したような映画。前半はなかなか魅惑的な描き方でよかった。けれどテンポ良く進みだしたあたりから微妙な空気を感じた。 主人公は何度も記憶を書き換える行為をおこなっていった。理想郷を求める使命を果たすかのように。確かにあの状況であれば可能な限りチャレンジするだろう。けれど観ている側の印象としては、身体的リスクや未来を変えることの重大さからは遠のいていくばかりだ。 つまり簡単な行為に感じてしまう。これは非現実的な行為という意外性を失うことと、神学的な慣習を裏切る意味で2重に危なっかしい演...
  • ロードムービー
    ロードムービーが好き imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ロードムービーについて 人間は大地の上をひたすら車で走っていて、荒野の中へ小さくある賑わいが街で、何かへ動かされるままに失踪したり再開したり、そしてぶつかり合ったりするのがまた人間なんだと感じさせる映画。 人生を旅にたとえるとか移動の中へ心の葛藤を見るとかの「抽象さ」ではなくって、動くもの、あるいは「動かなさ」の視覚的な確認であり、フレームへ納まったままの姿を受け入れる行為なんだと感じさせる映画。 ストーリーとか物語などの前に、全体として心を動かされる映画。映画を見続けられることが一番うれしいとか、見続けていないと映画は楽しめないと感じさせる映画。実際こんな映画ほど疲労感は大きく、しばらく離れたくなる気も...
  • ベティ・ブルー
    ベティ・ブルー 86/FRANCE 監督・脚本:ジャン・ジャック・ベネックス 原作:フィリップ・ディジャン 出演:ベアトリス・ダル、ジャン・ユーグ・アングラード すっかり年末休暇モードでのんびりしております。TUTAYAで5本もビデオを借りてしまいました。そのウチの1本。 女性の激情を描いた映画はとても印象に残る。特に「恋のエチュード」と「アデルの恋の物語」などが。共にフランソワ・トリュフォーの作品。ゴダールと共にヌーベルバーグの作家だが、僕はトリュフォーの方が好きだ。 この激情は情緒不安定だったり、狂気であったりする。もちろん二人の内部では、まぎれもない愛情なのだが。そしていつしか、精神病として薬を投与され続け、気の抜けたような人間になってしまう。度を超えた情熱がこの様に狂気として扱われ、救いようのない...
  • :近況-2004-7-2004-12
    近況-2004-7-2004-12 2004-12-23 相対的浮世絵●久々にお芝居を観た。三茶で。「相対的浮世絵」 作・演出:土田英生。20年前、親友と弟を見殺しにしてしまった。親友と共に、死んだずの二人から夜の墓地に呼び出される。他愛無い昔話に興じる4人。二人が死ぬ事なった事件については触れようとしなかった・・・。かなりヒット。タイトルもシブイ。死者。他者。過去。記憶。恨み。和解。途方。黄昏。終了。お気に入りの映画監督である、大谷健太郎の新作ではこの土田さんのお芝居が映画化されている。さっそく近日シネクイントに行こう。 2004-12-20 星野智幸●なんだかんだと5冊目。「ロンリー・ハーツ・キラー」に入りました。そして今日アマゾンから過去の著作3冊届きました。もう、とことん魅了されています。「どういいのか」を考えるよりも、ただこの文体に「ひたって」いたいです。●とこ...
  • クローズZERO
    クローズZERO 監督:三池崇史 原作:橋ヒロシ 出演:小栗旬、やべきょうすけ、山田孝之 久しぶりに熱い映画を見た。さすが三池監督。雨の中での決闘シーンは最高にカッコよい。雨粒が浮き上がっていく中で肉体が激しくぶつかり合うスローは、ワイアーアクションに見慣れた薄っぺらい演出を忘れさせる、映画の勢いがある。闘う高校生達の人間性を描くことで、単なる破壊衝動ではなく、彼らの成長を描くドラマとしても成功している。 小栗旬と山田孝之には、どこか権力欲とは縁の無い、儚さのような空気があって、その無常観が逆にぶつかり合うエネルギーの大きさを強調しているようだった。ストイック過ぎる空気をやわらげる意味なのか分からないけれど、正直、黒木メイサの「下り」はいらないと思った。歌なんて急にアクターズスクールのりだったし。2008-06-08/k.m
  • アメリカの影
    アメリカの影 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 監督:ジョン・カサヴェテス 出演:レリア・ゴルドーニ/ヒュー・ハード/ベン・カールザース/アンソニー・レイ/ルパート・クロセー ジム・ジャームッシュ、スパイク・リー、ウッディ・アレンをはじめとするニューヨーク・インディペンデントの元祖。ジョン・カサヴェテスのデビュー作品。ドキュメントタッチの演出。実際すべて演技は即興で行われたと最後にうたわれていた。 印象的なのは会話の自然さに迫るアングルの不自然さだった。やや近寄り過ぎな(横長のフレームをTV用にしているせいもあるが)数名の会話シーンは、彼らが親密な関係であることを伝えるにはとても明快なのだが、ちょっと圧迫感もある。 ただ、ドキ...
  • ベニーズ ビデオ
    ベニーズ ビデオ 監督:ミヒャエル・ハネケ 1992年/オーストリア/35ミリ/105分/カラー 監督のミヒャエル・ハネケは、1942年ドイツ、ミュンヘン生まれ。オーストリアのウィーン大学在学中には哲学、心理学、演劇を学ぶ。卒業後はドイツのテレビ局で脚本家として活躍。1970年にテレビドラマを初監督、同時に舞台監督としても多くの作品を演出。最新作『ピアニスト』は今年のカンヌ国際映画祭で、グランプリはじめ3賞を受賞。ウィーン在住の巨匠。 東京フォーラムでの上映。ここで映画を観るのは初めて。ストーリーだけ言うと、とても衝撃的である。惨殺映像に惹かれる少年が実際に知り合った少女を殺してしまう。これだけでも十分に怖い。ありそうだというリアリティーが余計に恐怖をさそう。この作品は10年くらいまえのものだ。当時のオーストリアの状況は分からないが...
  • クリエイターズ
    クリエイターズ 長大作/細谷巖/矢吹申彦 まだ見ぬ日常への案内者たち 会場:世田谷美術館 会期:2006年7月15日(土) - 9月24日(日) 長大作 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 長大作の椅子は坂倉事務所作品として写真では見ていたものの、こうしてまとめて見て座るのは初めて。とても上品な家具だと思った。ファブリックの素材感や色あいにはどおしても時代感覚がはいっているけど、座ると自分の身体にしっくりくる感じがとても心地よいし、リ・デザインとして更新していく手法もサスティナブルだと思った。畳の部屋で和服を着てテレビを見るための椅子としてデザインされた「低座椅子」。畳の上に置くことの出来る椅子デザインとしては貴重だし、座と椅子の...
  • クライマーズ・ハイ
    クライマーズ・ハイ クライマーズ・ハイ 監督: 原田眞人 出演: 堤真一、堺雅人 力強い人間ドラマで飽きさせずラストまで突っ走る映画。 堤真一カッコいい!、堺雅人の狂人じみた目ツキ病み付き!。 共同通信の第一報から、日航機墜落事故の現場が見つかるまで、地元新聞社なりうるか、記者間の駆け引き。登山家が挑むような険しい山を、救助隊と競うように墜落現場へと駆けつける記者の普段着感覚。あまりの惨事に、トリツカレれたようになってしまう記者。携帯のない時代、現場付近の家屋に押しかけ電話を奪い合う記者。やっとの思いで手に入れた「現場雑感」を意図的に締切遅れとする社内での足の引っ張り合い。まさに映画が苦手とするM2層(男性35~49歳)、M3層(男性50歳以上)を狙ったような、すべてが男同志の共感を誘う演出だ。ニクイ!。 その後も主人公の記者・堤真一が事故の真...
  • イーオン・フラックス
    イーオン・フラックス 監督:カリン・クサマ 出演:シャーリーズ・セロン 、マートン・ソーカス 、ジョニー・リー・ミラー シャーリーズ・セロンは爬虫類のような動きがコミカルで、それはいかにもキマったヘアスタイルや、ステイリッシュ過ぎるインテリアにも覚えてしまう既視感へつながる気がした。『ガタカ』の頃はむしろ好きだった洗練さ加減は、まるでレストラン業界を支配している「和ダイニング」インテリアのように食傷気味だ。 近未来SFアクションへどこまで期待するかはともかく、近未来も、SFも、アクションも、洗練さだけでは引っ張れないと思う。アメリカのヒステリー、トラウマといった心理学的なもの同様、アニメーション原作主義もちょっと飽きた。いっそタルコフスキーでも見直したほうが良いのか。面白いSF映画、ありますでしょうか。(そうは言っても、それなりに面白いケド)2006-10-04/...
  • ゴーストワールド
    ゴーストワールド 監督:テリー・ツワイゴフ 脚色:ダニエル・クロウズ、テリー・ツワイゴフ 原作コミック:ダニエル・クロウズ(presspop gallery刊) 製作:ジョン・マルコヴィッチ、ラッセル・スミス、リアン・ハルフォン 出演:ソーラ・バーチ、スカーレット・ヨハンスン、スティーヴ・ブシェミ、ブラッド・レンフロ、イリーナ・ダグラス他 2001年/アメリカ/1時間51分/配給:アスミック・エース このタイトルの意味がよく分からなかった。見終わって思うのは、「幽霊→存在しない世界」という、主人公の世の中を見る眼差しを表しているのかも知れないということ。 ビンセント・ギャロ監督の「バッファロー’66」という映画を思い出した。笑えるけど悲しい話だった。二つの映画に共通したものは「郊外」というイメージだ。この場...
  • 現代イスラムの潮流
    現代イスラムの潮流 宮田 律著 集英社 英仏のアラブ支配は大戦後の1920年、サンレモ会議で国際的に認定された。かくて今日のイラク、ヨルダン、パレスチナは英、シリアとレバノンは仏の委任統治領となった・・・。 パリを旅行したときの楽しみの一つにアラブ世界研究所を見る事があった。ジャン・ヌーベルほかの設計でコンペに入選した作品で、1987年パリに竣工した建物。最大の特徴は、南側のファサード。アラブ文化特有の幾何学模様のパターンで、カメラの絞り機能を応用したダイヤフラムが圧巻だった。 かつて列強時代に支配していたアラブ世界に関する研究機関がこうしてパリに存在するいきさつは複雑なのだろう。当然アラブ世界への影響力を保持したいフランスの思惑はあるのだと思う。このようにヨーロッパとイスラム世界はきってもはなせない関係があるのだが、日本とのそれは希薄だ。 この本にはイ...
  • 近況
    過去の近況 2003/6月 2003/7月 2003/8月 2003/9月 2003/10月 2003/12月 2003/11月 2004/1-3月 2004/4-6月 2004/7-12月 2005/2-1月 2006/4-7月 2006/8-1月 2008/3-12月 2016-01-05 久しぶりにログインした。実に3年近くも、、。 2013-07-23 平和憲法や慰安婦などのベーシックな問題点解説とか、政治家と政策の模式図を選挙期間だけでなく常に取り扱う、ちゃんと視聴率の取れる情報番組が欲しいなと。それにはネットとTVのさらなる戦略的な連携も必要で、政治を良くわからないブラックホールとしない...
  • グルーヴィジョンズ特集
    グルーヴィジョンズ特集 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (01.JPG) 広告批評 281号 グルーヴィジョンズ・インタビュー ベスト・オブ・GRVナンバー 108 グルーヴィジョンズのお仕事 52 いかにサバイブするかが僕らのテーマ 村上隆×伊藤弘 あふれる情報の渦に泣き出したくなった 小西康陽 メカフォリカル・ポップの誘惑 斎藤環 広告批評の特集。 グルビはもう長いこと「チャッピー」をプロデュースしているけど、あまり詳しいことは知らない。そんな自分にむかって発売されたような特集なので読んでおく。 メンバーの個人名を全く知らなかった。伊藤弘という名前はとりあえず頭にはいったが、なによりインパクトが大きかったのはミルクマン...
  • カルチュラル・スタディーズ
    カルチュラル・スタディーズ カルチュラル・スタディーズ入門 ちくま新書 261 上野俊哉・毛利嘉孝著 740円 2000.9 実践カルチュラル・スタディーズ ちくま新書 345 上野俊哉・毛利嘉孝著 740円 2002.5 ナショナリズムを考えるとき、それが遠い世界の話として身近に感じられないもどかしさがある。以前読んだ「アメリカ政治の現場から」(渡辺将人)では、移民社会での政治状況がいかにアクチュアルにそれらの問題と対峙させられているかを物語っていた。黙っていれば特にマジョリティーの立場を脅かされない日本人である自分が、積極的に介入させられる時代が何れ訪れるのかの脅威すらない。 そんな中この著者は・・「何か楽しいことや面白いことをだらだらやっていくなかで、苦し...
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