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「距離感」


写真を撮る趣味がないので、あまり対象との距離感について実感がもてませんが、あるモノへ入り込んでいくなかで、息苦しさを感じてしまう事があります。それは建築でもなんでもいいのですが。もちろん建築において、入り込むことはなにより自然な流れなのでしょうが、決定項目が無限に存在する建築行為を、集中的に行っている時にも生じます。

決定するという事は、常に自分への問いかけ(もちろん話し合いによる決定も多い。)へと向かいます。原寸図をひたすら書き続けるうちに、自動的に決まってくる納まりはまだいいのですが、なにか理由を伴う決定事項を続けている時ってつらくなってきたりします。「決めることが大事だ。」とよく所長がいっています。

そんな中で、全く違う観点から出来たモノ(そう思えるモノ)を見ると、ちょっと救われる気になります。そこには、自分がこだわってきたものを超えた存在感があるからなのかもしれません。建物を見学している時、客観的な自分の態度へ、異常に反応してしまうことがあります。

よくわからない話しでした。ところで内の事務所は、ある組織から独立した3人で始まりました。まだ、というかもう7,8年ほどになります。現在10人ほどで、まぁアトリエ的な規模ですが、僕が思い描いていた建築家像とは、依然として距離感があります。

組織でつちかわれた、方法論はそのまま現在の事務所へも 引き継がれており、良い面、そうでない面など、色んな事が見えてきた頃です。僕は5年目ですから、ほぼ初期から参加出来て、ある意味とてもよかったと思う反面、事務所の方向性が定まっていない様なもどかしさを感じるときもあります。

ただ、若干の若手で、方向性を変える事など難しい事だし、その方向というヤツもあやしいモノです。このHPを立ちあげてみて、色んな問題意識を吐き出していく事により、やはり立ち戻ってくる場所は、建築家との距離感でした。それは建築に対する思い入れとも言えます。入社してしばらくは、20代は僕をいれて2人でしたが、最近になってやっと、若手チームも増え5人になりました。ここら辺りで、まずは勉強会的なものを立ち上げて、硬直化してき た、やり方に何か変化をもたらしたく、たくらんでおります。距離感ついでのお話です。99.10.21/k.m

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