「プログレス」



a+uの一記事。 今世紀のプログレスに対する信仰。 そこには技術革新や開発へ、一心不乱に励む事を美徳としてきた人類(特に日本人)の姿があると訴えた内容。

筆者はこういった進歩への盲目的信仰が、過去へ立ち戻り、そこから学ぼうとする姿勢をなくしている原因だと懸念している。 そして、建築資料の保存活動が、日本において遅れていると指摘している。 むしろ歴史の浅いアメリカにおいては、積極的に活動しているそうだ。このように日本人の歴史認識不足を訴えた言論は結構よく見かける。

欧米では、保存文化財に対しての社会的認識がとても高い。どうしてこのような差があるのだろうか。

ちょっと違う話だが、報道番組などを見ていると、何か大きな事件が起きたとき、「徹底検証」とかいいながら、ひたすら騒ぎ、 直接的な原因ばかりに注目するが、根本的な事へはあまり触れようとせず、結局いずれ時間が解決するてきな、曖昧な結論をよくかける。

こういった姿勢は歴史へ学ぶとか、ラジカルなところを探っていこうとすることへの稀薄さへ、どこかつながっているのではないだろうか。

ただ日本では、物の保存には、あまり力をいれないが、伝統技術や芸能などの、能力的なものへの保存には、とても積極的だと聞いたことがあるが・・・・

99.06.29/k.m


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最終更新:2008年04月11日 07:58