「つながり」という危ない快楽


  • 格差のドアが閉じていく
  • 速水由紀子著

自分もそうだけど団塊ジュニアという世代についての分析が多い。引きこもりやニートが下流といって自虐的なネタと化していることにも批判的だ。

もちろん門切り方のオヤジたちのように、彼らをけしからんといって突き放すのではなく、構造的な問題として認識している点で、前向系だ。

でも自分の世代がこうして、ああだこうだと分析され分解されていくものなんだか複雑な気分だし、SNSなど趣味・趣向の合うコミュニティーへ繋がることで自意識を保っていくなどの言及には、うなずくのとそうでもないのと微妙な気分だ。

ネットによるローカルな繋がりが「地元」と呼ばれ、グローバルな動きと相対して継続されていくのなら、きっとそれなりに成熟していくのだろうし、前向きに考えていくほうがいいんじゃないかとw。2006-12-07/k.m


カテゴリー-社会


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最終更新:2008年04月11日 07:58