※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

BIMについて・その1




こんな時期に設備投資は無理だと思うけれど、以前からBIMなるものを取り入れろと言われていて、特に勉強していなかったので、先日あるメーカーのセミナーへ行ってみた。

BIMのメインストリームは意匠と設備、構造の3Dデータ共有化にあるのかと思っていたら、まずは建築設計内部の効率化がメインだった。確かに、アメリカでオー○デスクがどんなにBIMを推し進めようと、日本の設計事情はまず3DCADの普及からだろう。

実体として自分をはじめまわりの事務所からも属性付きの3次元データを基本にドラフトしているなんて聞かない。もっともそういった情報交換の機会も恐ろしく少ないけれど。

一部のゼネコンや組織事務所では10年前くらいから取り入れはじめているようだ。確かにこのシステムが当たり前になれば、随分と生産性も上がるだろう。

セミナーでは、日本の業種別生産性比較グラフなるものを見せられ、建設業がいかに製造業に差をつけられているかが示された。1960年代あたりをピークに建設業は落ち続け、まったく成長していない。

こういった実情は電子出版に出遅れている出版業界にも言えるのかもしれない。家電や自動車などの業界は3Dデータが主流のようだし、生産性も高い。建設業はそれだけ大きく煩雑なんだと思うが。

作図した線、全てに属性があって、それらがどのように「振るまう」のかを設定できる。これが今使っているCADと革新的に違うのは感覚として分かる。

企画から実施、現場まで一人で行っている身としてはとても効率的に仕事ができそうだ。日影や天空ソフトとCADのやり取りだけで結構メンドウだとか思っているけど、そんなレベル・・って気分になる。

チーム的に分担することも差分データを可視化することで可能だし。効率化によって時短となり、結果的にデザイン検討へまわせれば。ってソフトメーカーの受け売りですがw。

属性、振るまい、差分、といった専門用語も、先日読んだ本にたまたまでていたり、Wikiを使っていたからちょと分かったものの、年配の設計者には説明するのが大変だろう。

問題はソフトウエアの値段と、64bitのパソコンに買い替え?。このあたり、アー○キャドと大○商会に代表されるような、戦略的売り込みを感じるけど。実態としてどうなのかは、やはり実務で使っているかたに聞いてみないと分からない。

所長を通じて知り合いのゼネコンや組織事務所へヒアリングに行きたい。まぁもうちょっと基礎知識を入れた方がいいのかも。

【建築設計者の皆様へ】BIMや3DCADって実務レベルで使っていますか?。属性付きの3次元データで作図したら確かに便利だと思うのですが。ウチの事務所はまだ取り入れていません。皆さんはどうなのでしょう。2010-09-06/k.m

カテゴリー-建築