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KKKベストセラー




  • 作者: 中原昌也


彼はいつまでこの自虐ネタで書き続けるのだろう。精神面でとても疲弊している自分をそこへ見てしまうようだ。確かにコレは自分だと思う瞬間も多く、共感というフィルターは精神力で強弱を発揮できて、その状態に応じてなだれ込んでしまう苦悶は、(自分にとって)ある意味災難でありまた密告者でもある。

だから読み進めることが苦痛なのに途中で切り捨てることも出来ず、しばらく鞄の中へしまいこみながらなんとか終わった今の時点に立つと、きっと彼はまたこんな文章をかくんだと思った。それにいま書かれたものに何かしら同時性を求めるからセリーヌとか野坂とかを読むよりも、中原を読んでそれを味わいたい。

第28回野間文芸新人賞!。ですね。2006-11-11/k.m