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映画三昧-2008お盆



■鳥の巣 北京のヘルツォーク&ド・ムーロン
監督: クロストフ・シャオプ
ユーロスペース

ドキュメントだけど、大変興味深い映画。建築もさることながら、西欧の知と中国の業がぶつかった様というか。逆に西欧が排除してきたオリエンタリズムと、東洋の世界観とのぶつかり合いか・・色々と向こうで苦労しているという同業の方々の噂は聞くけれど、これだけの作品を成し遂げたことはやはり素晴らしい。

建築はそれを構想した設計者にも分からない未知の領域を常に含んでいる。空間もそれがまとう外観も、実際のスケール、その環境、空気の中で体感するとき、設計者もまた無邪気な存在にさせてしまう、それが建築なんだと。


■8 1/2
監督: フェデリコ・フェリーニ
シアター・イメージフォーラム

何時か観たような曖昧な記憶とともに引き寄せられたけど、その魅惑的な映像と、幻想が現実よりも活き活きと振舞っている世界観に圧倒された。オープニングからオーラがプンプンしていて、エンディングはこの間見たデビットリンチを思い出す感じだった。女性がみな魅力的で、主人公の翻弄されるさまがとても可笑しかった。


■シティ・オブ・メン
監督: パウロ・モレッリ
シネ・アミューズ

フェルナンド・メイレレスが製作にいるだけあって、『シティ・オブ・ゴッド』のテイストを期待したけど、また違った感じでそこがよかった。音楽による高揚と描かれるドラマがシンクロしている所は同様で興奮した。

親と子、友情、性、家族の絆、描かれる風景はどれも普遍的なものばかりなのに、とても落ち着きが悪く、テーブルの上に乗せられた不安定な果物のようだった。 2008-08-11m