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無間道



  • 星野智幸・著
  • 集英社刊


星野智幸の小説は一見すると近未来SFのような見え方をするけれど、読み終わるといつも僕らの現在を写した鏡を見るようで苦しい気分になる。

それは毎日のように報道されるあらゆる不祥事へ、まるで他人事のように腹を立てるよりも、今、自分は鏡を見ているのだと思って戦慄すべきである。そう言われているようで辛い。

以前文芸誌で読んだものを含む3つの中編だけれど、最初の「無間道」を読んだだけでかなり重い気分だ。2008-07-21/k.m