激情






ちょっと前だが、テレビで華原 朋美が久しぶりにインタビューを受 けていた。小室 哲哉と別れてから、いちじるしくテレビ出演も減り、CMも出なくなったいた。

インタビューでは、失恋にふっきれ、新しい恋にも芽生えたと振る 舞い、結婚の約束もあるといっていた。しかし、顔は笑っていても、その目は死んだ魚の様。ノーメイクのせいか、顔色もとても悪くみえた。なんて分かり易い変わり様だ。と、あきれるほどだった。

ただその反面、こんなに恋愛によって変わるその情念の激しさに、少しあこがれを感じた。相対的に自分の人生の波の小ささを感じさせられてしまう。

好きな映画に、そんな女性の激情を描いた、2本がある。「恋のエチュード」と「アデルの恋の物語」。共にフランソワ・トリュフォーの作品。ゴダールと共にヌーベルバーグの作家だが、僕はトリュフォーの方が好きだ。

女性だけじゃないが、やはり激情を表現するには女性の方が迫力があり真に迫っている。日、一日を大事に生きて行こうとする、というか、瞬間を大事にする感じが女性にはある。男性は必要以上に観念的過ぎたり、意味を求め過ぎてしまう性質があるのだろう。99.07.02/k.m

コメントをぜひ

名前:
コメント:


カテゴリー-映画その他
最終更新:2008年11月16日 22:11