玉川高島屋S・Cについて-2003
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田園調布、成城など、都内有数の高級住宅地の住民も多く顧客に抱える、玉川高島屋S・Cは、芸能人が家族連れで買い物を楽しむ姿を見かける機会も少なくない。だからと言って、騒いだり声をかけたりはしないのもここの客層の特徴である。
二子玉川はタカシマヤでつくられている?
今まで行ったことがなかったので、あまり気にしていなかったが、ここはタカシマヤが街をつくっているのですね。ちょっと興味深い構成に感じたので、今後も研究したいと思いページ作成。
日本で初の本格的郊外型ショッピングセンター(SC)として「玉川高島屋SC」がオープンしたのは1969(昭和44)年だそうで、どうやらココが賑わっているのは、仕掛け役の東神開発がすごいらしい。開業後30年以上経った今でもSCのトップクラスに位置しているという玉川高島屋。確かに渋谷のデパートが、地下食品以外とっても淋しい状況なのに、郊外であるこちらのほうが、活気にあふれていた。
東神開発の代表取締役インタビューによれば、
- アメリカに視察により
- 百貨店が生き残る道は郊外に出店することだと
- 日本橋を拠点に 30km圏の郊外に出店していく
- 高度経済成長時代を迎えて、「東京24時間都市論」という考えが出てきた
- 成長のプログラムを最初から組んでおくことと、ファジーな要因を残しておくこと
- 家賃に歩合制を導入したのは、オープンして数年を経てから
- 「SCは地域に支えられている」
- お客さまの滞留時間が長くなってきました
- 現在も毎年、3000人のヒアリングによるサンプルを収集して分析しています
- SCカードの会員も20万人ほどになりました
- 日本のSC業界には真の意味でデベロッパーがいないのです
- 「地域の発展のためにSCは存在する」という視点が不可欠
- ライフスタイルセンターの完成形のような、地域に根ざしたSC
- 高原のそよ風のような空調ができないものかと研究中
- 東京都世田谷区玉川3丁目17番1号
- 03- 3709-3111
- 営業時間:午前10時~午後8時
- 不定休
コメントをぜひ
- DR・T土田吉伸>う~む、立派だ。沿線開発の最も成功した例のひとつでしょう。これだからこの辺の方々はあまり余所へ出かけなくても済むんですね。SIZE(10){2003-12-08 (月) 13:57:35}
- mi-x>最近学校の課題のリサーチでこのあたりうろちょろしてたんですが、あれの設計者ってプランテック大江匤だったんですねー 新建築で初めて知りました。SIZE(10){2003-12-08 (月) 19:19:55}
- k.m>DR・T土田吉伸さん、mi-xさん、有難うございます。まだ良く分からないのですが、あの辺の人は本当に買い物は出かけないで済ませているのでしょうか。確かに渋谷とかへわざわざ行かなくってもゆったりと選べそうだし、店舗の充実度もだいぶ高そうですしね。吉祥寺と(雰囲気が)近いのかと思いましたが、あちらはショッピングセンターだけでなく、街の規模も大きいしむしろ下北沢や高円寺と比較されているようにも思うし・・。やはりここは「郊外」という印象が大きいですよね。ただそこへ洗練さと高級感とかの「ブランド志向」がかぶっている。結構不思議な街?。プランテックはこういった、マーケティング的なプロジェクトとか得意そうなだぁ。「課題のリサーチ」とかだと、どう評価されているのですか。SIZE(10){2003-12-08 (月) 21:28:16}
- yas>http://yas.s35.xrea.com/mt/archives/vandye/000238.html
trackbackないの?
SIZE(10){2004-01-14 (水) 23:08:49}
- k.m>trackbackないのですよー。1.4はあるのですか?。ここまでくるとバージョンUPめんどくさいです・・・。SIZE(10){2004-01-15 (木) 02:00:43}
最終更新:2009年03月19日 01:29