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2006-01-12

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リア王●岩波文庫/シェイクスピア (著)/野島 秀勝 (翻訳)/映画『乱』の映像と重ねて読んでいたからか、すごく面白かった。さすが黒澤。さすがシェイクスピア。例えばボリス・ヴィアン『うたかたの日々』にインスピレーションを得た映画『クロエ』のように(新旧めちゃくちゃw)、この作品はイワユル原作モノとは違う、あくまでもオリジナルだと思った。テクストはあくまでもイメージだ。原作に忠実な映画なんて基本的にありえない。それにしても。翻訳ものは苦手なんだけど、これはとても美しい日本語のリズムだ。激しい罵倒がまるで妖艶な歌のように響く。憎しみ合うさまが濃密に絡みつく。全てが夢のようにリアルではかない感じだ。

2006-01-11

買いすぎ●最近、本屋へ行くたびに何か買ってしまう。今月は文芸誌が面白そうだったし、とか。文藝と新潮2冊。星野智幸の自作解説は面白かった。小島信夫も初めてで楽しみ。新書も面白そうなの2冊。衝動買い。欧州関連。単行本の小説(ハードカバーはあまり買わないが)2冊。鹿島田。青木。ブックファーストいくと現代文学が楽しそうに並んでいるので、思わず・・。それと昨年からの積読が数冊放置。いつものクセでこれくらい積むと、もう読まないものが数冊でてくる。そのままお蔵入り。いつか失業でもしたら読もうとか。けど忙しいほど無理して読み、ヒマだと逆になーんにもしなくなるのを知っていての行動だったりする。

2006-01-10

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映画3つ■乱/監督: 黒澤明/出演: 仲代達矢, 寺尾聰, その他/この映画のつくり出した壮大なスケール感は、例えば「ラスト・サムライ」などとは、随分と違ったように思う。確かに戦乱のシーンなど、圧倒される場面は多い。けれど画面が与える印象は、むしろ閉塞感のほうが強いと思った。城の内部にしろ、門の内部にしろ、威圧されるほどの息苦しさを覚えた。狂気とは、父親の陥った無防備な錯乱状態だけを示すのではなく、権力を争う息子達のように、自己を失う状態も指しているのだろう。その意味でこの映画は、狂気の境界の無さを表現しているのかと思った。ところで、シェイクスピア「リア王」と毛利3兄弟の話にインスピレーションを得ているようだ。興味が出たのでとりあえず「リア王」を読んでみる。■フライ,ダディ,フライ/監督:成島出/原作・脚本:金城一紀/出演:岡田准一、堤真一、須藤元気、他/スポ根、カンフー、親子愛といったテーマで、「お父さんのバックドロップ」よりか面白い。岡田准一が意外とごっついので驚いた。というか、最近の若手俳優さんはどうしてムキムキが多いのだろう。それと、堤真一のとぼけたキャラは随分と板についてきたと思う。須藤元気は大晦日の踊りが頭から離れません・・。■オーシャンズ12/監督 : スティーブン・ソダーバーグ/出演 : ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、他/前作は劇場まで見に行って期待したのに、ちょっとスカされた。なので期待しないでDVDで(一応)見ることにした。どうなんだろう、この作り方。ソダーバーグは初期の頃の前衛的なイメージと随分違ってしまったし、ジョージ・クルーニーとの共作も一向に盛り上がらない・・。


2006-01-08

やはりレンタルサーバを移転することにした。同時にドメインも変えてしまう。はじめは独自ドメインやめようかと思ったけど、今よりもだいぶ安く出来るのでまた違うのを確保w。あはは。懲りないね。ついでにCSSをイメチェンしたいのだけど。随分そのあたりご無沙汰だったので苦労した・・。しかもあまり変わっていない。来週にはお試し期間を終え、正式に移転するつもり。「どうぞ宜しくお願い致します。」(急な移転のため、告知期間とても短いです・・)

2006-01-05

年末・年始まとめて・・・死亡遊戯●監督・主演であったブルース・リーが製作中に他界し未完のまま遺作となったフィルムですが、確か小学生のときに映画館で見たハズ。なので懐かしさにとらわれつつ見るつもりだったが・・。なんか違う。こんな映画だったっけ?。なんだこの退屈なこ芝居は・・。だいたいソックリさん違いスギ。子どもの島● 成熟した個人として自分に責任を持って、自分の面倒を見て生きている大人が、どれだけいるのでしょう?私たちは世界からはみ出したこの島で、オトナごっこをし、恋愛ごっこをし、死にたがるふりをし、死んだふりをして戯れているだけの、子どもの集団なのではないでしょうか?(ロンリー・ハーツ・キラー:本文引用) そんなことで星野智幸にはますますはまっていくのでした。映画2つ。「アイデンティティ」●は結構練られていて面白い。けれど結局また幼児期のトラウマに支配されているのだ。アメリカ映画の精神抑圧ネタはあまりにも門切り方で毎度のことながら辟易した。その点「スパイダーマン2」●は面白い。今回も屈折したヒーローだ。顔見せという半ば捨てみな攻撃に出てしまった後にまだ続編を匂わせていたけれど、はたして破綻しないのだろうか。ゆえに次回作も期待・・。 レンタルサーバ●どうもいま使用しているレンタルサーバは度々トラブルで困る・・。変えようかと思っているのだけど、もうドメインはいらないからいっそのこと無料でいいのないだろうか。ただ、wikiがうごかないとダメなので、無料でPHP使えて安定していればどこでもよい。どなたかご存知ありませんか。っと思っていたら今の契約1/20までだ!。メールアドレス変更忘れていたから更新案内届いていない!。このままだと自然消滅かも。5年間のデータが・・。ホント。アーカイブだけは残したいなー。 「新書」は面白い?●みなさんは「新書」読まれますか?最近のヒットはなんですか?どうもアレっておやじっぽい感じしちゃうけど私は結構好きな形式です。その道の専門化が手ごろな内容で書くというのは、専門に携わる方から見ればまゆつばもののようですが。そうはいっても、手ごろで面白いのは商品として重要でそれに辟易していたら雑誌など見れませんし。今度の勉強会で取り上げたいけどどうなんだろ。興味もってもらえるのかなぁ・・。約三十の嘘●シネクイントにて。ここは予約が出来るからよいのだ。「とらばいゆ」の大谷健太郎監督、劇作家・土田英生の原作、共同脚本として『ジョゼと虎と魚たち』の渡辺あや。このラインナップだけでもう見る前から面白いと確信していた。実際満足。満足。ロバート・アルトマン監督の「バレエ・カンパニー」●を見た。アルトマンの群像劇はいつも素晴らしい。これはバレエをより楽しんでみせるための映画ではないか。満足。満足。ラストタンゴ・イン・パリ●この螺旋階段とエレベーターが組み合わさった「たての動線」!。パリを描いた映画によく見られる螺旋空間だけど、これはとても良いなぁ。そういえば先日残念だった設計コンペも螺旋とエレベーターを組み合わせていたけれど、これくらいエレガントに描けたら・・ひょっとして。ゴッドファーザー●ゴッドファーザーを見た。先日はラストタンゴ・イン・パリを見た。偶然借りてきたこの2作は共に1972年の作品だ。そしてどちらもマーロン・ブランドが出ている。同時期なのにあまりにも雰囲気が違う。すごい。表参道にて●PRADAの青山ブティックで"WAIST DOWN-スカートのすべて-"を見た。セール時期で混雑しているかと思ったが、ここは意外とガラ空き。OMAの重松さんによる、スカートを見つめる視線はショッピングなのか展示なのか・・という視点。結果的にそれは商品と展示品の間をただようモノとしてのスカートだった。回ったり、真空パックされたり。意図的に操られたスカートたちは、現代アートのように無垢な姿をみせる。しかし同時にその場所には「いらっしゃいませ」と迎える店員の姿もある。そしてまわりにはプラダのまぎれもない商品の数々。オープンしたトッズ●も行ってみる。コンクリート打ち放しの外壁へ同面にはめられたガラスは、見上げたときの薄い視点と、引いてみたときの奥行きを感じられる視点とで随分と違う。前者にその到達点を感じ、後者にはなにか違和感を覚えた。内部も同様に。商品のイメージと客層と、あの外観がもつ力強さとがとてもそぐわない。「不均質な抽象性」と伊東さんは書かれていたけど、それは薄い視点の外観には当てはまるが、内部空間とあの奥行きはどうだろうか。それにしても、すごい作品だと思う。モテる男が好き!● いや。小説の中タイトルですよw。吉田修一の。今回は女性が主人公。ちょっとめずらしい。その女性の鏡像みたいな存在を弟の彼女に置くあたりが、いつもながら「うまい」です。そして脇役の警備員とか。街を主人公にたとえていました。多くのメタファーがあった。糖蜜色の肌● 雨子の頭の中へ帰れば、いまよりもずっと澄んだ糖蜜色の肌を冷たい水にじかにさらすと、ひりつく痛みが何よりも心地よく、水の一部となって優雅に泳ぐことができた小学生時代に戻れるかもしれないと思えた。(本文引用) うーむむ。「最後の吐息」。星野ワールド。ふむふむ。

2006-01-04

休みボケ●昨日は新年早々、佐倉の川村美術館までゲルハルト・リヒター展を見に行った。3日なのにすごく混んでいて、こんな遠くでも好きな人はたくさん見に来るのだと感心。日本で初めて総合的に紹介する個展のようだけど、昨年知ったばかりの私にはともかく初めてだ。なんか色んなこと思ったけど、すっかり休みボケなので頭真っ白。

2006-01-01

今年も岡村を見ながら新年を迎えた。つーかあの番組カウントダウンついでって感じだよなw。大掃除、年越そば、年賀状、紅白。あわただしく、そしてのんびりと・・ 今日はさくっと帰省します。皆様、本年もどうぞ宜しくおねがい致します!。

2005-10-24


ジョゼと虎と魚たち/監督: 犬童一心/出演: 妻夫木聡, 池脇千鶴, その他●こちらも劇場公開以来、見直してみた。恋愛によってなにか承認を得たとか、心の成長を得たとか、そんなことを言っているのでもない。新鮮さのとめどない更新、輪郭のはっきりとした生の瞬間、そんなことを語っている訳でもない。ただ、繰り返しと淡白な人間模様とで終わる。佐内正史の写真が主人公の記憶映像として使用されている。一つの思い出は再び時間を生み、その生産総体というまぼろしのような何かが、自分をつくっている。のではないか。前見たときと同じくらい楽しめた。

2005-10-23

カニバリズム●コックと泥棒、その妻と愛人・監督: ピーター・グリーナウェイ●「カニバル!」(人食い)。この一言で終わる映画を久しぶりにみました。(DVDを手に入れたので)やっぱすごいな。これ。芸術的なまでの完成度です。音楽も、空間表現も、シークエンスも、すべてが緊張感を持続させながら壮絶なラストへ向かっていく。リシャール・ボーランジェは素晴らしい。なかでも「ディーバ」が一番好きです。この映画を「気持ち悪い」で片付けてしまうのは、もったいないです。ウジムシのわいたトラックも、そこへ封印される裸の男女も、人間の欲望とその作動装置のメタファーではないでしょうか。

2005-10-20

台風一過(吉田修一)●知らない街とか公園とか。一人になって徘徊している。ときどきそんなことを想像してみる。目的をもってしまうと、どんな所でも徘徊ではなくなってしまう。不思議だ。手段と目的の差は反省して気づくのに。通勤途中にどっか行ってしまうとか、近所に家出するとか、彼の小説には手段しかない。これが森山大道の言うところの色っぽさ、なんだろうか。

2005-10-19

先日ついにDVDを買っちゃった。●映画ソフトのほうを。所有するのは初めて。前に欲しいものを調べたら、みんな売り切れだったので、あきらめていたのですが、先日渋谷TUTAYAにいったら、2枚で2500円コーナーが充実!。4枚も買ってしまいました。ビスコンティと、ベネックス、グリーナウェイ、キューブリック。改めてみると勢いで買ったなコレw。

2005-10-17

文藝賞を読んだ●青山七恵 『窓の灯』 。三並夏 『平成マシンガンズ』 。どちらもまあまあだけど。期待したほどでもなかった。そして2作は似ている気がした。なんていうか、自分の状況を詳細に描写し、その大きさ、重大さ、逃げ切れなさなど、混迷な部分をひたすら逡巡して、最後まで事態は変わらず、ただ少しだけ肯定的に終わる。そんな感じだった。これは現代小説に多くみられることかもしれない。●ただ、いい意味で視野の狭さがかえって緊張感のあるセンテンスを生んでいたということで、中学生・三並夏の方が面白かった。救いのない堂々巡りが、阿部和重のようなテイストもあったりして興味が出た。●青山七恵のほうは、ルコントの「仕立て屋の恋」を思い出すような覗き小説。この場合、覗く主体の内面はかなりショートカットされていて、そんなもんかなぁって思った。それにしてもこれだけ多くの人が、小説することへ駆り立てたれるって。面白いです。

2005-07-30

小説の自由#02●最終章、アウグスティヌスの引用の多さに恐れ入った。けれど『告白』の一部なのか保坂さんの言葉なのか分からないくらい似ている部分も多く納得した。●確かに『告白』はなにが言いたいのか分からない。でもその分からなさに少しでも踏みとどまってみること。それは暑さのなかにじっとしているのと同じようなウッとおしさを含むかもしれないが。●しばらく考えている時間には風がふく瞬間のような心地よさを体感できる時があって、そこに小説があるのだという保坂さんの言葉もまたすわりが良い。●読み始めのときは軽く流してしまった「あとがき」を最後にもう一度読んだらなぜかジーンと来た。とくに最後の数行は他でも見かけたエピソードなんだけど、今回さらにグッと来た。

2005-07-29

久々の大阪●昨年さんざん出張した大阪の同じ物件。半年振りに行ってきた。結構工事が進んでいるのを目の当たりにして焦るのだった。もっとかよって監理しないと・・つーかしたい!。●いま同じ状態のジョブが3件あって、どれも大事な時期なのだ。頭の中で体が3つに引き裂かれて真ん中を大阪にイメージしつついったい足も頭もない食欲をみたすだけのおなかでなにができるのだろうか・・・。(食い倒れ・・)●そんなことを考えつつ暑さの厳しい大阪を走りながら待ち合わせ場所へ向かった。●2年ほど前まで「チキチキ」という名前で定期的に飲み会(チキチキ勉強会のぜんしんのような)をしていた仲間のMさんSさんと落ち合い世界一美味しいベルギービールが飲めるお店に案内してもらった。●お二人が学生時代からのお付き合いなのだが、そんなことを忘れてしまうくらい立派な社会人オーラを出していた。私はそんな二人を見て自分への戒めとすべく本日の再会を喜んだ。●また当時と同じメンバーが東京でそろう日を楽しみにしつつ、今後もしばらく大阪へ来ることがあろうことと、Mさん自慢のペントハウスへ行くことを次の楽しみにしながら終電手前の「のぞみ」で帰宅。●MさんSさん、楽しい時間をありがとうございました!。

2005-07-22

小説の自由#01●映画や小説はあらすじや構成が大事でそこで良し悪しが決まる。そんなことはとても考えられない。●それを楽しんでいた時間がいかに特別な「何か」を持っていたかは、見終わったり読み終わったそばから勢いよく忘れてしまう感覚をただ懐かしく思うことでしか作品を振り返れないことを考えてみても明らかだ。●だから「どこが面白かった?」という質問へ答えられないもどかしさは、作品全体が私に享受してくれた感動が既に存在を離れてきている事実を突きつけられていることなのだ。●さらに映画や小説が与えてくれる感覚とは、ある時間や記憶の組み合わせを作品特有のアプローチで私の中から引き出し、全てをその瞬間に「更新」させてしまう驚異で満たすことではないか。●保坂さんの『小説の自由』を読んでいたらそんなことを思った。いや・・・正しくは、保坂さんの『小説の自由』を読んでいたら何かを書きたい衝動に駆られ、実行したらこんなことになってしまった。

2005-07-21

お盆休みどうすんの?●なるほどもうすぐお盆休みの計画を立てる時期に来ているのかと気づけば7月も後半でしかし確か7月中のシゴトやらお盆前勝負なスケジュールやらばかりでとても休みをどおするなんて考えらないのだった。●けれど実際訪れる休みはあって全てシゴトし通すほど体力も気力もなく上記のようにその手前で燃え尽きる可能性も大なわけで意外とポッカリ口を開けたように私の休みは待ち構えているのかもしれないのだった。●だとすればひたすらボーっとするのもこの上なく幸せな時間で実際いくらでも寝られるのを特技とすらしている(しかしその特技も実行できずお蔵入りな年月なんだけど)のだから1週間寝続ければいいやんと思うがそれももったいないわけで今からなにか遊ぶ予定も必要なんだよきっとそーだな実際。●・・という前置きが長かったですが一緒に遊ぶ予定立ててくれる奇特な方もしくは皆さんのお盆はどんな感じですかーw。(息継ぎできなかった・・)

2005-07-09

ビフォア・サンセット●まるで数年来抱えていたわだかまりを晴らすかのように物語りは展開した。いやむしろその逆で、あたためていた思いを現実へ強引に振り戻すことで、それが色あせないという幻想を解いてしまったのだ。いったいどちらなのだろう。けれどラスト近く、ジュリー・デルピーがギターで歌う姿に感動した。二人がお互いを愛しく思う気持ちや、夢にまで見た苦しさや、若さという幻想や、そんな色々を抱えてくれる喜びなんかが、会話の先に待ち構えているのではなく、この瞬間、会話のなかへ全てが存在しているのだと分からせた映画ではないか。監督・製作・原案・脚本を手がけたリンクレイター。すごい作品です。

2005-05-23

午前中:家具メーカーがパーティーの案内をもってくる。私ではなく所長への招待状だった。午後:集合住宅の打ち合わせ。図面がなかなかすすんでいない。夕方:消防へ打ち合わせ、馬場を通り越したところにある。途中にアジアンなローソンがあって、毎回気になっている。打ち合わせでは指摘事項を整理した。けれど整理しきれなかった。現場へ持ち込み。夜:ホテルの質疑を検討。もうじき現場がはじまる。深夜:集合住宅の設備関係を検討。11時頃スケッチ完了。設備事務所へPDFファイルにてメールする。終電まで:駅前の本屋にダッシュして新刊を物色。例の新書を購入。電車:飯沢さんの新書読了。さっき購入にたヤツをチラ見。

2005-05-02

GAに吉田修一●新しい建築雑誌をパラパラみていたらGAの冒頭に吉田修一の「捻じれたタワー」というエッセイがあった。めずらしい。そのなかで彼は固有名詞を多用することについて触れていた。読者サービスではなく共犯関係のように「知っている?」という感じ。そんな距離感が好きらしい・・。そしてその距離感は、トウキョウの現代建築にも感じるそうだ。つまりファッションのようにパラパラとページをめくるような距離感ということだろうか。確かにパークライフの「スタバ女」と同じように、ランドマークでは「ヘルツォーグのプラダ」。って感じで使われていた。10+1の「建築と書物」にみられるように言語へ敏感だということと、ファッションとして消費されることも同時に望んでいるのが建築家ではないだろうか。普遍性をとなえ、軽やかさをまとう。両者は同じようにも見え、相反するようにも現われる。まるで無邪気に走り回る子供のようにあっちへこっちへ出たがっているようだ。

2005-04-16

頭の奥を突き抜けるようなハーモニクス●歩きながらコーネリアスの『CM2』を聴いていた。「完璧だ」。あきらかにリミックスと分かるような電子音。しかもコーネリアスと署名したような「あざとさ」。そんな構成でもって侵入しているにも関わらず絶妙にマッチしている。●けれどこの「完璧だ」という思い。それは単に何年も聴きなれたリズムを頭でなぞることで覚えるようなもの。むしろ「確認」作業なのだ。しかも早稲田通りの見事な新緑。それらが空を覆っている中を申し合わせたように流れる中間期の心地よい風。両者が共演した舞台を歩いている最中。この場で好意的な感想を持ち得ないほうが人道的ではない。だから私は自分を肯定し、またそんな自堕落に溺れた。●ただ、忘れてないらないのは昨夜も同じように夜道を大音量で聴いていたこと。そして「完璧だ」という思いはそこで生まれていた。一夜明けて気恥ずかしく思ういつもの感覚がない。世界を捉えるという大それた言葉。それはむしろこのような疲労からこぼれでた小さな覚醒の中でこそ生きる。●そう思うと自分は一晩寝ていたにも関わらず気持ちは切れ目なく連続しているようだ。昨日を生きたままの自分。むしろ今は昨日なのかもしれない。

2005-04-10

深夜に砧公園へ●ご近所さん数人で夜桜を見に散歩。そこにはとっても大きな桜が!。こんなに立派なものは人生ではじめてかも。うかつにもメガネ忘れたので、いまひとつよく見えなかった・・。一夜明け。昨夜の桜がすごかったのでもう一度確かめに砧公園へ行った。用賀プロムナードからすでにものすごい人。あんなに静かだったあの足元には100人以上も人がもぐっている。建物の屋根に見立てたら、200人規模の音楽ホールくらいある空間だ。風が強くまるで雪のように舞っている花びら。デジカメでその瞬間をおさめる人たち。「はかない」ものが好きなのだろう・・。サンドイッチを食べながらぼーっとした。靴の中にまで入り込んだ花びらを落とし目が痒くなってきたので1時間弱の花見。きっとどこかに落としきれなかった花びらが数日後に発見されるのかも。

2005-04-07

ケンチク=無印良品●某現場にて3時から打ち合わせ。竣工間近で課題山積み。気づけば9時過ぎている!。という訳で、9時スタートと自ら設定しながら30分遅刻して中目黒のラウンジへ。ケンチク・サークル定例会。さすがに店員さんも私の顔を覚えてくださったようでなによりw。さて、今回からサークルでは事前にテーマを上げ、まるで設計与件をつぶしていくように、会話を弾ませるのでした(?)。今回は無印良品。設計者がどんなに生活をトータルにデザイン出来ると豪語しても、ユーザーのインターフェイスとして無印が発揮している浸透力にはかなわないだろう、と。Sさんの難波さん公演録を聞きながら、商品化住宅に向けた建築家の思いを確認し、無印が脅威として立っている現状をさぐる。まるで仮想敵であるかのように、無印を分析・批判。今後の展開を先読み。これからも仮想敵をあげつらい、徹底的に批判することで、建築家が淘汰された時代が来たときに生き残れる作法を話し合うことを確認して解散。(ホントか・・w)。その他、佐内正史、野口里佳、ユニクロ、サンボマスター、フジロック、ミッシェルガンエレファント、写真、ロモ、空調・・の話など。それにしても目黒川沿いの桜並木はすごい人だった。「中目黒桜まつり」。狭い橋にぎっしりと、それも若い人ばかりが群がっている光景は圧巻。

2005-04-02

森美術館●結局アーキ・ラボへは行けず、その反動で、はじまったばかりのこちらへ。「秘すれば花展」東アジアの現代美術・「ストーリーテラーズ展」アートが紡ぐ物語。個人的にはストーリーテラーズ展のほうがヒット。映像作品が多く、物語りをみつけてしまう僕らへの問いかけのようで楽しい。しかしこれだけ映像作品が多いのなら、むしろまとめて映画館で見てしまいたかった。歩きながら巡る美術館スタイルでは、集中力を維持するのはつらい。東アジアの現代美術は興味深い作品も多いが、どうも東洋趣味を超えがたいような気もした・・。ただこれもきっと作品の多さから来る疲労がそう思わせているのかも。とにかくいつも思うのだけど、半分くらいでいいんだけどなぁ。

2005-03-20

停電の夜に●角田光代と同じくらいの女性作家。同じ現代を描いても、日本のそれとはやはりどことなく相違があるようです。表題作と最後の「三度目で最後の大陸」がよかった。ビクトル・エリセの映画のように、力強くとても静か。そんな印象をもちました。まず孤独な性があって、そのうえで繋がっていく。絶対的な距離感があって、超えようともしない。それはエスニシティーによるものも大きいと思いますが、現代性という共通点もあるのではないでしょうか。

2005-03-10

ケンチク=卓球●今日は定例会(2回目)のべ7人。順調かも。そのうち何か企画したいけど、今はとりあえず定期的にお会いできる機会を維持したいです。今日も楽しかったです。ありがとうございました。では次回のテーマは・・建築家という職業は生き残れるか?コンサルティングとはどこまでを指すのか?あたらしいビジネスチャンスはあるか?で、行きたいと思います。(ホント?w)

2005-03-01

まだ見ぬ場所を懐かしむ●片岡義男の『コーヒーもう一杯』を読んでいたら、まだ見ぬコロラド川を何故か懐かしんでいる自分がいた。アメリカを愛しつつも批判するその懐の深さに感動した本。

2005-02-19

今日は「第9回」の勉強会。●よく続きましたw。新書というジャンルと、郊外化をテーマにした内容ということで・・なのか?・・集まりは悪く4人。まあ最大7人の予定でしたけど。もちろん毎回都合が悪くなる方はいますので、それを見込んで10人くらいの参加表明を目指しています。実態はまだ5,6人の表明と、リピート率が低いという状況です。これらについては正直行き詰まりを感じています。けれど今回アンケートを送った結果、参加を考えている方は意外と多いことがわかりました。実際にお会いしておけば、どういった会にしたいかある程度の見通しは共有できると思います。・・とまあ。自分で始めたことですからそれなりに真剣に望んでいるつもりですが、好きにやりたいしもともと思いつきですから、もっとワガママに行こうかという気持ちもありますw。「一度解散して」もっと絞り込んだテーマにしちゃおうかとも思いました。けれどその前に現在あつまっている方々と実際にお会いして、ざっくばらんな意見交換をしたいな。そんなことを考えています。そんな訳で、2週間後に臨時総会w。を企画しようと思います。●ところでまさに今日のテーマは「郊外化の問題」がどのように解決の糸口をみつけるのか!?。みたいなことだったのですが。あの本は不完全かもしれないのですが、間口広く問題を意識させてくれたという意味では買う所もあるのかなーって。例えばSNSで生まれる地縁を行政が活用することはすでに実践されていて、そうなると民間資本もさらに便乗して近い将来「ネット地縁」なるものが郊外活性化の手段になっていくのかと思うのです。ジャスコが成功をおさめたからこそ、次の手は待ち望まれているはずです。この本はそこの可能性には触れていませんが・・。郊外と言いますが、東京も巨大なそれだと思いますから、同じような動きはあるはずで、むしろSNSを活用してなにか実践できるチャンスがいまなのかなーっと・・。(あれ!?なんの話だかw)

2005-02-13

瀧口修造●今日は「ニューチャリ号」を出動させ世田谷美術館へ行った。『瀧口修造:夢の漂流物』同時代・前衛美術家たちの贈物という展示。いきなり最初の展示から、つかまれた。その小さな作品はどれも細密な何かで、様々な心象風景を思い浮かばせる。これこそは、「意識下の非合理な領域」ではないだろうか。デカルコマニーと言われる、絵の具を垂らし上からおさえてはがしたときにできる偶然の模様や形。シュルレアリスムにおいては、ほかにもコラージュや、フロッタージュ、グラッタージュなどの技法がある。難しいことは分からないが、夢や無意識、非合理といった心の世界を探求していこうとするヘンテコな作品たちは、それでも懐かしいような、切ないような気分を誘う。それにしても、作品が多い。これだけのものがあの小さな空間に散らばっていたのだから、まさに小宇宙のようだ。ちょっと知恵熱でそうな展示でした・・w。

2005-02-11

それは制度への抵抗?●『ART iT』を読んでいたら・・。 ハックというのは対象が持っている可能性を最大限に引き出すことであり、最終的には対象の用途変更につながります。 (藤幡正樹インタビューより) 。建築で言うと、内装・設備を合理的につくり替えるコンバージョンが用途変更を目的としているのに対して、美術館の可能性を最大限に引き出していくことにより、生活や身体感覚まで影響を及ぼすことのできる装置へと用途変更されるようなものだろうか(金沢のように)。そんな建築を作りたいものです・・。

2005-02-08

ケンチク・定例●ケンチク・サークルの定期夜会をはじめました。今日は初日。さて、続きますでしょうか。・・最近仕事が忙しすぎて何から処理していけばいいのか分からなくって混乱している。今日も半ば逃げるように事務所を後にしてきた・・けれどやはり来てよかったです。2時間足らずでかなり生き抜きになりました。4人あつまりみな同業の方。決してケンチクの話にかたよらないのだけど、ベースにあるものを共有しているので和みます。是非とも続けていきたい会です。なんといっても中卓がよい。落ち着くし、料理も旨い。しかも常連の方がいるからかリーズナブルw。今後もお願いしますねー。

2005-02-05

京橋●知り合いが個展をやっているので、京橋のNC Art Galleryへ行ってきた。「詩をテキストに美術する」というテーマで作品を出していた。スイッチまで完全に塗られた真っ白な空間へ調和するように作品はあった。それはまるで漂白された後のようでもあり、懐かしさと記憶をたどる形跡として佇んでいるようでもあった。。様々な種類の紙が組み合わさって出来たテクスチャーは複雑さより静かな陰影としてそこにあり、古い家屋に残っていた日記がフラッシュバックされコントラストを上げていく途中のようでもある。詩にも同様な印象を受けた。かつてそこに居たように、中間期の浅い日が差し込む部屋で本を読んでいるような感覚・・。