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スティーヴン・ホール展

  • ギャラリー・間
  • ルミノシティ / ポロシティ
  • 2006年6月2日(金)〜7月29日(土)

最終日で学生さんらしき沢山の人達がいた。学生時代はほぼ毎回来ていたけど、今となっては土曜日しか見られるチャンスがないので、数年に1度のペースかも知れない。

緻密で美しいパターン=孔の集合が印象的。この孔は、集合的に見ればパターンとしてグラフィカルな印象を与える。一つに注目して内側からの光を感じれば、恣意的な形状をした発光体として見える。さらに発光した集合体として見ればそこへ都市の夜景を感じる。

一方、これまでの作品に見られるように、彫刻的なフォルムのスキマから光源を隠した光を当てることで、抽象的な陰影に包まれた空間体験を与えることが出来る。これは発光体の内部へ包まれた現象ということになるのだろう。

前者をPorosity、そして後者をLuminosityとして再定義したのが、今回の展示テーマではないだろうか。Porosityを外観、Luminosityをインテリアと解釈すれば、そのままマクロとミクロの関係、都市と建築の関係、精神と物質の関係、という感じか。

けれど、そう定義することによって、発光体(Luminosity)としての外観もあり、孔=パターン(Porosity)としてのインテリアもあるという反転も演出できる。言葉を与えることで、創作そのものを明解にするとともに、そこからの逸脱もまた再定義できるという意味で、建築もまた現代アートと同じ場所にいるのではないか。2006-07-29/k.m

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カテゴリー-展示建築