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**黒いインクの輝き
#image(http://www.bull-japan.com/cmn/img/chirashi/ink.gif)
-ブルドッキングヘッドロックvol.18女々しくてシリーズ
-出演・劇作・脚本・演出:喜安浩平
-出演:永井幸子 / 山口かほり / 藤原よしこ / 深澤千有紀 / 伊藤聡子(ブルドッキングヘッドロック) / 津留崎夏子 / 猪爪尚紀 / 岡山誠 / 梅舟惟永 / 大西玲子 / 辻沢綾香 / 林生弥 / 森谷ふみ
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ブルドッキングヘッドロックもサンモールでやるんだ立派だなーって思っていたら、地下にあるサンモールスタジオという小さな劇場で50人くらい。開演前は寒かったけれど空間の小ささ、役者の熱い演技で熱気立ってきてやはりこの臨場感こそ醍醐味。
女々しくてシリーズを見るのは2回目だけど、密室のように閉じた空間で大勢の女子が繰り広げる濃密な世界は、社会的・文化的な性のありようが女性自身を追い詰めていく自家中毒的な閉塞感と、まったく別の次元で自由に振舞える自暴自棄さは、同じ事の表裏なのかと思わせるドラマだ。
出演・劇作・脚本・演出である喜安さんは、男性の視点でこれらを演出しているのかと思うと不思議ですらある。けれど女性の演者達がディテールを膨らませているのではないかという想像をしながら、間に挟まるかのように右往左往する男性数名を面白くも恐ろしくも見た。 2010-01-11/k.m
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カテゴリー-[[演劇]]