「マリオ・ジャコメッリ展」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

マリオ・ジャコメッリ展」(2013/04/08 (月) 21:20:34) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

**マリオ・ジャコメッリ展 #image(03.jpg) -また見つかった、永遠が。 -会期:2008年3月15日(土)~5月6日(火) -会場:東京都写真美術館2階展示室 ---- イタリア北東部のセニガリア生まれ。ほとんどの作品をその街で撮り続けたアマチュア写真家。まとまった展覧会としては日本初だそう。 すばらしい写真ばかり。とても強いコントラストで画面が白く浮き立ち、人物が地についてなく幻想的な像を作っている。しかも細部がきっちり写っているのでリアリズム色は強い。だからこそ詩的な情景となって迫ってくる。危険なまでの美しさを感じる作品たち。 セルフタイマーで撮られたシリーズ「この憶い出を君たちへ」は、同時期に開催されていたシュルレアリスムの写真群よりも、はるかにシュールで緊張感に満ちていた。それが遺作だと知って、「死」を喚起させるわけでもない。そのような観念は、取り出して語られるほど安易ではない。けれどこの滑稽にも感じる出来栄えによってか、何だかとても切実な像として響いてくることは確か。 展示カタログを購入しこれから再度楽しむ。これはお買い得かも。2008-05-04/k.m ***コメントなど #comment カテゴリー[[写真]]、[[展示]]
**マリオ・ジャコメッリ展 #image(03.jpg,width=400) -また見つかった、永遠が。 -会期:2008年3月15日(土)~5月6日(火) -会場:東京都写真美術館2階展示室 ---- イタリア北東部のセニガリア生まれ。ほとんどの作品をその街で撮り続けたアマチュア写真家。まとまった展覧会としては日本初だそう。 すばらしい写真ばかり。とても強いコントラストで画面が白く浮き立ち、人物が地についてなく幻想的な像を作っている。しかも細部がきっちり写っているのでリアリズム色は強い。だからこそ詩的な情景となって迫ってくる。危険なまでの美しさを感じる作品たち。 セルフタイマーで撮られたシリーズ「この憶い出を君たちへ」は、同時期に開催されていたシュルレアリスムの写真群よりも、はるかにシュールで緊張感に満ちていた。それが遺作だと知って、「死」を喚起させるわけでもない。そのような観念は、取り出して語られるほど安易ではない。けれどこの滑稽にも感じる出来栄えによってか、何だかとても切実な像として響いてくることは確か。 展示カタログを購入しこれから再度楽しむ。これはお買い得かも。2008-05-04/k.m ***コメントなど #comment カテゴリー[[写真]]、[[展示]]

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: