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MovableType開発者に聞くを読む」(2009/03/06 (金) 17:44:53) の最新版変更点

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**「小さい会社こそ、大きなことができる」 &image(01.jpg) -CNET Japanの参照記事 -MovableType開発者に聞くを読む ---- Movable Typeと言うシステムがある。コチラに書き込み頂く方も、最近活用されている。このシステムを使わずして、あれこれ考える暇があったら「とにかく使え」といわれそうですが、実際に使う前に、そもそも今のネット状況がこれほどにBlogで賑わっているという認識もなかったし、はたして今後ネットはどうなっていくのだろうと、漠然とした覚書をノートしておく必要がある(何のために?)と思った。 個人サイトの役割はきっとこの「覚書」なんだろうと思う。こうしてテキストを書き、ハードディスクに保存する感覚で「Movable Type」は更新できるらしい。いまなら僕はこれをいったんハードディスクに落として、HTML化させて、レンタルサーバーにUPするのだから、3倍以上の労力を使う。その間にめげてしまうこともある。休日にまとめてUPすることが多い。それはそれで良いのだと思う。何日かあたためている間、思考が向かって行くし、それくらいの距離感が必要だとも思う。どれだけ「非公開」にしていたかの思考的価値観も重要だ。瞬時にUP出来てしまうなんて益々ネット依存から抜け出せないではないか・笑。 時代はどんどんその方向へと進んでいる。ネットライフとは、ネット依存症を通り過ぎていかないと身につかないものだ。そして一度通り過ぎても、何度でも壁は現れる。今自分が何度目かの壁に来ているのだとすれば、足掻きまわるより素直に踏み入れるほうが賢明かもしれない。いずれ遅くとも時代がそうなっていくのなら。恐らく今ひとつためらうのは、それらシステムよりもコンテンツそのものに興味が向かっていた時期だからだと思う。しかしコンテンツを探るうちに見えてきたことは、「WEBという舞台で表現するとは、システムを表現することなのかもしれない」と言うこと。結論はどこか堂々巡りで、乗り越えるに体力のいる問題にも思え、やがて先に進まなくなるのだった。 もちろんプログラムの知識がなくたって問題ない。上記のように便利なソフトやサービスは今後もどんどん出てくるだろう。既にGoogleが「Blogger」の開発元を買収したり、Terra Lycosのコミュニティサービス「Tripod」が「Blog Builder」ツールを導入したり、AOLなどもサービスを検討しているらしい。このインタビューでも開発夫妻(そう、これって夫婦でつくったのだ!それも77年生まれ。)である米Six Apart社は、3月頃に初心者向けのホスティングサービスをはじめると言っている。 今後益々企業がBlog系のサービスをはじめるのだろう。やがて日記サイトは莫大な数になり、個人サイトは新たなステージに入る。もっとも日記サイトは昔から多く存在したのだが、肝心なのはそこにシステム革新が入り込んでいるところだ。たとえば「Movable Type」 の大きな特徴のひとつである「Trackbackシステム」についてインタビューから引用すると・・ 他のBlogに投稿されたエントリーについてのコメントを投稿する際、そのコメントの件名とURLを自動的に相手のサイトに通知する仕組み。コメントの対象となったエントリーの下には受け取った通知(Ping)が表示され、読者はサイト間を移動しながらコメントを読むことができる。また、そのエントリーに誰かが関心を持っていることをBlogのオーナーに知らせることができる。 これに近いサービスは現在僕の参加している「関心空間」や「レビュージャパン」でも行われいる。けれどあくまでホスティングサーバー内部でのリンクだし、個人サイトのような自由なフォーマットではない。このシステムが当然のように個人サイトで行われれば、それはスゴイコトになると思う。サイトのトピックは常にアクセス解析をたどれ、コメントがWEB内を自由にリンクしていく。固定的なHTMLのリンクシステムとは段違いな動的ナビゲーションが行われるだろう。まさにWEBシステムが目指すところではないか。 そしてGoogleの買収からは、それらすべてのトピックをデータベース化させる狙いが見える。コメントのされている「支持の価値観」という検索カテゴリーの誕生だ。やみくもに何千ものリンクをひとつのキーワードから検索されるよりも、誰々に影響を受けたとか、どれそれのサークルで重要視されている、などの検索が可能になる。 ネットの普及は「調べる」という行為をどんどん無くしている。いや無意識化させている。ヒットしたサイトの見やすい情報をいかに早く手に入れるか。まだそこには意識はあるかもしれない。けれど日記を読んでいたつもりが、お勧めの本を見つけたと思いきや、その分野の有名サイトへ来ていたと思いきや、著者の日記を読んでいた。なんてことが無意識に行われていくかもしれない。そこまで考えて・・・まずは疲労感を覚えた。2003.02.26k.m ---- カテゴリー -[[エッセイ]]、[[社会]]、[[ネット]] ---- 関連リンク #related ***コメントをぜひ -[[ふじた]]>外人にMovableType を進められた時に日本には2chと言うものがあるぞといったら、ひどく驚いていた(もしUSでそんな掲示板があったら荒らされて成立しないだろうって)SIZE(10){2004-08-26 (木) 03:07:40} -[[k.m]]>私はいまだに2chをまともに見たことがありません。なんとなく。ややこしくてな入れない・・。昨年はMovableType!!って感じでしたけど今になってみるとブログ増えすぎて印象なくなりましたね・・。SIZE(10){2004-08-26 (木) 18:27:56} #comment
&italic(){}**「小さい会社こそ、大きなことができる」 &image(01.jpg) -CNET Japanの参照記事 -MovableType開発者に聞くを読む ---- Movable Typeと言うシステムがある。コチラに書き込み頂く方も、最近活用されている。このシステムを使わずして、あれこれ考える暇があったら「とにかく使え」といわれそうですが、実際に使う前に、そもそも今のネット状況がこれほどにBlogで賑わっているという認識もなかったし、はたして今後ネットはどうなっていくのだろうと、漠然とした覚書をノートしておく必要がある(何のために?)と思った。 個人サイトの役割はきっとこの「覚書」なんだろうと思う。こうしてテキストを書き、ハードディスクに保存する感覚で「Movable Type」は更新できるらしい。いまなら僕はこれをいったんハードディスクに落として、HTML化させて、レンタルサーバーにUPするのだから、3倍以上の労力を使う。その間にめげてしまうこともある。休日にまとめてUPすることが多い。それはそれで良いのだと思う。何日かあたためている間、思考が向かって行くし、それくらいの距離感が必要だとも思う。どれだけ「非公開」にしていたかの思考的価値観も重要だ。瞬時にUP出来てしまうなんて益々ネット依存から抜け出せないではないか・笑。 時代はどんどんその方向へと進んでいる。ネットライフとは、ネット依存症を通り過ぎていかないと身につかないものだ。そして一度通り過ぎても、何度でも壁は現れる。今自分が何度目かの壁に来ているのだとすれば、足掻きまわるより素直に踏み入れるほうが賢明かもしれない。いずれ遅くとも時代がそうなっていくのなら。恐らく今ひとつためらうのは、それらシステムよりもコンテンツそのものに興味が向かっていた時期だからだと思う。しかしコンテンツを探るうちに見えてきたことは、「WEBという舞台で表現するとは、システムを表現することなのかもしれない」と言うこと。結論はどこか堂々巡りで、乗り越えるに体力のいる問題にも思え、やがて先に進まなくなるのだった。 もちろんプログラムの知識がなくたって問題ない。上記のように便利なソフトやサービスは今後もどんどん出てくるだろう。既にGoogleが「Blogger」の開発元を買収したり、Terra Lycosのコミュニティサービス「Tripod」が「Blog Builder」ツールを導入したり、AOLなどもサービスを検討しているらしい。このインタビューでも開発夫妻(そう、これって夫婦でつくったのだ!それも77年生まれ。)である米Six Apart社は、3月頃に初心者向けのホスティングサービスをはじめると言っている。 今後益々企業がBlog系のサービスをはじめるのだろう。やがて日記サイトは莫大な数になり、個人サイトは新たなステージに入る。もっとも日記サイトは昔から多く存在したのだが、肝心なのはそこにシステム革新が入り込んでいるところだ。たとえば「Movable Type」 の大きな特徴のひとつである「Trackbackシステム」についてインタビューから引用すると・・ 他のBlogに投稿されたエントリーについてのコメントを投稿する際、そのコメントの件名とURLを自動的に相手のサイトに通知する仕組み。コメントの対象となったエントリーの下には受け取った通知(Ping)が表示され、読者はサイト間を移動しながらコメントを読むことができる。また、そのエントリーに誰かが関心を持っていることをBlogのオーナーに知らせることができる。 これに近いサービスは現在僕の参加している「関心空間」や「レビュージャパン」でも行われいる。けれどあくまでホスティングサーバー内部でのリンクだし、個人サイトのような自由なフォーマットではない。このシステムが当然のように個人サイトで行われれば、それはスゴイコトになると思う。サイトのトピックは常にアクセス解析をたどれ、コメントがWEB内を自由にリンクしていく。固定的なHTMLのリンクシステムとは段違いな動的ナビゲーションが行われるだろう。まさにWEBシステムが目指すところではないか。 そしてGoogleの買収からは、それらすべてのトピックをデータベース化させる狙いが見える。コメントのされている「支持の価値観」という検索カテゴリーの誕生だ。やみくもに何千ものリンクをひとつのキーワードから検索されるよりも、誰々に影響を受けたとか、どれそれのサークルで重要視されている、などの検索が可能になる。 ネットの普及は「調べる」という行為をどんどん無くしている。いや無意識化させている。ヒットしたサイトの見やすい情報をいかに早く手に入れるか。まだそこには意識はあるかもしれない。けれど日記を読んでいたつもりが、お勧めの本を見つけたと思いきや、その分野の有名サイトへ来ていたと思いきや、著者の日記を読んでいた。なんてことが無意識に行われていくかもしれない。そこまで考えて・・・まずは疲労感を覚えた。2003.02.26k.m ---- カテゴリー -[[エッセイ]]、[[社会]]、[[ネット]] ---- 関連リンク #related ***コメントをぜひ -[[ふじた]]>外人にMovableType を進められた時に日本には2chと言うものがあるぞといったら、ひどく驚いていた(もしUSでそんな掲示板があったら荒らされて成立しないだろうって)SIZE(10){2004-08-26 (木) 03:07:40} -[[k.m]]>私はいまだに2chをまともに見たことがありません。なんとなく。ややこしくてな入れない・・。昨年はMovableType!!って感じでしたけど今になってみるとブログ増えすぎて印象なくなりましたね・・。SIZE(10){2004-08-26 (木) 18:27:56} #comment

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