たこ焼き屋は闇に踊る


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 我はアルパなり、オメガなり。いやさきなり、さいはてなり。始めなり、終わりなり。

 THE FIRST????始めなるもの。
 その呼称は、直接名を呼ぶも恐れ多い創造主に捧げられたものと同じだ。
 神に等しい二つ名を与えられた男は、重々しい仕草で交差点の鏡に映る自分の姿を見上げた。
「いや本当に重い……重いよこれ……」
 鉛色に輝く装甲の胸の部分には、白いパネルに描かれた黒い鯛のマーク。
「なんでよ!ここはTHE FIRSTの一号だろ常考!二つ名そのまんまだし!ライダーだし!鬱展開だし!童貞だし!」
 閑静な住宅街に、男の叫びが虚しく響き渡る。
「なのになんで同じ『始まり』から強引につなげて相川始……の、しかもそっくりさんの方になるよ!名前の意味、まるで逆だろ!」
 説明台詞も悲鳴まじりではどこか痛々しい。
「それに超一般人じゃねぇか!勝ち目あるとかないとか以前だろコレ!登場時期が遅くなったからって出オチ狙わなくてもいいんだよ!柄じゃないから!」
 ひとしきり叫んでその場に座り込む。
 冷たい夜風がヒートアップした彼に冷や水を浴びせ、少しずつ冷静さを取り戻させる。
 小さなくしゃみとともに、ロワの掟に精通する彼はあることを思い出した。
 一般人ステルスマーダーは、ロワの最大の華である。そしてライダーロワ最高のキルカウントをたたき出したのは、他ならぬ彼が生み出した一般人ステルスマーダー、安達明日夢だった。
「こうなったら、皆殺しにしてやる。俺の鯛焼きで、全参加者をあの世へ送ってやる!」
 そのためにもまずは材料だ。最高の小麦粉に最高の卵、そして最高の粒あん。それらを駆使して最高のたこ焼きを焼きまくり、他の参加者に死ぬほど食わせてやろうじゃないか。
 THE FIRSTは立ち上がり、拳を握りしめて夜空を仰いだ。
 やけっぱちの咆哮が、傾いた電柱をきしませる。
「アルティメットフォオーーーーーム!スペシャルターボっ!!」

【深夜】【C-7 市街地】
【THE FIRST@ライダーロワ】
【装備】鯛焼き名人アルティメットフォーム
【所持品】支給品一式(未確認)
【状態】健康・かなりヤケ
【思考・行動】:鯛焼きを焼いて焼いて焼きまくる。
1:食材を調達。
※外見や声は三上了@仮面ライダー剣29-30話です。
※鯛焼き名人アルティメットフォームは、スペシャルターボのスイッチを入れることで
 鯛焼きをものすごく速く焼くことが出来ます。
※本職はたこ焼き屋です。


053:名前で判断するのはお約束 投下順に読む 055:ロリスキーはクールに怯える
053:名前で判断するのはお約束 時系列順に読む 055:ロリスキーはクールに怯える
THE FIRST 080:ほとんど無害



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