エピローグっぽい話in死者スレ

ここは死者スレにある雀荘。
ダイナマイトアンデッドが経営するこの店で、今宵四人の書き手が卓を囲んでいた。
メンバーは影丸、カオちゃん、結、ドS。いずれも劣らぬ、大物書き手たちだ。

「しかしまあ、これで書き手ロワ2ndも一段落ついたのかね」
「そうじゃないですか? まあ、まだ投票とかはやるんでしょうけど」
「となると、いよいよ3rdが現実味を帯びてくるな……」
「まあ、そんなすぐには始まらないでしょうけど……。あ、影丸さん、それポンです」
「む……。まあいいや。とりあえず、俺は次は欠席かなー。最近、書き手としてはあんまり活動してないし」
「まだわかんないよ。交流所の書き手紹介見てると、古参ロワからの参戦もあるかも……。よし、リーチ」
「一時期、影丸さんは3rd主催者最有力候補とも言われていたんですけどねえ……。こっちもリーチです」
「まあ、もっとすごいのが出てきちゃったからなあ」
「けど、このまますんなりあの子を次の主催者にしちゃっていいもんかな?」
「どういうことですか、カオス氏」
「カオちゃんでいいよ。いやね、読み手の予想外の展開こそが、2ndの売りの一つだったわけじゃない。
 もしも3rd開催までに誰かがあの子を倒して、主催者の座を奪い取ったら……」
「いや、それ非難囂々じゃないッスか?」
「そうなるかも知れないねえ。けど、漫画ロワに伝わるあの言葉だってあるだろ?」
「ああ」

4人は、声を揃えて同じセリフを口にする。

『狂気の沙汰ほど面白い』

そして、彼らは怪しく笑う。

「どうする? 本当にやっちまうか?」
「それは我々ではなく、『向こう』の書き手さんたちが決めることですよ。あ、ロン。大三元です」
「ぐわーっ! 役満かよ、ちくしょう!」
「よし、脱げ!」
「脱ぐかーい!」

死者スレの夜は更けていく……。

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最終更新:2008年12月20日 13:34
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