残されたもの(狂戦士)


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「くそ!あいつら無事だろうなあ!!」
「落ち着けい、ダイソウよ!あやつらならそう簡単にやられはせぬ!」

フォーグラー内部、迷路のように入り組んだ道を駆けて抜けるはDIE/SOUL。
神行太保を冠するアニロワ版最速の人である彼だ。
普段の彼ならどれだけ遠くに跳ばされた仲間ともすぐに合流できただろう。
だが、かに玉こと大蟹球フォーグラーはそう甘くはない。
迷宮変化を使われるまでもなく全ロワ登場施設がごちゃまぜな内部構造だ。
自分がどの方角に向かっているのか、まっすぐ走れているのかもダイソウにはわからない。
それは彼を諫めている将軍も同じだ。
ハッキングして現在地を確かめようにも『蟹座じゃないもん』の効果により、
デジモン→絶対可憐チルドレン→ドラえもん等々、解析しきる前に次々と様式を変えるファイアウォールが立ち塞がる。
まともに攻略するのにはかなり時間がかかるのは目に見えている。
今は何よりも大切な時間が、だ。

「む?」

と、そこでふと気付く。
おかしい、と。あまりにも今の状況は時間稼ぎに適していない。

「どうかしたのか、将軍っ!」
「ふむ。考えようによっては今の状況はチャンスやも知れぬ」
「どういうことでい!」

本来、敵の戦力を分散する戦術は、そこから確固撃破することが前提である。
孤立させた相手に対し、自分たちは大部隊で向かえば、なるほど、一方的に有利に戦えるというものだ。
しかし、だ。
それは単に勝利条件が『敵の壊滅』の時のみに有効な作戦だ。
普通のロワに比べて多いとはいえジョーカーの数は7人。
それぞれがチート級な対主催のメンバーをフルボッコにしようものなら総動員しないと不可能だ。
そして、それは彼らの勝利条件『2時間防衛』には著しく反する。
最悪、一人の殺害に手間取っている間に、介入されなかった他の参加者が旅の扉にまですんなり到着してしまうからだ。

つまり……。

「やっこさん達も戦力を分散させて来る、ってことか?……いや、大事なのはそこじゃねえ。
 並行して俺達が戦うっつうことはその分時間もかからないってわけか」
「その通りである。どういうわけかジョーカーどもは最も足止めには適さぬ方法を選んだようなのだ」

ギャグ将軍の閉じ込められたPCを抱えていたダイソウの足が止まる。
ちょうど一休みできそうな神社へと辿り着いたからでは無い。
気づいてしまったからだ、ジョーカー達が選んだ不可思議な行動のわけに。

「やっぱそれってよ……」
「書き手だから、であろうな……」

単に足止めを目的とするのならカニ玉の迷宮具合を利用してダイソウ達を惑わせれば良かったのだ。
その上で一人ずつRPGの中ボスのように待ち構えていれば、勝負に負けて試合に勝つ状況へと持って行けたに違いない。
特にテイルズ組なら初期のテイルズゲーム恒例、攻略本抜きでは越せないダンジョンの作成くらい可能だったかもしれない。
その手を彼らは良しとはしなかった。鬱ロワ、外道、アンチ対主催、割り込みバトルロワイアル……。
闇を抱え、それでも彼らも書き手なのだ。例えジョーカーの立場であっても最後まで脱出エンドの可能性を消せなかった。

相手が同じ書き手であるということを再度意識して重くなりかけた雰囲気は、

「そんなんじゃ剣が鈍るよ。剣士とは剣を持つ者じゃない、剣になる者だ。剣に善意も判断も要らない」

比べものにならないほど大きな緊張感に寸断されることとなる。

ぶわり、と。声に遅れて蒼い光が迷宮に立ち昇り、ダイソウよりやや離れた場所でで人の形へと凝結する。
栗色の髪、赤いバンダナ、白い鎧、赤いマント、三叉に分かれた異形の剣。
何よりも開き切った瞳孔に携えられた狂おしいまでの殺意。

「そちは!」
「蟹座から聞いていた特徴と一緒だ、間違いねえ!」

名無し――テイルズロワの切り込み隊長がそこに居た。





「わざわざジョーカーさんの方からお出ましたあなあ!」
「ちと、余達を嘗め過ぎてはおるまいか?」

じゃり、と砂塵を踏みつつ名無しが歩を進める。
砂に石ころ。到底建築物の中に敷き詰められているはずのないものだが、そんな常識はカニ玉には通用しない。
古手神社。ひぐらしのなく頃に出典にして、LSロワにも登場し、当然の如く惨劇の舞台となった地。
この地ほど鬼狩柳桜を振るうに相応しい場所はあるまいと、笑みを浮かべる。
時間攻撃の通用しない影の繋ぎ師と当たるのは御免こうむると、早めに相手を決めて出向いてきた甲斐もあるというものだ。

「ああ、心配はいらない。希望を見せていた方が、鬱展開も映える。それだけさ」

――魔神剣

答えつつも即座に柳桜を抜刀。射程無限の衝撃波を放つ。
が、ドラゴン殺しに切り払われる。
問題無い。
そもそも数あるテイルズの特技中最も初期に覚える技で仕留められるとは端から思っていない。
大事なのは『投下早撃ち』で割り込み可能な距離まで邪魔されずに近づくことだ。
初手の転移時にダイソウ達のすぐ傍に登場することも考えたが、何の隙も無い相手にやったのでは、
最悪実体化した瞬間を叩かれると考え、あえて距離を開けていたのだ。

相手もそのことを理解しているのだろう。
対主催メンバーが合流したことにより粗方ジョーカー側の能力は割れている。
魔王や将軍あたりなら事前に対策も練っているに違いない。

(無駄だ)

「おおおおおらああああああ!!」

パニッシャーのから放たれた散弾の群れを足もとから舞い上がらせた光弾で弾く。
距離があるのはお互い様だ。次元になりきっていたならともかく、ガッツでは銃弾の命中率も今一。
そこを、突く!
ふっと体の感覚が消失する。

――空間翔転移

キャラになり切っているとはいえ、空間を飛び越える瞬間は、未だに慣れない。
元来、人の力の延長上には無い行為なのだから、当然か。
それに比べたら、殺人の方が、余程しっくりとくる。

僅かの無明を経て世界が光を取り戻す。
赤い、紅い、朱い、光を。

「……っつ!」

(まずい)

目に入るのは紅蓮の炎と化したダイソウの姿。
武装錬金『ブレイズオブグローリー』。
火炎同化の能力によりエネルギー体と化しありとあらゆる物理攻撃は無効化される!!

(空間翔転移の弱点を突かれたか!)

空間翔転移を問わず空間転移系の技は、転移中は現実世界へのありとあらゆる干渉ができない。
見ることも、聞くことも、攻撃することも不可能なのだ。
その僅かな時間にダイソウは最善の手を打った。
ネコミミストがマテリアルソードからテイルズロワの一部を読み取って事前に伝えていたのかもしれない。

スカッと、気持ちいいほどに刀が空を切る。
その隙をダイソウは見逃さない。
実体化する手間も惜しんで燃える総身で頭から抱え込みにかかる。
元から巨大なガッツのボディは更に広がりを見せ、名無しの上下左右前を完璧にカバーする。
なら、後ろに逃げればいいだけなのだが、あいにく初期のテイルズにはバックステップは実装されておらず、

(ままよ!!)

名無しは後退では無く前進を選ぶ!
彼とて何の備えも無しにダイソウに挑んだのではない。
身に纏うは彼を飲み込もうとする炎に負けないくらい赫い布地――フレアマント。
火・土の二属性を3割の確率で無効化する装身具。
いざとなれば羽入で時を止めることも前提に名無しが火の渦へと飛び込み、

無傷で通り抜ける!!




「火属性耐性か何かか!」
「……御名答」

厳密には少し違うが説明する必要もない。
煤のせいか少し黒く汚れた体で剣を振り上げ、天高く跳躍する!

「襲爪雷斬!!」

振り下ろすは刃にあらず、稲妻なり。
柳桜より生じた雷がダイソウへと降り注ぐ。
いや、上空からだけでは無い。

「ピカピー!!」

唯一元の形を保ってるダイソウのデイパック、そこより日本人の誰もが覚えのあるセリフとともに電撃が放たれる。
天と地、双方から放たれた光は中空で火花を散らし、共に爆ぜる。

(まだだ、まだ、俺のコンボは終わっていない!!)

着地と同時に体を捻り接敵。

「獅子、閃空破アアアアアアアアアアア!!」
「っな、ぬおおおおおおお!?」

渦巻く闘気で巻き上げたダイソウの体である炎を獅子戦孔の衝撃で吹き飛ばす。
爆風で火を消すのと要領は同じだ。何も水や氷を用いる必要は無い。
そして、ブレイズオブグローリーはその特性上、己が身を構成する炎を削がれれば、使用者にダメージがフィードバックする。
思わず顔をしかめるダイソウに、ダッシュで距離を詰める名無し。
獅子戦孔で空いた距離が見る間に縮んでいく。
ダイソウとて黙って見ているだけではない。炎が効果を発揮しきらないと知るや否や腕部だけを実体化。
ドラゴン殺しを以て迫る名無しを薙ぎ払う。
こと射程において人の身の丈よりも長い彼の獲物に勝る剣は無い。
担い手が速さを持ち味の一つとするダイソウなら尚更だ。

「ラディカルグッドスピード腕部限t『投下しました』 しまっ……!?!?」

されど、奢ることなかれ。

如何な高速たろうとも、時を操る名無しには文字通り止まって見える。
アルターにより更に速度を増すはずだったダイソウの剣は事も無げに名無しに受け止められていた。
鬼狩柳桜ではない、無手の左手の人差し指と中指に、だ。

「おいおい冗談だろ!」
「……ふん。本物の薬中のクレスはこんなもんじゃないぞ?」

ゆらり。
右手だけで握った刀を頭上にまで振り上げる。
竜殺しには十分すぎて、けれど柳桜には不十分なはずの間合い。
そんな常識を時空剣技は軽く超越する。

「目覚めよ羽入……次元斬!!」

――――――――あうwwwwwwwwあうあうwwwwwwwwwwww神wwwwwwwwwwwシュークリームwwwwwwwwwwww


脱力必死の言葉とともに柳桜を白く輝く蒼き光が覆う。
形成されるは余りにも長大過ぎる純エネルギー体の巨剣!!
ダイソウが慌てて身を逸らすも次元斬はただエネルギーを叩きつけるだけでは終わらない。
ダイソウの肩を掠った光の剣が膨張し半球状の衝撃波を巻き起こす。
真の力を解放した宝剣の属性は“時”。
この世にあるもの全てを縛る時間の前には炎すらいつかは消える運命なり!!

「……弱い。あまりにも弱すぎる!!」

雲散霧消。
体の大部分を抉られ火炎同化を維持できなくなりつつあるダイソウが膝をつく。

「ダイソウ、しっかりせい!!」

将軍の叱咤にのろのろと顔を上げるもとてもじゃないが即座の戦線復帰は不可能。
各種なりきりを用ることで外部干渉を行える将軍の力も名無しには無力。
物真似というワンテンポを挟む為、投下早撃ちで割り込むことが容易いのだ。

(チェックメイトだ!!)

つまらないと名無しは思う。
確かにこれ以上に無い位相性の良い敵だった。
それでもこうもあっけないとは。

柳桜を構えなおす。
もういい、遊びは終わりだと。
これ以上時間を賭けたところで更なる高みに辿り着く為の贄には値しまい。
本来なら殺すまでも無いところだが、使命を全うする為だ。
つまらぬものすら斬って見せよう。

「虚空……」

再び蒼きオーラが集う。
剣という形に時空の力を凝縮する次元斬とも、自身を空間の束縛から解き放つ空間翔転移とも異なる三つ目の時空剣技。

お前達には過ぎた技だが冥土の土産に持って行け!!

「蒼破」

剣を薙ぐように振り払い力を解放しようとする。
刹那――

ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

赤き炎を覆い尽くす黒死の蝶の爆発が、名無しを飲み込んだ。




「うっし。どおやらうまくいったみてえだな」
「余の読みが外れるわけがなかろう!」
「へいへい、金ぴかさまさまだよ」

降り注ぐ瓦礫の雨の中、ダイソウが立ち上がり、大きく後退する。
火炎同化が解かれたその背に揺らめくは黒き翼――ニアデス・ハピネス。
ダイソウが名無しの空間翔転移の死角を突き発動した核鉄は一つではなかった。
いや、むしろニアデス・ハピネスこそが本命だったのだ。

クールなロリスキーが頼むことにより、かってマスク・ザ・ドSがそうしたように地球破壊爆弾はジョーカー達の状態表を曝した。
その中の一つ。名無しの誇る【異能・投下早撃ち】の説明文。

圧倒的な投下速度で自分の攻撃を決め、先んじて相手の行動をキャンセルさせる能力。
キャンセルするかどうかは名無しの任意で決められる。射程外からの攻撃には対応できない。

一見すれば誰もが『射程外からの攻撃には対応できない』の方に目が行くだろう。
しかし、将軍は『キャンセルするかどうかは名無しの任意で決められる』という部分に注目した。
つまりは、投下早撃ちはオート技能では無いと。あくまでも発動には術者の意思が必要だと。
では、もしも名無しに気付かれない方法で攻撃することができれば?
それが答えだ。任意発動型である投下早撃ちはバトルマスターの固有結界第一段階同様、不意打ちや毒殺にもとても弱いのだ!

そして先刻、実際に名無しと対峙したダイソウは確信した。
空間転移・時間停止の両能力を持つ名無し相手ではどれほど距離を取ろうと意味がない。
殺人狂を騙して毒を飲ませるなんて論外もいいところだ。
なら、残された手段は一つ。
黒色火薬を好きな量で好きな形に操作し、自在に爆発させられるニアデス・ハピネスによる不意打ちのみ!

ただ、ここでまた一つ新たな問題が発生する。
どう考えても普通にやっては名無しにばれずに火薬を設置できないのだ。
いや、火薬の設置自体は大丈夫だ。
いくら薬中クレスが勇次郎クラスの格を有するマーダーとはいえ、今回の狙いは彼の腹の中に仕込むことではない。
自身に干渉せず空気中に蓄積されていく極少量の火薬に気付くことは流石にありえない。
立ち塞がるのはここが漫画ロワでは無く、書き手ロワ2だということ。
核鉄に仕掛けられたもはや嫌がらせとしか言いようの無い制限。
使用中は強制的にパピヨンスーツ着用なのだ。
誰がどこをどう見ても、ニアデス・ハピネスを使用しているのがバレバレである。
これでは名無しの不意を突けるはずも無い。
そこでダイソウはブレイズオブグローリーを併用し、パピヨンスーツさえも炎と化すことで誤魔化したのだ。
目立つ劫火は黒死の蝶から目を逸らす囮にもなり一石二鳥であった。

「さあって、これでくたばってくれてたら楽なんだがなあ」
「油断するでない、ダイソウよ。ロワでの油断は碌な事態を起こしかねぬわ」
「へいへい、わあってるよ。それに、どうやらやっぱそう簡単にはいかねえみてえだ」

もうもうと立ち込める黒煙が晴れる中、見覚えのある蒼き光に護られた名無しの姿を確認する。
虚空蒼破斬と守護法陣の合わせ技、言うならば虚空守護法陣により爆発を凌いだ無傷のジョーカーを。
テイルズロワにさえ出ていなかったこの合わせ技をダイソウも将軍も知りはしない。
けれど、彼が何らかの方法でニアデス・ハピネスを防いだことだけは理解できた。

何も慌てることはない。
一撃で仕留められないのなら仕留めきるまで攻撃を加えればいい。
その為の布陣は既に引き終っているのだから。

「オラオラオラオラオラアアアアア!!」

手は既に明かしたのだ、今更威力を抑えてまで隠す必要はない。
名無しを包囲するように死を呼ぶ蝶を顕現させ、突撃させる。

「無駄だと、言っている!!」

名無しが剣を大地に突き刺す。
刻まれるは光の魔方陣。形成するは防護の障壁。
数十、数百の凶蝶の羽を、幾重にも湧き上がる光球が毟り取っていく。
ニアデス・ハピネスは作中でも有数の攻撃力を誇る武装錬金だ。
それでも名無しの防御を一匹たりとも突破はできない。

だったら、どうすれば倒せるか?
簡単だ、より威力の高い、ガードを崩すだけの攻撃を撃ち込むまで!

(こんな回りくどい戦いに使ったんじゃあの馬鹿は怒るかも知れねえが……)

ダイソウがデイパックより新たな獲物を取り出す。
ドラゴン殺しに勝るとも劣らない大きさを誇る黒き十字架。
名を、パニッシャー。最強にして最高の個人兵装たる重兵器!
続く展開を予想してさしものの名無しも焦る。
いかに強固な防壁とはいえ、吹き飛ばし効果も持つロケット弾は弾けない。
かといって斬り払おうにも、今虚空守護法陣を解除すれば爆殺必至だ。
転移で回避しようと移動先を見定めようとするも、蝶、蝶、蝶、蝶!
これでは転移直後に爆薬に触れ、おじゃんだ。

薬中クレスといえど、種族的には普通の人間だ。
ガード不可の状態なら当てさえできれば銃弾の一発でも仕留められる。
となれば彼が取れる手段はもはや一つしかあるまい!

「羽入!!」
「そいつも織り込み済みだ! 将軍!!」
「心得た!!」

――――――――あうwwwwwwwwあうあうあうあうwwwwwwwwwwwwオヤシロ・ザ・ワールドなのですよwwwwwwwwwwww
――ビィィィイイイイイ!!

柳桜が妖しく光り、灰色に染まり逝く世界で、時渡りポケモン・セレヴィになり切った将軍の加護の下、ダイソウが引き金を引く。
時止めを無効化され、奥義を使用中であるが故に即座に次の行動に移れない名無しの前で、障壁とロケット弾が互いを打ち破ろうとぶつかり合う。
きりきりと、きりきりと、光に阻まれ速度を落とすロケット弾を尻目に、再び引き金を引く!引く!引く!

(自分でもこれじゃあガッツじゃなくてグリフィスだと思わなくもねえ。
 けどよお、力及ばない対主催が、知恵を振り絞って強ジョーカーを倒すっつうのも、熱血展開だと思って力貸しやがれ!!)

「おおおおおお!! 全弾くれてやる!! くたばりやがれ、狂戦士いいいいいいい!!」

一発目のロケット弾の爆発が障壁を揺らす。
二発目のロケット弾が虚空蒼破斬に相殺される。
三発目のロケット弾が守護法陣を突き破る。
そして、四発目の弾丸が、マダオが残した力の全てが、名無しへと着弾し、



「……もう一度、言おう。この程度か?」



――――無情にも、新たに出現した鏡を思わせる壁に跳ね返された。

282:全ては我が戯言なり 投下順に読む 283:残されたもの(相棒)
282:全ては我が戯言なり 時系列順に読む 283:残されたもの(相棒)
280:ニコニコ削除祭は大変なセーラーふくをもってった結果がこれだよ!完結編 ギャグ将軍 283:残されたもの(相棒)
280:ニコニコ削除祭は大変なセーラーふくをもってった結果がこれだよ!完結編 神行太保のDIE/SOUL 283残されたもの(相棒)
279:終末への扉(5) HN「名無し」 283:残されたもの(相棒)
ツキノん 280:ニコニコ削除祭は大変なセーラーふくをもってった結果がこれだよ!
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