AAA(トライエース)は永遠に不滅です


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リーゼントを大きく上下に揺らし、息を切らしながら森を駆け抜ける男がいた。
とある過疎ロワで一番最初のSSの書き手であり、今では古参書き手と呼ばれた男。
AAAロワの◆ZhOaCEIpb2だ。
「ふっ、神様は皮肉なもんだな」
◆ZhOaCEIpb2は己のパックにナイロンの上から盛り上った物体を摩り、呟く。
「この俺に拡声器だとわなーーーー!!!」
拡声器……そう、このアイテムはバトルロワイアルにとって最大の死亡フラグ。
拡声器の呪いによって数々のロワが数々のキャラたちが絶望に突き落とされた。
そして―――そのほとんどが死んだ。
拡声器の呪いを知っているものなら、このアイテムがいかに恐ろしいか分かっているだろう。
◆ZhO(ryもしかりこのアイテムの恐ろしさを知っている。
だが、◆ZhOはそんなことに臆せず、吹っ切れた笑みを浮かべる。
「俺はあいつらを裏切ってしまったんだ。仕方ねえか……」
今、AAAロワの主力書き手たちが漫画キャラロワの最古の四人に追われていた。
AAAロワの主力三人で束になってかかっても敗北は目に見えていた。
強力な支給品を駆使すれば勝てるかもしれないが、あのとき俺たちは丸腰だった。戦えば陰惨な虐殺が目に見えていた。
そして、俺たちは逃げ切れるはずもない。
それほど、奴のとの力の差は歴然だ。
だが、拡声器があれば……
「ここまで離れれば大丈夫だろう」
◆ZhOはパックから拡声器を取り出し、

――――俺はここにいるぞーーー!!!



発動させた。
「へっ、後悔はしてねえぜ。あいつらが生き残れるなら俺は……」

すると、林の中から不細工なシルクハットを被り、奇妙なマスクを付けた男が現れた。
「ほう、仲間のために、自ら囮になるとはな」
◆WXWUmT8KJEことドットーレは◆ZhOに不敵な笑みを浮かべながらゆっくりと歩を進める。
「さて、お前は読み手と書き手と己を楽しませてくれるのかな?」
ドットーレは腕のギミックを伸縮させ、◆ZhOに拳を伸ばす。
◆ZhOはすかさず、避けようとするが、あまりにも早く、複雑に向かってくる拳を正面から喰らってしまう。腹に強烈な一撃を貰い、地面を転がる。
「ほんの小手調べ程度なのに避けられないとは……」
地に手を付き、腹を押さえながら◆ZhOは立ち上がる。
「まあ、そう言わずに相手になってくれよ。まだ俺はくたばっていねえんだからよおッッッ!!」
拳を振りかぶりながら◆ZhOはドットーレに突撃する。
全力で何度も何度も拳を振り上げ振り下ろす。

だが、いくら拳を突き入れようとも空を切る。
「踏み込み、体捌き、機動力……全てにおいて己より劣っている!! つまらん!!」
ドットーレは大きく右手を伸ばし、◆ZhOを掴み、木に投げつける。
「ぐはあっ」
背中を強打され、◆ZhOの口元から夥しい血痕が吐き出る。そのまま地面に地面の上に横たわる。
「つまらん!! つまらんぞ!! そんなことでは書き手も読み手も飽きさせてしまうぞ」
ドットーレは地面に倒れる◆ZhOの胸元を掴み上げる。◆ZhOは息が切れ切れになりながらも生きていた。
「ほう、生きていたか…だが、お前は全てを楽しませてくれそうにない。
もう少し抵抗してくれれば、書き手も読み手も満足させられるのだが、弱すぎる……全てにおいて弱すぎる。
さっき逃げて行った二人も期待できそうにない? つまらん、心底つまらん!!」
ドットーレはひどく残念そうに語りかける。

「…ちが…せんだよ」
「ん、命乞いか?」
「く…がく……んだよ」
「だが、もう遅い、貴様は己をひどくがっかりさせた。つまり、少しでも読み手を楽しませてくれるために嬲り殺しだ」

「―――口が臭えって言ってるんだ!!!」

◆ZhOは唾を吐きつける。ドットーレの頬に唾がべちょっと引っ付く。
ドットーレはもう一度◆ZhOを木に叩きつける。
◆ZhOは支えられるように木にもたれ掛けたまま動かない、それほど◆ZhOは満身創痍であった。

「貴様を心底、己を怒らした。貴様にはロワにとって最も不名誉の死を与えよう」

ドットーレは被っていた帽子を外す。
すると帽子の柄の部分から鋭い刃が突起する。
「―――ズガンだ」
ズガン。
それはロワにとってキャラにとって最も不名誉な死。
キャラの死を軽い描写で終わらせる、キャラにとって最も屈辱な終わり方である。
「貴様に帽子を投げ、首を刎ねる。そうすれば、ズガンの完成だ」
帽子を構える。

「ズガンでも、何でもしやがれ、俺の目的は済んだんだからよう」
「貴様が逃がしたあの二人か? 所詮は貴様程度の力しかない雑魚なのだろう?
 雑魚は雑魚でしかならない。読み手も書き手も楽しめさせることも出来ない屑だ」
「へ、なんとでも言いやがれ。俺は信じている。◆wKs3a28q6Qと◆MJv.H0/MJQが生き残ってあんたを倒すってな」
「笑わせる。AAAロワの書き手の分際でほざきよるわ」
ドットーレは口元を歪ませ言葉を続ける。
「所詮は過疎ロワの分際。漫画ロワの最古の一人であるドットーレ◆WXWUmT8KJEには勝てんよ。
 いくら雑魚が群れようとは盛況ロワには勝てん、過疎が盛況に勝てる道理はない。
 漫画は良いぞ。熱血展開が華の盛況なロワだ。それに比べ……AAAロワは何もない。
 華もなければ、住民もいない。だれも、AAA(トライエース)みたいなクソゲーに住民なぞ付くはずもない。
 貴様はその程度なんだよクソゲーの書き手さんよお」
ドットーレがそう言い終わると木にもたれていた◆ZhOが突然起き上がる。
「今何て言いやがった? 今なんて言いやがったんだああああぁ!!!!」
よれよれになりながらも◆ZhOは立ち上がる。
「AAA(トライエース)がクソゲーだって!? クソゲーだとおおおおぉ!!!?」
「何度でも言おうか? AAA(トライエース)はクソゲーだ!!!」
ドットーレは邪悪な笑みを浮かべながら言い切る。

「AAA(トライエース)作品は断じてクソゲーではないッッッ!!!
 SO1は3、SO2は10、SOBS は2、VPは3、SO3は5、RSは3、SO3DCは3、VP2は2。
 ―――全て、俺がクリアした回数だ。最大難易度でクリアもしたし、全作品隠しボスも倒した。
 インアンのために360も買った。現在PSPでリメイクSO1をやっているし、最低三周はするつもりだ。
 無論、好きな作曲者は桜庭統だあぁあぁ!!!!
 それほど、中毒性がある作品がクソゲーだと!!!!」
「だからどうした? いくら貴様がはまろうとも糞は糞だ。猫のえさにしてしまえ」
「なんだとおおお!!!」
◆ZhOは激昂しながら、ドットーレに猪突する。
ドットーレに攻撃を避け、脳天に拳を突き出す。
◆ZhOはカウンターとなって大きく吹き飛ぶ。だが、立ち上がる。
「トライア神は最高最大の神だ。ソレを侮辱することは万死に値するッッ!!」
◆ZhOは両手に莫大な魔力を溜める。
AAA(トライエース)の神―――トライアを最大までに信仰することによって得られる最強最大の技を発動させるため。
◆ZhOの命を引き換えに奇跡が今ここに舞い降りる。

「なんだと、こいつは……」
ドットーレは驚いた。今目の前に雑魚に溢れ出る魔力に、それはまさに大き過ぎる規格外の魔力量だ。
「大いなる創造神トライアよ」
ドットーレに焦りが生まれる。
こいつはやばい、本能が身体の節々に訴えかける。
「全ての敵を……」
「貴様ああぁあぁあああ……」
「滅せよ!!!」

「―――トライエース!!!」「―――させるか!!!」

ドットーレの仕込みの帽子が◆ZhOの身体の右半分を腹の上から切り裂いた瞬間。
辺りが真っ白な光に包まれた。
まるで延々と続く何もない空間を意味するような膨大な光の魔力が辺り包みこんだ。
魔力が大爆発した。



胸元が痛い。身を裂けられそうなぐらい痛い。
ど……う…して……ん…よ
ど……う…して……ん…よ
泣き声。誰かの嗚咽交じりの泣き声が聞こえる。
重くなった瞼をゆっくりと開ける。薄くぼやけた視界の中に、ひどく顔が腫れ上がった男の顔が映る。
「目が…覚め…たんすか…」
涙をこすりながら男は安堵する。

「お前は…◆yHjSlOJmmsか」
◆yHjSlOJmms―――AAAロワに現れた期待の新人である。
「最期に◆yHjSlOJmmsに…会えて良かった」
「そ、んな最期なんて言わないでくださいよ」
「俺はもう駄目だ。自分のことは自分がよく分かっている」
「先輩がいなくなったらAAAロワは誰が完結に導くんですか? 先輩がいなければAAAロワは……」
「AAAロワか……俺にAAAロワを導く資格なんてないのさ……」
「そんなことありませんよ、先輩!!! 先輩はAAA初のSSを書いた古参の一人じゃないですか?
 それをどうして、そんなふうに言うんですか!?」
少しずつ掠れる視界に◆ZhOは語りかける。己の大罪を。
「……俺はお前たちを裏切っていたんだ。俺はAAAロワ以外にも他ロワでも書いていたんだ
 そして、トリを変えたことをそのロワで報告したんだ。つまり、俺はそのロワの住民であること認識させてしまったんだよ。
 その瞬間、俺はお前らを裏切ったんだよ。AAAロワが本当に好きなら、そこで報告するじゃなくて、AAAロワでするべきなのに。
 俺は……自分自身に軽蔑するよ……」
◆yHj(ryは嗚咽しながら◆ZhOを見据える。
「そんなことないッス、先輩は先輩はいつまでもAAAロワの書き手です……お願いです。
 そんな弱音を吐かないで下さい、お願いッス」
「お前にそう言って、もらえて嬉しいよ」
◆ZhOは微かな笑みを浮かべる。それは今にも砕けそうである。
「最後に聞いてくれないか……俺の新トリがこのロワに参加しているんだ。
 驚いたよ、まさか自分自身がいるなんて……名前はシルベストリ◆O4VWua9pzsだ。
 自分自身とはいえ…どんな思考に向かうか、分からない。気をつけろ、俺は燃え展開でも欝展開でもエロ展開でも好きな男だ。
 流れ次第では対主催とも殺人者とも転ぶ要素がある」
「でも、先輩は善い人です。もう一人の先輩も……」
「俺はお前らがいたから……悪の道に進まなかっただけだ。
……もうお別れのようなだな」
視界が真っ白になっていく。全身の細胞はもうすでに限界を超えていた。
「俺はどうすればいいんですか? 先輩がいないとAAAロワは……」
「こ…れからは…お前が導くんだ……」
何も聞こえなくなってきた。死のお迎えが来た証拠だ。
◆ZhOは最後に天を仰ぐように片手を掲げる。

「…ト……ラ…イア様…万…ざ…い」

その瞬間、◆ZhOaCEIpb2は息絶えた。その顔は安堵に満たされていた。


【ドットーレ◆WXWUmT8KJE@漫画ロワ】死亡
【>>1からの2号◆ZhOaCEIpb2@AAAロワ】死亡


【深夜】【C-2 森の奥】
【◆yHjSlOJmms(ルーキー)@AAAロワ】
【状態】慟哭
【装備】ピストル(15/15)
【所持品】なし
【思考・行動】
基本・対主催
1・先輩の跡を引き継ぐ
2・シルベストリ◆O4VWua9pzsに接触する
3・AAAロワ書き手を探す


037:エンゲージ 投下順に読む 039:やらないか?
036:無題 時系列順に読む 039:やらないか?
◆yHjSlOJmms(ルーキー) 115:おっぱいの大きい熟女は好きですか?
027:とりあえずこれからは卑屈っぽく見えないように『過疎ロワ』のことを高貴っぽく『カソリーヌ』って呼ぼう ドットーレ
027:とりあえずこれからは卑屈っぽく見えないように『過疎ロワ』のことを高貴っぽく『カソリーヌ』って呼ぼう >>1からの2号◆ZhOaCEIpb2



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