よろしい、ならば対決だ


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死者スレには、多目的ホールも造られている。
その名も「死者スレスーパービッグマーベラスアリーナ」。
今日、ここでは多くの住人が注目するイベントが行われようとしていた。

「レディース・アンド・ジェントルメェェェェェェェェェン!
待たせたなぁ!いよいよ死者スレタイトルマッチの開始だ!
実況はこの俺、ビクトリーム博士だ!
え?なんで俺が実況なのかって?
こういうときに積極的に出ていかないと、死者スレで誰も書いてくれそうにないからだこの野郎ォォォォォ!!
だいたい、デビルシャリダムとかいう奴が出てきたせいで、先に酢飯細胞に感染した俺の印象が薄くなっとんのじゃぁぁぁぁ!
おまえら、脳内で俺の活躍までデビルシャリダムがやったことに改竄してねえだろうなあぁぁぁぁぁ!」
「ビクトリーム氏、個人的な愚痴はその辺に…。」

隣の席からビクトリーム博士をなだめるのは、名前の響きだけで何となく解説に選ばれた歩く頭脳戦である。

「おっと、いけねえ。それじゃあ、選手入場だ!
赤コーナー!カオスロワ所属!◆6/WWxs9O1sゥゥゥゥゥ!!」

「もってけ!セーラーふく」をBGMに、青年の姿を取った◆6/WWxs9O1sがリングインする。
セコンドをつとめるのは、「小さな愛の物語」で彼と交流のあった鬼軍曹である。

「青コーナー!アニロワ1st所属!意外な影丸ゥゥゥゥゥ!!」

「ハレ晴れユカイ(キョンver.)」をBGMにして、浮かない顔で入場してくるのは意外な影丸?だ。
セコンドはもちろん、ネクストコナンズヒント「蝶ネクタイ」である。

「ただいまより、書き手ロワ死者スレ空気王座決定戦を行います!」

両者のリングインを確認して、リングアナ兼レフェリーの康一君が宣言する。
ちなみに、彼がこの役割をやることになったのはたまたまである。決して今後の展開のためのネタフリではない。

「ルールは時間無制限・一本勝負。10カウントか明らかな戦闘不能で敗北となります。
なお、支給品の使用は禁止です。」

「あー、なんでこんなことに…。」
「どうした。せっかくの晴れ舞台なのに、元気ねえな。」

ルール説明を聞きながら憂鬱な表情を浮かべる影丸に、ネクスト(ryが語りかける。

「どこが晴れ舞台だよ、空気王座決定戦って…。俺は空気じゃないと何度言えば…。
というか、勝てるわけねえだろ!俺の能力、ただのキョンだよ?一般人の代名詞だよ?」
「安心しろ。死者スレ補正で、今のおまえはキバットなしでも杉田パワーが使える。
相沢祐一でも一旧さんでもアニメイトの杉田店員でも何でもありだ。」
「いや、全員戦闘力限りなくゼロに近いじゃねえか!キョンと変わらねえって!」

そんなこんなで杉田コンビが漫才を繰り広げている間に、無常にも試合開始のゴングは鳴った。

「ええっ、もう!?ちょっと待って、まだ何で行くか決めて…。」

影丸の懇願もむなしく、6/は一直線に突っ込む。

(影丸よ!ガチバトルならおまえに勝つことなど余裕!だがここはあえて、ギャグ展開で屈辱的におまえを倒す!
それが俺を差し置いて空気王を名乗った、おまえへの制裁だ!)

走りながら、6/は自らの能力でその姿を変えていく。やがて彼の姿は、「ジョジョ」の登場人物であるミキタカのものになった。

(は?なんでミキタカ?)

それを見て、影丸は困惑する。それも無理はない話だ。
ミキタカの能力「アース・ウインド・アンド・ファイアー」は、自分以外の物体に変身する能力。
変身能力を使って変身能力を持ったキャラに変身(ああ、ややこしい)など、何がしたいのかわからなくて当然だ。
しかし、この変身にはもちろん意味がある。ミキタカには出来て、6/には出来ないことが存在するのだ。
あまり知られていないが、「アース・ウインド・アンド・ファイアー」は自分の肉体を分離させ、それだけを変身させることが可能である。
つまり、「一時的に好きな道具を作れる」(ただし、複雑なメカニズムの物は不可能)能力でもあるのだ。
そして今回6/がその能力を利用して生み出したのは、数枚の写真だった。

(何だ、あれは…。何をする気だ?)

さらに混乱する影丸の前に、6/はそれをばらまく。

「ハルヒの盗撮写真@ニコロワだ!!」
「何ぃぃぃぃぃぃ!?」

空中に乱舞する、あられもない姿のハルヒの写真。
そんなもの見ている場合ではないと理解しつつも、影丸の中のキョンの因子が目を離すことを許さない。

「どうだ、このエロの目潰しは!勝った!死ねい!(もう死んでるけど)」

硬直した影丸の顔面に、膝蹴りを叩き込もうとする6/。だがその脚を、影丸ではない誰かの手が止める。

「えっ!?」

「あぁぁぁぁぁっとうぅぅぅーーーーっ!これはぁぁぁぁ!レフェリーまさかの乱入かぁ?」
「いえ、康一君ではありません。『本物』ですね。」

「こんなくだらん茶番で私のセリフをパロディにするとは…。ひどく気分が悪いな。」
「なっ…。DIOさま!?」

「なんとぉぉぉぉぉ!!ここでDIOの乱入だぁぁぁぁぁ!!」
「そういえばカレーの具になって死んでるから、死者スレにいたんですよね、あの人…。」

そういえば微妙にカレーくさいなー、と影丸は他人事のように思った。

「死ね、イエローモンキー!無駄無駄無駄無駄!!」
「ぎゃあああああ!!」

本家無駄無駄ラッシュを全身にくらい、6/はリングの外まで吹っ飛ぶ。その姿は、さながらボロ雑巾のようであった。

「6/、てめーの敗因はたったひとつだぜ…。たったひとつ、シンプルな理由だ…。
『てめーは時報属性を背負ってしまった』。」

6/の惨状を見ながら、康一君はクールに呟く。

「ここでゴングぅぅぅぅぅ!!勝者は意外な影丸?だぁぁぁぁ!!」
「え?いや、ちょっと待て!この場合、他者の乱入で無効試合なんじゃないのか?」

実況につっこむ影丸だが、ビクトリーム博士はものともしない。

「馬鹿野郎ぅぅぅぅぅ!!ロワじゃ他者が乱入してきたから負けました、なんて言い訳は通用しねえ!
最後に立ってた奴が勝者なんだよ!」
「いや、その理屈はおかしい。」

なおも食い下がる影丸だが、その肩をネクスト(ryが叩く。

「別にいいじゃねえか、勝ったんだから。これでおまえは、誰もが認める死者スレの空気王だ!」
「それが嫌なんだろうがー!だいたい俺、今回何もしてねえ!」
「何もしていないのにいつの間にか勝っている!まさに空気王にふさわしい勝ち方だな!」
「だから、空気って言うなー!」

意外な影丸?は憂鬱である。終わり。
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