熱血怪人対自動人形~特別ゲストお姉さま~


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鬱蒼と茂る森を一人の少女が走る。
緑のチャイナ服に身を包んだ女性、通称お姉さまは、信じられないと言った顔をしている。

「AAAAAAAAAAAAAAAAmmmmmmeeeeeeeeeennnnnnnッッッ!」

咆哮を上げながら襲い掛かるは法衣を身に纏った男、現代に甦った熱血怪人、通称怪人。

「冗談じゃ無いわよ! あんな化け物の相手を私にしろっていうの!? あんなのは超人だらけの漫画ロワやアニメロワの奴等が相手をするべきじゃないの!?」

二人の出会いは突然だった。互いに目的も無く彷徨っているいる所、偶然鉢合わせした。
目を合わせるやいなや、怪人は二本のバヨネットを振り回す。
それを間一髪でよけたお姉さまが隙を見て青龍偃月刀で胴は薙ぐ。
寸断とはいかずとも確かな手応えを感じたお姉様だが、彼女はその時、怪人が笑っているの見逃さなかった。
悪寒に襲われ数歩下がると目の前をバヨネットが通過した。
目の前には腹部の裂傷など気にも留めず、舌打ちをする怪人の姿。
そして彼女は目を疑った。怪人の腹部の傷、彼女の与えた傷が段々と修復していく。
にぃ、と笑った怪人を相手に今の自分では殺しきれない事を悟るとお姉様は即座に逃走を開始した。
そして現在に至る。
まだ捕らえられてはいない物の、その距離は確実に縮まっていく。
焦りを募らせる彼女に絶望が襲い掛かる。
夢中で逃げた先に広がる奈落。彼女はよりにもよって崖の方へと逃げてきてしまったのである。

「嘘……、こんな事って……」

ついていないってレベルじゃない、そんな事を考えていると、ジャリ、という音が背後から聞こえた。

「悪いな、だが俺はこんな所で終わる気はないんだ」

そう言うと怪人は手に持ったバヨネットを振り上げた。
お姉さまの脳裏に今までの人生が、ギャルゲロワでの書き手の日々が浮かんでは消えていく

(皆、ごめんね)
「Amen」

その一言と同時にバヨネットが振り下ろされ、恐怖によりお姉さまは目を瞑った。
その時、ビスッという音と共に怪人の足元の地面が爆ぜた。

「ぬ!!」

何事かと、怪人が振り返る。
森の暗がりから穴のあいた人差し指が姿を覗かせていた。

「!!」

悪寒を感じた怪人が右へと飛びのく。彼の法衣に小口径の穴が開いた。

「圧縮された空気弾、それにその手……! あんた、まさか……」

暗がりにいる人物に心当たりがあるのか、怪人が吼える。

「まったく、訳のわからんとこに飛ばされて、殺し合えって言われて、人が死んで、気がついたら自動人形になってて……。
何がどうなってるのかわからん!」

心底不機嫌だと言った様子で愚痴を吐きながら、暗闇にいた人物が姿を現す。
西欧の舞台劇からそのまま持ってきたような衣装を纏った青年がそこにいた。

「だが、今目の前で女の子が襲われそうになってるのを見捨てたら、書き手、いや、男じゃあないよなぁ」

不敵な笑顔を浮かべながら彼は五本の指それぞれと手のひらに穴が開いた手を怪人へと向けた。

「漫画ロワ最古の四人、パンタローネさんか」
「そういうあんたは怪人さんかい? まさか同郷のマーダーと出会うとは思わなかったよ」

月明かりの元、二人の漫画ロワ書き手が対峙する。

「あんたが相手でも容赦はしない、俺は何人殺そうと生きて帰る。必ずだ」
「心変わりする気は?」
「無い!」

改めてバヨネットを構える怪人に対して、パンタローネは悲しげに瞳を伏せた。

「そうか、なら」

パンタローネの目が開く、その目には決意の光を宿している。

「容赦はしない」

パンタローネの右手から圧縮された空気弾が無数に放たれる、目に見えぬ弾丸の雨を相手に心臓と頭だけを守りながらパンタローネに疾走、肉薄する。

「取った!」

バヨネットを勢いまかせにパンタローネの胴体に突きたてる。
いや、後少しで突きたてられた。

「俺の深緑の手はもう一本あるぞ」

左手から発せられた無数の空気弾が怪人の体を撃ち抜いた。
怪人は後方へと吹き飛んだ。

「ゴッ……ガハッ……!」
「こいつで終わりだ」

血を吐く怪人に対し、パンタローネは無慈悲に言い放つ。
その一言と共に左手で攻撃をしている最中、空気を充填していた右手から空気弾が発射
……されなかった。

「あら?」

そこでパンタローネは右手の空気残量が空気弾一発を撃つレベルまでも充填できていない事に気づいた。
そして、それを好機と見た怪人はボロボロの体で跳躍した。

「あ! 待て!」

しかし、怪人は既に夜の闇の中鬱蒼と茂る森の中へと消えていった。


【深夜】【B-2 森】
【お姉さま@ギャルゲロワ】
【装備:青龍偃月刀、チャイナ服】
【所持品:支給品一式、支給品一式(他ランダムアイテム不明)】
【状態:疲労中】
【思考・行動】
基本行動方針:殺し合いに乗ってる人間を止め全員での脱出
1:取り敢えず目の前の書き手とコンタクト。
2:戦う覚悟。

【パンタローネ@漫画ロワ】
【装備:無し】
【所持品:支給品一式、支給品一式(ランダムアイテム不明)】
【状態:健康、自動人形】
【思考・行動】
基本行動方針:殺し合いには乗らない、乗った人間には容赦しない
1:取り敢えず目の前の女の子とコンタクト
2:助けられる人はなるべく助ける。
※パンタローネの服を着ていますが顔は若いです。
※深緑の手の空気供給率が低下しています。
※深緑の手:手の平の穴から空気を吸収し、指から圧縮された空気で攻撃する技。原作では片手撃ち尽す→もう片手で撃ちながら、撃ちつくした手は空気供給で弾切れの心配が無かったりする。


【深夜】【B-3 森】
【蘇った現代の熱血怪人@漫画ロワ】
【装備:バヨネット×2】
【所持品:支給品一式】
【状態:全身に無数の穴、自己回復中】
【思考・行動】
1:優勝して帰る。迷いは無い
2:とりあえず傷を癒す
※イスカリオテの制服@ヘルシングに身を包んでいます。顔や髪型までアンデルセンではありません


022:拡声器の呪い? 何だそりゃ、喰えんのか? 投下順に読む 024:常識人のなく頃に~手違い編
022:拡声器の呪い? 何だそりゃ、喰えんのか? 時系列順に読む 024:常識人のなく頃に~手違い編
001:お姉さまの珍道中? お姉さま 068:逝っちゃった神
パンタローネ 068:逝っちゃった神
006:そうあれかしと叫んで斬れば 蘇った現代の熱血怪人 030:再生怪人



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