残酷な天使の紅茶


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「ねぇ、あなた、なにをそんなに落ち込んでるのよ」
 黒いゴスロリ服に銀の羽と言う出で立ちのどう見ても悪魔な自称天使が、体育座りの猫子頭の鬼軍曹の顔を覗き込む。
「いろいろあってな。少し考えたいんだ」
「なるほど、若きウェルテルの悩みってやつねー」
 自称天使ことコロンビーヌが、何か解ったように首をしきりに振る。
「それなら、私が解決できるわ」
 どー考えても期待出来ないが、鬼軍曹は特に止めなかった。何を言われるにしても、気が紛れるくらいの効果はあるだろう。
 黙って次の出方を待った鬼軍曹に、コロンビーヌは小さな箱を手渡した。
「はい」
「……なんだ?」
「開けて見なさいよ」
 困惑した鬼軍曹の問いには、やや突き放すような答えが返って来る。鬼軍曹は素直にリボンを解き、包装紙を外した。
「チョコレート……これを、なぜ俺に?」
「今日はバレンタインデーだもの」
 眉をひそめて自分を見つめる鬼軍曹に、少女は満面の笑顔を作った。ちなみにこれはギャグ将軍のコーヒーセットから、すごく食べたいと言う理由で分けてもらったものである。もちろん、断ってはいない。
 そんな事情を全く感じさせない表情で、コロンビーヌは続けた。
「義理でも、貰わないよりマシでしょ?」
 ぶっちゃけ一言多いのだが、むしろその方が緊張しなくていい。鬼軍曹は言葉少なのままチョコレートを一つつまんで口に運んだ。コロンビーヌは満足したかのように笑顔を浮かべて荷物からティーセット一式を引っ張り出した。

 そして数刻。
 二人はビルの屋上でのんびりとティータイムを満喫していた。積極的にお茶を飲みたいコロンビーヌと、他に何をしていいか迷っている鬼軍曹の利害が一致した、といったところだ。
 肩肘をつき、銀のスプーンでカップをかき混ぜていたコロンビーヌがふと顔を上げる。
「あ、ほら、流れ星」
 彼女は冬の青空に線を引いて流れるエンジェルアームを指差した。
「願い事をしなくちゃね」
「願い事、か……」
 鬼軍曹は、再び考え込む。
 自分がもし書き手なら、何を望むべきだろう。あるいは自分がもし書き手でないならーーーー何を願えば良いのだろう。
 コロンビーヌはチョコレートの箱を取り上げると、それを空に向けて放り投げた。
「何してる」
「願い事よ。このチョコレートが、読み手の皆の所に届きますように、って」
 振り返って微笑む彼女のブロンドが陽の光に揺れて、一瞬本物の天使のように映る。
 鬼軍曹が息をのむ前で、コロンビーヌは再び空を仰いで手を振った。
「消費期限切れてるけど気にしないでねぇ~!」
 やはり、一言多い。

【午前以降】【E-6】
【コロンビーヌ@漫画ロワ】
【状態】:健康
【装備】:ゾナハ蟲@からくりサーカス、腕時計型麻酔銃(残弾1/1)@漫画ロワ
【道具】:支給品一式、ティーセット一式、麻酔銃の予備針×4 、変化の杖、
     焦ったドラえもん・うっかり侍・孤高の黒き書き手の服
【思考】
基本:恋愛がしたい。
1:とりあえず鬼軍曹とティータイムを満喫。
2:新生クライシス帝国民と再会したい(?)。
※容姿はコロンビーヌ(ロリ)@からくりサーカスです。
※ギャグ将軍にシンパシーを感じています。
※影の繋ぎ手・仮面ライダー書き手に紅茶を入れてあげたいそうです。


【猫子頭の鬼軍曹@アニロワ1st】
【装備:対戦車地雷(17/20)】
【所持品:支給品一式、ボン太くんスーツ@スパロワ(大破)】
【状態:疲労、右肩負傷、湧き上がる疑問】
【思考・行動】
基本:殺し合いには乗らずに読み手を倒す。
1:一言多いが、いい奴だな。
2:自分自身への疑問が止まらない。
3:アニロワ1st書き手達との合流。
4:危険視しているコ・ホンブック(◆5VEHREaaO2)の殺害。
5:お姉さまをお仕置きする。
※ボン太くんスーツはゴルドスマッシュの防御に使用したおかげで大破。一部パーツが散乱しています。
※自分の姿、関連グッズや能力の皆無っぷりをふり返り、疑問が浮かびました。

※どれほどの時間ティータイムを満喫していたかは、次の方にお任せします。

175:これが過疎の力だ! 投下順に読む 177:自重の意味を知るRPG
175:これが過疎の力だ! 時系列順に読む 177:自重の意味を知るRPG
159:愛する者たちの為の書き手 コロンビーヌ 204:我輩は――……
159:愛する者たちの為の書き手 猫子頭の鬼軍曹 204:我輩は――……
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