「そんな……空気の人、>>1からの2号氏……AAAロワの四番打者までが、この短期間でっ……!」
自分が生き残っているんだ。
大黒柱や空気の読める彼らまでが早々に退場してしまうなんて有り得ない。
呆然と、たっぷり二時間は衝撃を受けたままだった。
邪教の館にへたれこみ、転もまた仲間を失った衝撃に打ち震えていた。
「はっ……こりゃあ、いい。こりゃ、いいじゃねえか……」
訂正、むしろ歓喜に震えているのかも知れない。
「えーと……」
とりあえずその思考がよく分からない。大人しそうな彼が突然、覚醒……?
放送はもうとっくに終わっている。
二人とも同じロワ内の仲間が多く命を落としたというのに、片やニヤニヤと。片や困惑しているご様子。
スパロワの書き手だった転は、放送を聞いてこう思った。
また、あの時と同じだ、と。
過疎していくスパロワ。そして打開するべく書き手として登場した、あのときと。
また、仲間の書き手がいなくなる。つまり再び過疎の原因が出来上がっていくということだ。
ニヤニヤと、転――――否、天は笑う。
こうなればもう一度、自分が頑張るべきだ。うざいクズは殺す? 結構。だが、この原因を作った主催者は許さない。
「今の俺には過疎の力がある。これが、天の力ってやつだ。これで、主催者をぶっ潰す」
「……えーと、じゃあ改めてよろしく?」
「おい、てめえ。うざいクズじゃねえよな? そうだと言え、そうだと決まった。頷くだけでいい」
性格も何もかも変わってて怖いんですけどー!? ってな叫びは心の中で。
ここでそんなこと叫んだりして、口論になったりしたら怖い。MJ氏も十分に空気が読める男である。
「まあ、いい……てめえら、ついてきやがれ。チンカス君でも物の役には立つだろ」
「すごい言われよう……と言いますか、怖いのです」
「まあ、対主催であるって言うなら……ついていくけど。ところで過疎の力って、どんな力なんですか?」
MJ氏の問いかけに、待ってましたと転は口元を歪める。
両手を広げ、宣言するかのように。
まるで新世界の神のようなポーズのまま、堂々と転は言い切った。
「次回に続くっ!!」
MJ氏とクマのプー太氏の両者が一斉にすっ転んだ。
それはあんまりなキラーパスで嫌がられるぞー、とは言わない。言えない。
何度でも言おう。MJ氏はきっと空気の読める男である。
【午前】【H-5 邪教の館前】
【◆MJv.H0/MJQ@AAAロワ】
【状態】地味に健康
【装備】チェーンソー@サガ1、えいゆうのたて@FF6
【所持品】支給品一式
【思考・行動】
1・目立つ!
2・あれ?持ち物に存在感負けてね?
3・ああ……また、目立ちそうなキャラ付けをされた人が……
【備考】ルックスは地味な好青年風ですが、地味なため比較できるキャラがいません
※えいゆうのたてには×10アルテマ、つまり通算で10話以上所持しているとアルテマが
習得できます。魔力っぽいステータスや、触媒があれば使用可能です。
【午前】【H-5 邪教の館前】
【転@スパロワ】
【装備:不明】
【所持品:支給品一式、転ばし屋、ビッグモス@ビーストウォーズ、クマのプー太氏、ほか未確認】
【状態:健康】人格反転中
【思考・行動】主催者をぶっ潰し、うざいクズは殺す
1:消えうせろ……天の力の前になあっ!!
2:MJ氏を引き連れて、強力な仲間を捜す
【備考】
※容姿は秋津マサト及び木原マサキ
※転ばし屋はトリップ名でしか動きません
※過疎の力については次回の書き手氏にお任せします。キラーパス? 何のことで(ry
最終更新:2008年04月06日 13:44